シロッコの青空ぶろぐ

高卒シニアが低学歴コンプレックス脱出のため、放送大学の人間と文化コースで学んでいます。通信制大学で学ぼうとする人を応援したい。学んで成功する人が増えれば、私のやる気も燃えるはず。

RAID 1は大切なデータを守ってくれたが、交換する非AFTのHDDが高価だった

目次

PCが起動しない

夕べ、PCが起動しなくなりました。

最初は起動画面が表示され、ログインが出来ました。しかし、画面が真っ暗になったまま何の反応もありません。

HDDのアクセスランプを観察すると、チカチカとしてしばらく何の反応もなく、かなり時間が経過してチカチカとその繰り返し。Windowsのアップデートに手間取っているのかとも思いましたが、そうでもなさそうです。あきらめて電源ボタンを長押しして電源断。

再度、電源を投入するとHDDのアクセスランプが転倒したままで、何の反応もありません。電源ボタンを長押しして電源断。

うむ。RAID構成になっているHDDを確認してみることにします。

EPSON Endeavor Pro5000はメンテナンスが非常に簡単です。特徴1 - メンテナンスが非常に簡単)前面の取ってを引くとパカリとHDDを収納しているケースが開きます。

  • HDDを一台引き抜き。一台だけで起動してみました。すると、時間はかかりましたが正常に起動できました。
  • HDDを交換して別のHDDで起動してみます。何処に刺してもNGです。Windowsが起動ドライブがないといいます。

RAID構成になっているHDDの1台が壊れたようです。

f:id:sirocco:20160301044521p:plain

RAID 用のHDDはどれを購入すればよいのか

1TBのHDDを2台使ってRAID1を構成しています。その1台が壊れたのでHDDを交換すればOK。

「ポート:0」も「ポート:1」もSEAGATEの1TBを使用していましたが、交換するHDDは「ポート:0」の容量より同じか、大きければ問題ないはずです。

値段も手ごろなことからSEAGATE の「ST1000DM003/EWN 」を購入することにします。

HDDのセクター数を比較する

新しいHDDが今のよりもセクター数少なくては「ポート:0」のHDDをコピーできません。
同じSEAGATEのHDDです。同じ1TBならセクター数は同じなのではないかと安易に考えていました。念のためチェックしてみます。

  • 新:ST1000DM003 1TB
    トータルセクター:1,953,525,168
    1セクターのバイト数:4096

以前は1セクターのバイト数は512バイトでしたが、新しいHDDにはAdvanced Format Technology が用いられ、セクタサイズが今までの 512バイトから 4096バイトに変わった新しいタイプのハードディスクです。

それでは「ポート:0」に刺さっている古いHDDの1セクターのバイト数はいくつなのか。データを見つけました。

RAIDはセクター単位で読み書きをしますから、1セクターのバイト数が違えばRAID1として動作はできないはず。ST1000DM003をキャンセルして、1セクターのバイト数が 512バイトのHDDをさがすことにしました。

非AFTのHDDは高価だ

AFT(Advanced Format Technology)と非AFTのハードディスクについてはこちらにも解説があります。

ST31000524AS:価格: ¥ 19,800 

ポート:0に 刺さっているHDDです。最初のカスタマーレビューがひかります。

ST31000524ASは7200.12世代で512byte/sector。新しい7200.14世代のST1000DM003は4096byte/sector。古いPCを持っている型は非AFT HDDであるこの製品を購入すべき。

 でも高い!

日立 HGST HDS721010CLA332は 26,980円もする。 

日立 HGST 3.5インチHDD(SerialATA)/容量1.0TB/回転数:7200rpm/キャッシュ:32MB HDS721010CLA332

日立 HGST 3.5インチHDD(SerialATA)/容量1.0TB/回転数:7200rpm/キャッシュ:32MB HDS721010CLA332

 

Western Digital も探しましたが高い・・・Orz 

www.amazon.co.jp

Seagate の ST31000524AS:価格: ¥ 19,800を発注しました。新しいのなら7,000円弱なのに高いですね。

まとめ

RAID構成しているHDDが壊れました。

交換用のHDDを調べたところ、使用していたHDDはセクターのサイズが512バイト。古いタイプの非AFTでした。

今はセクターのサイズが4096バイトのAFTがほとんど。非AFTのHDDはとても高価ですが、発注しました。

おまけ

以下のリンクにジオメトリなどHDDについての解説があります。

2016/03/02 「AFT」と「非AFT」のハードディスクの機種一覧があります。HDDを交換するときは、「AFT」なのか「非AFT」なのかを確認して交換すればよいでしょう。

2016/03/02 同じ状況の人を見つけました。

今になって安いのみつけました・・・Orz

2019/09/05追記 RAID1のHDDを非AFTからAFT仕様に交換出来る

AFTのHDDでもOKだったそうです。論理セクターがあって、そのサイズが同じ512バイトだから行けたのではないかということです。

twinleaves.hateblo.jp