目次
- 小豆島は醤油の島だった
- 小豆島は焼杉の外壁が多い
- 小豆島つくだ煮の駅 「瀬戸よ志」
- 内海八幡神社
- 家庭的な味付けの「食堂マリン」
- ロープウェイで登った「寒霞渓」
- オリーブ公園
- オリーブビーチ
- サービスのあわび
小豆島は醤油の島だった
ひげっぱさんに、最初に案内してもらったのは「金両醤油」。「あずきベーカリー」から歩いて5分もかからないところです。
小豆島は醤油屋さんが多く、香川県の醤油生産量は全国5位、その半分近くが小豆島にあるだそうですから、醤油密度がハンパではないのです。
私が住んだことのある福島、東京、千葉では、キッコーマン、ヤマサ、ヒゲタ醤油くらいしか見たことがありません。それもそのはず、大手5社だけで醤油シェアの半数以上を占めているのです。
(参考「職人醤油:大手メーカー シェア」)
ひげっぱさんのご主人の話によりますと、小豆島にもスーパーにキッコーマンなどはあるらしいですが、みなさんが使うのは小豆島の醤油だということです。
帰るときに金両醤油の若旦那にお会いしました。最終日にレンタカーを返すときにガソリンスタンドで給油をお願いしましたら、「金両」さんの経営するガソリンスタンドだったのです。
「ほとんど走らなくていくらも入らないと思いますが、満タンでお願いします」
若旦那は顔を覚えていたようで、「帰るんですか?」と声をかけ、200円丁度になるように給油してくれました。
小豆島は焼杉の外壁が多い
小豆島でよく目につくのは、時代劇に出てきそうな黒い板の建物です。
黒い板は焼杉です。
私が焼杉を知ったのは、テレビ番組「ザ!鉄腕!DASH!!」でした。
DASH島で板を使って水路を作るを作るのですが、板の耐久性が問題になり、その打開策のために焼杉を作っていました。杉板を焼いて表面を炭にして、耐久性を高めるんです。(2015年12月6日 放送内容 DASH島 無人島を開拓できるか!?)
小豆島は観光の町。景観は大きな財産になります。
小豆島つくだ煮の駅 「瀬戸よ志」
「あずきベーカリー」から歩いて5分もかからないところです。
「小豆島 - Wikipedia」の産業を見ると、観光、醤油、佃煮、そうめん等があります。
周りに海があって魚がとれる。それに、醤油の産地ですから「佃煮」。そんな具合で名産品になったのでしょう。
内海八幡神社
レンタカーで出かけたのはこの内海八幡神社だけ。それでも「あずきベーカリー」から1キロもありません。
家庭的な味付けの「食堂マリン」
旦那さんは午前中で仕込みが終了。午後からはボコボコの錆びた(ように塗装した)ルノー・カングーで案内していただきました。
昼食は池田港近くの「食堂マリン」。
写真を撮影するのをわすれました。インスタグラムに投稿された写真はこちら。
食堂というよりも、おばあちゃんの家で食べたご馳走という感じ。
煮物の味が独特です。関東の味とは、まるっきり味が違うのです。昔食べたことがあるような気もします。きっと、これは醤油が違うからなのでしょう。甘いようなコクがある味です。
ロープウェイで登った「寒霞渓」
展望台からの眺め。海の手前に広がるのが草壁港。その奥に島が並んでいるように見える半島の先端あたりに「岬の分教場(田浦分校)」があります。「二十四の瞳」の舞台となった場所ですね。その先が「二十四の瞳映画村」です。
「二十四の瞳」は覚えてシーンがあります。いたずらをして大石先生が怪我をしてしまい、その先生を子どもたちが訪ね、大石先生が涙を流す。そんなエピソードでした。
Wikipediaで「壺井栄」を見ると、人生は出会いなんだなぁとつくづく思います。
壺井栄は、小豆島の醤油樽職人の娘として生まれ、郵便局、役場に勤めていました。詩人の壺井繁治と結婚して上京。夫の文士活動の影響から林芙美子、平林たい子、佐多稲子、宮本百合子らと親交を持つようになり、周囲の見様見真似で小説を書くようになります。もし詩人と結婚していなかったらば、ずっと小豆島に住み続けて小説は書かなかったのでしょう。人の一生は不思議な物語です。
ここでかわら投げをして遊びました。昔もここで投げたような記憶があります。
オリーブ公園
オリーブビーチ
砂浜と海の堺の線を延長させたところにある白い建物が、私たちの宿泊した「ベイリゾートホテル小豆島」です。
サービスのあわび
食事は海鮮料理の多いバイキング。二日目の夕食には「連泊なので特別サービスです」とアワビが出てきました。
連泊おすすめです。