本は赤線を引きながら読みます
井上ひさしさんの「本の運命」を読んでから、その真似をして赤線を引きながら本を読んでいます。
井上ひさしさんの本の読み方は凄くて、凧糸を数本もシオリに使い、気になったところには赤線を引き、大事だと思ったところはノートに書き抜いて「書き抜き帳」を作り、最後には自分専用の索引を作るのだそうです。
ここまでは出来ませんが、「ここは大事と思ったところに赤線を引く」というのを真似することから始まりました。そのうちに接続詞を赤丸で囲んで文の関係を確認したり、大事な言葉は余白に書き出したり、図を描いたりするようにもなりました。本の一番前の余白には大事な言葉とそれが書いてあるページも記入します。
この読み方の良いところは、どこまで読んだかすぐ分かること。パラパラながめると本の内容がだいたい分かるようにもなり、理解も深くなったように感じます。
最初は蛍光色マーカを使いましたが、キャップが外れてしまったりして使えなくなったり、何より文字を書き込めないのが不便です。
カラーのボールペンなら、赤・青・緑に色分けも出来て見やすくなります。4色ボールペンはすっかり必需品になりました。
ボールペンはどれがいい?
最初はコンビニで見つけた透明なトンボのプラスチックの4色ボールペンを使いました。4色ボールペンには困ったことがあります。それは赤だけが早くなくなってしまうのです。2本、3本と赤のない4色ボールペンがたまってしまいます。替え芯はあるのですが、本体が安いからか置いてある店は少ないようです。
それで、コンビニではなく市川駅直結のシャポー市川にある書籍・文具の「有隣堂」へ。ここにはかなりのボールペンがあります。
珍しいのではパイロットのこすると消えるボールペン。なぜこすると消えるのかと言うと、こすると熱が発生してインキが高温(65℃前後)になると消え、マイナス10℃復活するらしいです。
それから、良さそうなの三菱のジェットストリーム。このボールペン、油性なのですが今までのようにねっとりした感じがなく、スラスラと書き心地が良いのです。(【開発ヒストリー】油性なのになめらか ボールペンの常識覆す「ジェットストリーム」)
本の書き込みを消したいと思ったことはないので、ジェットストリームを使うことにしました。黒・青・緑・赤の4色にシャープペン。定価1000円ですから重大な決断でもありません。
三菱鉛筆 多機能ペン ジェットストリーム 4&1 ネイビー MSXE510005.9
- 出版社/メーカー: 三菱鉛筆
- メディア: オフィス用品
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本の書き込みには0.7mmと0.5mmのどちらが良いか
今までに3本の0.7mmのジェットストリームを購入。うち1本は紛失。もう1本はシャープペンを使っているときに落下して、シャープペンの芯が出て来なくなってしまいました。シャープペンの先を見ると詰まっています。ペン先から落ちて強く打ったしまったようです。
赤インクの替芯を15本、青と緑は3本くらい使っています。黒はほとんど使いません。
スラスラとした書き味には十分満足しています。
NHKの「プロジェクトX〜挑戦者たち〜」のような開発秘話を見つけましたので貼り付けておきますね。
最近、0.5mmのジェットストリームがあることを知って試験的に購入しました。
0.7mmの芯のものとどう違うか特徴を書いてみます。
- 書き味は0.7mmの方がスラスラ感があって柔らかい感じがします。それに対して0.5mmは硬い感じがします。
- 書いた文字は0.7mmは文字が太いだけでなくスラスラ感のためか、どうしても崩して書く度合が高くなります。0.5mmで書いた文字は見やすいですね。
どちらが良いか・・・きっと、0.6mmがあればな満足すると思います(笑)!
本に線を引きながら読んでみてください。今までとは違った読書が味わえると思います。
- この本を発注しました。 青は「(客観的に)まあ大事」、赤は「(客観的に)スゴク大事」、緑は「(主観的に)おもしろい」という区別だそうです。
- 組み合わせ自由な10本セットの0.5mm 替芯。まだ発注したことありません。赤/5・青/3・緑/2くらいで発注してみましょうか。
- 組み合わせ自由な10本セットの0.7mm 替芯。
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