シロッコの青空ぶろぐ

高卒シニアが低学歴コンプレックス脱出のため、放送大学の人間と文化コースで学んでいます。通信制大学で学ぼうとする人を応援したい。学んで成功する人が増えれば、私のやる気も燃えるはず。

スリランカのTVは半分以上が英語で放送されている。日本もいつかそうなるの?・スリランカの旅(3)

目次

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ダンブッラの石窟寺院

寺院の入り口で靴を脱いであずけ、靴下で歩きます。帽子をかぶってはいけません。短パンもダメです。寺院は全部そうでした。

スリランカのTVは半分以上が英語で放送されている

今回は世界遺産を観光する旅。それぞれの世界遺産が遠いことから、車で移動している時間が長く、ガイドさんからいろんな話を聞きました。

スリランカはどんな国か。

  • 面積は北海道より少し小さい程度。人口は約2千万人。イギリスの植民地だったことから、60%の人が英語を話すそうです。
    TVのチャンネルは25くらいあり、半分以上が英語で放送されています。

シンハラ語とタミル語は国語にして公用語であり、連結語として英語も憲法上認められている。日常的にはほとんどの国民がそれぞれの民族語(シンハラ人はシンハラ語、タミル人はタミル語)を使っている。この他にバーガー人やユーラシアンと呼ばれる英語を母語にする人が国民の一割いる。(Wikipedia「スリランカ:言語」)

日本では中学、高校と英語を学習します。しかし、ほとんどの人が英語を話せず、英語力はアジアの中でも低い方だと嘆く記事を見かけます。私のことですね。

小さい国の人たちは英語力が強い。技術本は翻訳しても売れる部数は限られていますから、母語で読める本は少ないでしょう。英語でしか入手できない情報は、自分で英語力を高め、英語で学ぶしかありません。小さい国の人は英語に強くなるしかないのです。

スリランカでは幼稚園のときから英語を学びます。ガイドのルワンさんは、このままではシンハラ語がなくなり、スリランカの文化がなくなってしまうと心配していました。

私が若いときには、100年もしたら日本語はなくなるんじゃないかと思っていました。そう簡単に日本語はなくなりそうにないですが、グローバリゼーションで文化が単一化し、いつかは消えていく運命にあるのだと思います。 

野球はなくてクリケット

TVでクリケットの試合が放送されていました。大きなスタジアムに満員の観客。ユニホームはかなり派手です。打者はアイスホッケーのような防具つけプレーしていました。

野球で言うピッチャーのような人が走って思いっきりボールを投げます。ワンバウンドしたり・・・。それを防具をつけた打者が打ちます。クリケットにもホームランがあって、「バイ、バイ、ボール」とか言っていたようですが、さよならホームランだった?(分かっていないテキトウな解説です)

ガイドさんにクリケットの話をしましたら、「スリランカはワールドカップで優勝したことがある」と自慢していました。

これですね。

教育は大学まで無料

ガイドさんが「スリランカは病院、教育は大学まで無料」と話してました。

「社会主義なんですか」と聞きますと、社会主義と資本主義の中間だと言います。

国名を調べると「スリランカ民主社会主義共和国」。なるほど、中間です。

大学まで無料なのはいいのですが、狭き門で大学まで進めるのは2.5%程度だそうです。

 

スリランカ最終日。ガイドさんが「今日はデモがあるんです」と言います。

政府は授業料が必要な大学をつくるのを許可することになったのですが、その制度に反対する人たちがいるのです。

なぜ、反対なのか?

俺たちは必死に勉強して難関を突破したんだ。それをお金持ちが入れる大学というのはおかしい。無料の大学を卒業したエリートの主張はそんなことらしいです。

ふーむ。自分の確保した利権に入り込むなということでしょうか?

無料のまま大学入学者を増やせればいいのでしょうが・・・。

ダンブッラの石窟寺院

スリランカに行って感じたことはまた別に紹介することします。

シギリヤの次に寄ったのは「ダンブッラの石窟寺院」です。

舗装された道路を外れ、細い道を登ったところがここ。車はここまで。

ゲートは閉まったままで、その左を通って入ります。

「いつもそうなんですか?」

「はい、そうです」

変なの。

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下の写真はこのゲートからかなり歩いて登ったところ。

帰りの空港で一緒になったシギリアロックに登らなかった人たちは、ここも登らなかったそうです。うーむ。「リゾート地に行けばよかったじゃないですか」とはなしました。

遠くにシギリアロックが見えます。こんなところに宮殿を作ったんですね。

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石窟寺院内部の涅槃仏

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こんな仏像がいっぱいありました。

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そのあと寄ったスパイスガーデンで見かけた果物 

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途中で見かけた寺院

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現地ガイドさんと旅をする魅力

今回は最初から最後まで、ガイドさん、運転手さん、それに私の三人の旅。ですから、話をたっぷり聞くことが出来ました。私も、自分の住んでいる場所、仕事の話、糖質制限をしていること、ブログの話などいろんな話をしました。糖質制限は、「ご飯を食べないのですか?」と不思議そうに聞いてました。

日本から添乗員が一緒にいくツアーに参加したこともあります。でも、それは観光地を見てくるだけの旅行でした。現地ガイドも日本人だとそれが極端になってしまいます。

現地ガイドさんにたっぷり話を聞きながら旅が出来て、よい時間を過ごすことができました。

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