シロッコの青空ぶろぐ

高卒シニアが低学歴コンプレックス脱出のため、放送大学の人間と文化コースで学んでいます。通信制大学で学ぼうとする人を応援したい。学んで成功する人が増えれば、私のやる気も燃えるはず。

にわか投資家の私へ・「落ち着け。仮想通貨に手をだすな」

目次

「落ち着け。仮想通貨に手をだすな」

仮想通貨がブームです。莫大な含み益を得ているひとがいるそうで、時価総額が1億円を超えている人もいるとか。

ただのバブルだからそのうち暴落する。そう言われてますけれど、羨ましいのが本音です。

バブルと分かっていても、儲かるなら買ってみたいと思うのが、にわか投資家の心の弱さです。大切なお金を失わないために、仮想通貨に投資すべきでない理由を整理しておきます。

「富」とは何か

Gaucheの作者・川合 史朗さんが翻訳した「ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち」を読んだことがあります。

ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち

ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち

 

この本の「富の創りかた」に「富とは何か」という話がありました。

  • 自宅にポンコツの動かない車があって、それを動くようにする。
  • それが売れたら、その金額の富を生み出したことになる。

そんな話でした。 お金を生み出すにはポンコツの車が必要ですが、それを動くようにして価値を生み出したわけです。売らなくても、動く車を作ったことの価値には変わりがありません。その車を乗りまわせば車を買ったと同じ、生み出した富を利用しているのです。

農家は種と肥料から農作物を生み出し、漁師は海で泳いでいる魚を釣って漁港に運んで食べられない状態から商品にします。会社や商店も、誰かがポンコツの車を動くようにする作業と同じようなことをして富を生み出しています。

この話を読んだとき、とても納得して気に入り、よく思い出します。

(参考「ポール・グレアムのエッセイと和訳一覧」。「労働みたいに思えないものは何か?」:この話も好きです) 

株や債券は誰かが「富」を生み出している

富を生み出すのが「ポンコツの車を動くようにする作業」なら、「投資」にそういう部分があるんでしょうか?

なかったら、お金は増えるはずはありません。

投資(とうし、英: investment)とは、主に経済において、将来的に資本(生産能力)を増加させるために、現在の資本を投じる活動を指す(現代において、生産能力の増加しない商業活動はこれに含まない)

 (Wikipedia「投資」より)

株は、会社の人たちが働いて富を生み出し、その中から配当をしています。

債券は、お金を借りた人たちが富を生み出して、利息を付けて返します。

誰かが「ポンコツの車を動くようにする作業」をしているのには変りません。

「キャピタル・ゲイン」と「インカムゲイン」

投資から得る利益は「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」に分類できます。

  • インカムゲイン
    誰かが「ポンコツの車を動くようにする作業」をして、そこから生まれた配当や利息を受け取る。
  • キャピタルゲイン
    相場は変動します。安いときに買って高いときに売れば利益が生まれます。
    誰かが生み出した「富」を受け取っている訳ではありませんが、会社が成長することを見越して安いときに買えば利益が生まれます。

株や債券にはインカムゲインがありますが、通貨を取引するFXや仮想通貨の取引にはインカムゲインがありません。FXや仮想通貨はキャピタルゲインだけです。上がるか、下がるか、ギャンブルとほぼ同じ、誰かが儲ければ誰かが損をします。

誰かが儲け、誰かが損をしてプラス・マイナス・ゼロ。それだけでなく、取引のたびに手数料がかかります。

つまり、キャピタルゲインの取引は誰かが儲かっても損しても、取引の手数料をとっている人はもうかります。

だから、FXや仮想通貨には手を出さないようにしています、

仮想通貨バブル

通貨そのものはただの印刷した紙だったり、口座の数字だったりします。通貨そのものには価値がないとも言えます。国が管理していて、みんなが価値があると信じているだけです。

  • 仮想通貨も似ていますが、国が管理している訳ではありませんし、みんなが価値があると信じている訳でもありません。国が管理している通貨は膨大な信用のための歴史がありますが、仮想通貨は何の歴史もありません。
  • 通貨ですから、取引の決済に使うのが原則ですが、1週間に40%も変動するのでは、通過として使えたものではありません。

現在の仮想通貨の相場はバブルだと言われています。

バブルはどんなものなのか、過去のバブルを簡単に説明してみます。

  • チューリップ・バブル - Wikipedia

     ヨーロッパへ伝わったチューリップは美しく誰もが欲しがる贅沢品だと言われた。珍しく美しい球根1個に5ヘクタールの土地との交換が申し出られた。そして、バブルは崩壊します。
    ・「チューリップバブル:最古の金融バブルの凄さをわかりやすく解説
  • 日本の土地バブル
    土地を買う。それを抵当にしてお金を借りると、さらに高額の不動産が買えた。それを抵当にしてお金を借りると・・・これを繰り返すと莫大な資産家になれました。
    土地は限りあるもの。値上がりするものと信じられていたからです。

ビットコインが値上がりする根拠は発行上限があるというのが根拠だそうで、土地バブルに似ています。

遅かれ速かれバブルが崩壊するのは時間の問題なんだと思います。

追記