シロッコの青空ぶろぐ

高卒シニアが低学歴コンプレックス脱出のため、放送大学の人間と文化コースで学んでいます。通信制大学で学ぼうとする人を応援したい。学んで成功する人が増えれば、私のやる気も燃えるはず。

履修科目を決めるときに考慮すべきこと・2017年度2学期

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放送大学に入学して2年目。1学期の単位認定試験が終了して、2学期の科目登録申請受付が8月15日から始まります。

どんな科目を履修するか検討してみることにします。

目次 

今までに履修した科目

放送大学サイトにある私の「卒業要件」はこんな感じです。

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  • 外国語科目は単位数をクリアした。
  • 基盤科目は2017年度の1学期に履修した5単位が取得できれば、単位数をクリア。
  • 他はまだまだ。

今までに履修した科目は次のようなもの。まだ、2017年1学期は認定試験の結果は公表されていませんが、おそらくは大丈夫です。

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何科目履修するのがベストか

今学期の履修はこんな感じでした。

  • 放送授業 :6科目(12単位)
  • 面接授業:2科目(2単位)

これで多いのか、少ないのか。

単位認定試験のときに隣に座った若い女性がいました。その人の受験票に受験科目がいっぱいあって、試験開始前に数えてみたら9科目も。

「ずいぶん、履修したんですね・・・」。

また、学習がきついと学習相談をした人のツイートを見かけました。

「働いている人は6科目が限度」とアドバイスを受けたそうです。

私はセミリタイヤですから、もう少し増やしても時間は大丈夫のような気もします。

でも、次学期も同じペースで行きます。

理由は、授業料の問題。

  • 放送授業6科目:11,000円 x 6 =66,000円
  • 面接授業2科目:5,500円 x 2 =11,000円 
  • 計 77,000円

私の娯楽・教育費はこれが限度です。

テレビ授業とラジオ授業のメリット・デメリット

放送大学は、テレビとラジオで授業を放送しています。

というのは昔のことで、インターネット配信もしていますから、好きな時間に好きな科目を好きな分だけ学習できます。

その他、「オンライン授業」というのも始まりました。

履修したい科目が、まだ「オンライン授業」に対応していませんので、テレビとラジオの放送授業の話をします。

ところで、放送大学にラジオの授業があるって知っていました?

私は放送大学に入るまで知りませんでした。

テレビ、ラジオの授業を受講してみて、テレビ、ラジオではずいぶんと違うという印象を持ちました。

さらに、同じテレビ、ラジオの授業でも、取材ロケや人形劇によるスキット、対話形式と授業にかなりの工夫があるものから印刷教材棒読みのまで、いろんな授業があるのが分かりました。

ざっくりと分類するとこんな感じです。

  1. テレビ:ロケや動画、表、グラフを使う。進行も対話形式があったりとTV番組っぽい。
  2. テレビ:箇条書きのパワーポイントのような資料は使うが、授業を聞いているような感じ。
  3. ラジオ:音楽、効果音が入り、2人での対話形式
  4. ラジオ:講師の説明だけ。

番組を作るお金のかけ方も随分と違うものだと感じました。

さて、生徒は番組をどう選べばよいでしょうか。

テレビ授業とラジオ授業を比較してみるとテレビ授業の方が圧倒的に情報量が多いのが分かります。

  • テレビ授業のメリット・デメリット
    情報量が多いからコスパが高い。試験対策を考えるなら難易度が高くなる?
  • ラジオ授業のメリット・デメリット
    情報量が少ないからコスパが低い高。試験対策を考えるなら難易度は低い?

放送授業は時間の無駄なんでしょうか

facebookの「放送大学バーチャルキャンパス」で、放送授業は時間の無駄というのが話題になっていました。

Yahoo!知恵袋に「放送大学の試験に挑むに際し、放送授業は時間の無駄」という意見があって、それに反応したものです。

その方は、放送授業の試聴が中心の学習をしているそうで、印刷教材は通信指導を解くとき辞書的に見る程度で読んだことがなく、印刷教材読む暇があったら放送授業を早回しにして何度も聞いているのだそうです。

これにはどちらの意見にもびっくりです。私はずっと、放送授業を視聴してから印刷教材を読むか、予習に印刷教材を読んでから放送授業を視聴していたからです。

テレビもラジオも、放送授業と印刷教材の内容がほぼ同じ科目もあり、逆に理解を深めるためにかなりの資料を駆使して、なるべく印刷教材にプラスアルファになるように作られている科目もあり、重複度は科目によってかなり違うのです。

単位認定試験をパスするだけが目的なら、片方だけという選択もあるかも知れませんが、私にとっては考えられないことです。

(どうしても片方だけにする必要があるなら、私は印刷教材にします) 

レベルの数字は厳密に考えないくても良さそう

前学期に科目を検討するときに「レベル」という項目があることを書きました。

これはそれほど重点を置かなくても良いかなと思うようになりました。

レベルの数字の少ない科目は、入門ということでコースで学ぶ概要を伝えようとします。すると、中味に深くかかわらないで、外側だけ抽象的な言葉で紹介されるこになりますから、理解が大変です。

例えば、「貝原益軒は初め陽明学を学んだが、のちには朱子学を学び、晩年にはその朱子学も批判した」ということなら、陽明学がどんなもので、朱子学とはどう違うのか、それも理解せずに言葉だけを記憶するようなことがあります。

