シロッコ手習鑑

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シロッコ手習鑑

高卒シニアなのに臨床心理士になりたいと思い立って放送大学生になりました。

ニコンのフルサイズ一眼レフは高級機ほど画素数が少ない・たくきよしみつさんの「デジカメに1000万画素はいらない」

目次

デジカメに1000万画素はいらない (講談社現代新書)

デジカメに1000万画素はいらない (講談社現代新書)

 

追記:はてなブックマークを見ない人のために

思い切って間違えていました。

  •  id:watermaze さんより。
    D4が値段が高いのは生産が終了して在庫限りになっているからで、D4の方がD5より値段が高いから最高級品というわけではないですよ。
  • id:trashcan さんより
    縦グリ付きは高級機というか報道機だから連写や転送のため画素数抑えてる。趣味用途なら画素数は多い方がいい。「デジカメに1000万画素はいらない」と「ガバサク流デジタルカメラ談義」って今となっては古い。
  • id:photordinary さんより
    間違い。D5は動体撮影目的の物でD810より画素が少ないのは連射時転送速度問題と高速シャッターの高感度ノイズを減らすため。低感度三脚有は高画素D810が美。動体撮影は高コストだが静物撮影が格下ということではない。

勉強になります。

福島県川内村に住んでいた「たくきよしみつ」さん

福島に原発が爆発したときに全村非難したことから全国に有名になった川内村があります。この村は山奥の小さな自然に恵まれた村であることから、いろんな人が移住したいました。最初に川内村に移住した人人を知ったのは「自然山通信」というオートバイのトライアル雑誌を作ったり、トライアルの講習会を開いたりしている西巻裕さん。

西巻さんのツイターやブログを読んでいて、川内村にはいろんな人が移住しているのが分かりました。その一人がたくきよしみつさんです。

たくきよしみつさんを知ったのは、WEB論座でした。原発が爆発したときに書いた「過疎の村・川内村が全村でとった行動」を西巻さんに教えてもらったのです。
その後、たくきさんの「裸のフクシマ」、「デジカメに1000万画素はいらない」、「日本のルールは間違いだらけ」を読みました。

たくきさんは音楽家であり、作家。狛犬の研究もしていて、カメラにも詳しいという多才な方で、ネットには多くの文書があります。

デジカメについてならこれ。

「デジカメに1000万画素はいらない」という著作もあります。

2012年4月にトルコに行ったときにカメラが壊れ、新しいカメラを買う必要がありました。そのとき、ソニーのNEX-5に決めたのですが、機種を決めるのに参考したのが「デジカメに1000万画素はいらない」と「ガバサク流デジタルカメラ談義」でした。

デジカメの性能は撮像素子の大きさが重要

カシオのQV-10から始まって、NEX-5が6台目のデジカメです。NEX-5を購入しようとしてた当時はデジカメについての知識が貧弱でした。撮影感度のISOが大きいと暗さに強い。画素が多い方が細部まで表現できる。知っているのはこの程度でした。

  • デジタルカメラの撮像素子(CCD、CMOS)サイズ比較

    フィルムカメラにおいても、フィルム1コマあたりの面積が大きければ受け取る光の情報量が増え、画質は上がります。プロが「大判」や「中判」と呼ばれる大型のカメラを使っていたのはそうした理由からです。
    デジタルカメラの撮像素子(CCDやCMOSなどのセンサー。銀塩カメラのフィルムに相当する部品)もまったく同じです。

撮像素子の面積を分かりやすく比較してあるこの記事はカメラを選ぶのにとても参考になりました。

それから、デジカメの世界ではOEMがたくさん行われていて、ソニーの映像素子が多くのメーカで使われているのも知りました。

「デジカメに1000万画素はいらない」という根拠

 

たくきさんは「デジカメに1000万画素はいらない」と言います。

その理由のひつつが、素人は大きなポスターを印刷するでもなく、PCのモニタで見る程度だから、そんなに多くの画素を必要としないということです。

「1280 x 1024」のモニタだとすると130万画素しかありません。それが、3700万画素もあるカメラで撮影した写真は一部分しか表示できませんから、ブログなどにアップするときはソフトを使ってファイルを縮小しなければなりません。そうすると、画質が劣化します。

もうひとつの理由は、ひとつの画素の面積が大きいほど画素に受ける光の量が多くなるというメリットです。
アマゾン「Nikon デジタル一眼レフカメラ D4 ボディー D4」の「製品の特徴」に次のような文章があります。

新開発ニコンFXフォーマットCMOSセンサー。
高い解像感と優れた高感度性能の両立を目指し、綿密なシミュレーションを重ねて高度なバランスを実現した、ニコンFXフォーマットCMOSセンサー(36.0×23.9 mm)、有効画素数16.2メガピクセルという仕様。ゆとりのある画素ピッチ(7.3μm)と高い開口率が得られる設計で、個々の画素が常に光を最大限に集めて豊富な情報を取り込みます。

ゆとりのある画素ピッチ(7.3μm)」。これが美しい画像を生み出すのですね。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D4 ボディー D4

Nikon デジタル一眼レフカメラ D4 ボディー D4

 

価格コムのニコン高級機の画素を比較してみた

たくきさんのWebにニコンの高級機は画素が少ないという記述がありましたので、価格コムで調べてみました。

条件を「ニコン」、「一眼レフ」、「フルサイズ」、「付属レンズなし」で絞った一覧から、最安価格、画素数を拾ってみます。

価格コム:「ニコン・付属レンズ:無(本体のみ) 」調べ(2017/01//15)

  • D4 ボディ
    最安価格:666,576円 画素数:1660万画素(総)/1620万画素(有効)
  • D5 CF-Type ボディ
    最安価格:597,895円 画素数:2133万画素(総)/2082万画素(有効)
  • D810 ボディ
    最安価格:238,800円 画素数:3709万画素(総)/3635万画素(有効)
  • Df ボディ
    最安価格:181,800円 画素数:1661万画素(総)/1625万画素(有効)
  • D750 ボディ
    最安価格:162,000円 画素数:2493万画素(総)/2432万画素(有効)
  • D610 ボディ
    最安価格:119,800円 画素数:2466万画素(総)/2426万画素(有効)

値段の順序に並べてみました。

「Df ボディ」は異色ですね。価格コムのレビューを見ると、「オールドファンは涙モノのカメラです」というのがあり、昔の「F2」というカメラのレンズが使えるカメラのようです。

さて、特別の「Df ボディ」を無視して、画素を比較してみると、安いほうから3709万画素になり、最高級機は1660万画素。一番画素数の多い機種の半分以下です。3709万画素のカメラを使うのは大きなポスターにする必要がある人が使うのでしょうか。

画素が多ければ良いとは限らないというのが分かりました。

まとめ

現在、デジカメはソニーのNEX-5を使っています。購入するとき、機種を決めるのに参考したのが「デジカメに1000万画素はいらない」と「ガバサク流デジタルカメラ談義」でした。
そこで知ったのが デジカメの性能は撮像素子の大きさが重要であることと、画素が多ければ良いというものではないということ。

今回は、ニコンのフルサイズ一眼レフは高級機ほど画素数が少ないというのを実際に調べてみました。

たくきよしみつさんの「デジカメに1000万画素はいらない」は今では古い情報もあるかも知れませんがいい本だと思います。

話は戻って、私がソニーのNEX-5を選んだもうひとつの理由があります。それはデジカメは電子機器だということ。もうカメラは今までの精密機器とは違うものになったと私は考えています。ソニーはTV局で使うテレビカメラなどビデオカメラを作る長年の技術の蓄積があるはず。それがNEX-5に決めた理由でした。