居酒屋さんで最初に頼む「もつ煮込み」
居酒屋さんで最初に頼むメニューは何ですか?
もつ煮込みがあったら、それを最初に頼みますね。なんでかというと、まず、出てくるのが速い。もつ煮込みを作るには時間がかかりますから、先に作っておいて鍋から器によそうだけ。速いのも当然です。
でも、家で作ると居酒屋さんのようにはいきません。
「もつ煮込み」で画像検索してみてください。
上の写真のように柔らかそうな写真は、ほとんどありません。
なぜ、そんなに柔らかく出来るのか、スロークッカーで6時間コトコト煮込んで作ったからです。
この写真のもつを見てください。こんなに色が変わって、あのしんなりゴムのようなもつが煮崩れそうに柔らかくなっているのが分かります。
スロークッカーだと超簡単
私は煮物が得意ではありません。手持ちの料理に関するノウハウ少ないからなんでしょう、私が作る料理と言えば、野菜や肉を炒めるものやチャーハンのような時間のかからないものがほとんどでした。それが、スロークッカーだと煮込み料理が簡単に出来てしまうのです。
スロークッカーのメリットをまとめてみます。
- 材料を入れるだけで簡単に調理できる。
- 火を使わないから安全。
- 火加減の調整もなし。
- タイマーで調理時間をセットするからほったらかしでOK。
- 長時間コトコト煮込めば柔らかくなる(魚の骨まで食べられる)。
スロークッカー「煮込み名人」に使われている鍋は土鍋のように陶器製です。
火のあたりが柔らかく、保温性が高いことから、おでんやお粥など弱火で長時間煮込む料理に適している。
(wikipedia「鍋・材質と特徴陶器 - 土鍋」より)
こんなに厚くて重い鍋を使っています。
ひっくり返すと土鍋と同じなのが分かります。
使っているスロークッカーの機種ついては先に書きました。
「もつ煮込み」の作り方
「もつ煮込み」に決まった作り方がある訳でなく、 もつを煮込めば「もつ煮込み」になります。独自工夫をして作りたいところですが、そこは初心者、どう作っていいのか分かりません。
「スロークッカーのごちそうレシピ」を参考にさせていただきました。
三回も茹でこぼしたら美味しいところがなくなってしまうんじゃないか
材料
- 豚白もつ・・・500g
- しょうが・・・30g
- 酒・・・・大さじ3
しょうがと酒を入れたたっぷりの水で沸騰するまで火にかけ、茹でこぼす。これを三回やる。そう本には書いてあります。
材料だけメモして作ったものですから、しょうがと酒は茹でこぼすときに入れず、スロークッカーで煮込むときに入れてしまいました。また、やってしまった・・・Orz
三回茹でこぼすのも、一回にしました。三回も茹でこぼしたらもつの美味しいところがなくなってしまうんじゃないかと心配したからです。茹でこぼさなくてもいいんじゃないかと思っているくらいですから。
こんにゃくを下茹でする理由
材料の続き
- こんにゃく・・・200g
- 大根・・・・・・200g
(あったけど、義母が使いそうだから入れなかった) - ごぼう・・・・・70g
- にんじん・・・・50g
こんにゃくや野菜は1cm角に切る、本にはそう書いてあります。こんにゃくは1cm角に切れますが、ごぼうやにんじんは適当に輪切りにして、それを十文字に切りました。まぁ、味は変わらないでしょう。
とりあえず、こんにゃくを下ゆでするというので、やりました。やらないとダメなんでしょうかね。
「こんにゃくを下茹でする理由」検索してみました。
理由は三つあって、臭みをぬくため、肉を固くしないめ、歯ごたえをよくするためだそうです。
きっと次回はやらないと思います。面倒だから。
調味料は合わせておく
まぁ、人のいうことはろくに聞かないというか、レシピをよく読んでいない私です。
「調味料は合わせておく」と書いてあるのに、計量しながらスロークッカーに放り込んでいきました。
調味料
- みりん・・・1/2カップ
- 酒・・・・・1・1/2カップ
- 醤油・・・大さじ1・1/2
- 赤だし味噌・・100g
水・・・・1・1/2
間違いその1
赤だし味噌がありません。普通の味噌を計量しはじめます。メモは200g。こんなに多いのと思うほどの量です。入れ過ぎて100gを超したとこでやめ、味をみてからにすることにしました。
間違いその2
スロークッカーに味噌を固まりのまま入れると、そのまま溶けないかも知れないと気が付きました。だから、「調味料は合わせておく」と書いてあるんですね。オタマでスロークッカーから水を汲んで味噌を溶かして入れました。
義母に「味噌を200gも入れるんですよ」と話すと「そんなに!」とびっくりするので、本を確認すると100gでした。
「強」で6時間煮込んで完成です。
味はどうだったか
味噌の分量を間違えたけれど、水を足してごまかした。塩加減はまあまあ。
味全体としては居酒屋の方が旨いと思う。コクがたりなかった。次回は「もつ」の臭みをとるというよりも、もっと「もつ」の美味しさを引き立てる味付けに挑戦したい。