こういうのは苦手です。

ただ、理系はこうはいかないようで、「動物の科学('15)」のように履修上の留意点が記載されている科目もあります。

本講義を履修するにあたっては、導入科目の「初歩からの生物学」を履修しておくこと、あるいは同水準の生物学を学んでいることを前提としている。また、本講義と専門科目の「植物の科学」は、いわば姉妹講義の関係となっている。さらには、導入科目の「生物環境の科学」、専門科目の「生命分子と細胞の科学」「生物の進化と多様化の科学」、そして総合科目の「暮らしに役立つバイオサイエンス」は、生物科学の関連した科目として設置されている。 

履修科目を検討する

興味があって面白そうな履修したい科目を「授業科目一覧」からざっくりと拾い出し、単位認定試験順に並べてみました。6科目くらい履修するのが目標です。

単位認定試験 コース レベル 科目名 メディア 試験 持込 平均1 平均2 選択
1/23(火) 17:55~ 心理と教育 310 心理臨床の基礎('14) ラジオ 択一 不可 73.3 72.6  〇
1/24(水) 9:15~ 心理と教育 320 心理カウンセリング序説('15) ラジオ 択一 不可 80.7 76.4  〇
1/24(水)10:25~ 自然と環境 320 生物の進化と多様化の科学('17) テレビ 択一 不可      △
1/24(水)17:55~ 心理と教育 320 学力と学習支援の心理学('14) テレビ 択一  可 88.4 85.5  〇
1/25(木)15:35~ 自然と環境 210 初歩からの生物学('14) テレビ 択一 不可 72.7 75.9  〇
1/25(木)15:35~ 人間と文化 320

舞台芸術の魅力('17)

テレビ          ×
1/27(土)9:15~ 人間と文化 310 日本語概説('15) テレビ 択一 不可 77.4 60.3  〇
1/27(土)10:25~ 心理と教育 230 教育心理学概論('14) ラジオ 択一 不可 76.6 76.5  〇
1/28(土)17:55~ 心理と教育 230

発達心理学概論('17)

ラジオ 択一 不可      △

単位認定試験の重複しない科目を選ぶ

一日に5科目~8科目の単位認定試験が行われます。単位認定試験の時間が重複しないように、科目を選ぶ必要があります。

私の場合ですと、1/25(木)15:35から「舞台芸術の魅力('17)」と「初歩からの生物学('14)」が重複しています。

自分は何者なのか、という興味があって、それを生物科学方面から攻めていこうと、「生物の進化と多様化の科学('17)」を履修しようとしました。そしたら、『本講義を履修するにあたっては、学部での導入科目の「初歩からの生物学」を履修しておくこと、あるいは同水準の生物学を既習していることが望ましい』と言います。

その「初歩からの生物学」が「舞台芸術の魅力('17)」とぶつかってしまいました。

今回は「舞台芸術の魅力('17)」を諦めます。

仕事の都合もあります。23日の午前中に単位認定試験のある科目は外しました。

「心理カウンセリング序説」は普段の生活にも役立ちそう

シラバスを見ると、こんな授業があります

  • セラピストと「聴く」こと-「受けとめる」こと
  • クライアントと「語る」こと-「表現する」こと
  • セラピストの「読み」
  • 「読み」と「問いかけ」「語りかけ」

これは日常の生活やブログを書いたりするのに役に立ちそうです。

「生物の進化と多様化の科学」は過去問題がない

「生物の進化と多様化の科学('17)」は「('17)」で分かるように2017年度に新設された科目です。

1学期の単位認定試験時間割を見ると、同じ時間に「生物界の変遷('11)」があって、「生物の進化と多様化の科学('17)」はその後継科目のようです。

自分の先祖がどのように進化してきたのか知りたいところですが、今回は見送ることにします。

「教育心理学概論」か「発達心理学概論」か

「教育心理学概論」も「発達心理学概論」も「心理と教育コース」の導入科目という位置づけで、どちらも履修したいところです。

「発達心理学概論」は今年からの科目です。1学期には同じ試験日に「発達心理学概論('11)」がありました。

「教育心理学概論」の履修上の留意点には「心理と教育コースのカリキュラムを構成する中心的な科目の一つである」とありますから、これは外せないと考えて先に履修することにします。

「発達心理学概論」は次回。

「学力と学習支援の心理学」を学ばなくちゃ

学力と学習を支援して欲しいところですが、「学力と学習支援の心理学」は学力と学習を支援するための心理学のようです。でも、学習するのにも役立つはずです、きっと。

日本語学習は「日本語概説」で終了

今まで、「日本語リテラシー」、「日本語とコミュニケーション」、「日本語アカデミックライティング」と履修してきました。

ブログが上達しているとすれば、このお陰かも知れません。

「日本語概説」で日本語関係の履修は終了とします。

まとめ

8月15日から科目登録申請の受付が始まることから、履修科目を検討しました。

その結果、次の6科目を登録申請することにしました。

  1. 心理と教育 230 「教育心理学概論('14)」
  2. 心理と教育 310 「心理臨床の基礎('14)」
  3. 心理と教育 320 「心理カウンセリング序説('15)」
  4. 心理と教育 320 「学力と学習支援の心理学('14)」
  5. 自然と環境 210 「初歩からの生物学('14)」
  6. 人間と文化 310 「日本語概説('15)」

面接授業については先に検討しています。

いずれは基盤科目の「初歩からの数学」、「身近な統計」も履修することになると思います。