シロッコ手習鑑

高卒シニアが放送大学の心理と教育コースで学んでいます。人間と文化コースにも興味があります。学んだことを基に自分の考えを組み立てて伝えていきたい。

川内村でトライアル雑誌を作っている西巻裕さんの「おはようぼくの好奇心」

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(「GATAG|フリー画像・写真素材集 3.0」より)

この本を読むきっかけ

西巻裕さんを知ったのは、「誰か知っている人でもいないかな」とツイッターで実家のある地名を検索ているときでした。タイムラインを覗いてみて、面白そうだったらフォローするのです。

見つかった人のタイムラインをみると「川内の湯」に行っているようです。私も行った湯で、なかなkよかったので話しかけてみました。

 そして、何日かお話していると、サハラ砂漠の話が出てきました。

西巻裕さんってどんな人?

西巻裕さんは福島県川内村で「自然山通信」というオートバイのトライアル雑誌を作ったり、トライアルの講習会を開いたりしている人です。

川内村といっても知らないかと思いますが、福島県の阿武隈山系にある村です。福島県は大きくわけて、会津、中通り、浜通りの三つの地方に分かれ、私の実家のある田村市は中通りの東端。その田村市と爆発した福島原発の中間にある山村です。

そんな村に西巻さんは何故住んでいるのか?

西巻さんは福島生まれではありません。田舎暮らしに憧れたのか、トライアルをする場所として良かったのか、川内村に移住した人です。

川内村には西巻さんのように都会から移住してきた面白い人が何人かいました。しかし、原発が爆発してからは移住してきた人のほとんどは村を離れてしまい、西巻さんのように残っている人は少なくなってしまいました。それでも住み続けているというちょっと変わった人です。

西巻さんの情報を見つけたのでリンクを貼っておきますね。

ついでに川内村の話を

原発の爆発がおきて全村避難したことから、全国的に有名になりましたが、川内村というのは福島でもマイナーな村でした。

私が知っていたのは、小学校のとき毎日遊びに行っていた友達のお母さんが川内村で先生をしているらしかったこと。それと、池のほとりにある木の枝に泡に包まれた卵を産みつける珍しいモリアオガエルがいる「平伏沼」があること。読んだことはないけど有名な詩人・草野心平さんが寄贈した本がある「天山文庫」があるくらいのことでした。

西巻さんを知ってから、「自然山通信」の川内村を紹介している記事を読みました。山奥の小さな村にちょっと変った人が集まっている様子が描かれていて、とても面白く読ませていただきました。

  • 川内村(西) | トライアル自然山通信 自然山通信にある川内村に関する記事のページです。

  • 2014満月祭 2009/7/9満月祭 35年くらい前、川内村に理想郷を作ろうと全国から集まった人たちがいました。ヒッピーと呼ばれる人たちです。彼らは電気も電話も水道も通じていない山奥に「獏原人村」と呼ばれる自給自足の村を作りました。敷地内にはドームハウスやコンサート用の常設ステージがあります。そこで毎年「満月祭」が開かれます。

    ■ 「獏原人村」ヒッピーの村です。検索して表示される画像が興味深いです。

  • テレビに出た…… 西巻さんがテレビ東京の日曜ビッグバラエティ「2009秋 自給自足物語」の取材協力したときの話です。
  • タヌパック阿武隈日記 」作家・音楽家のたくきよしみつさんの日記。西巻さんの本とは直接関係ありませんが・・・後で別に何か書きます。

「おはようぼくの好奇心」ってどんな本?

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おはようぼくの好奇心

おはようぼくの好奇心

 

「パリ・ダカール・ラリー」、略して「パリ・ダカ」。

現在では南米で行われることから「ダカール・ラリー」と名前が変りましたが、パリをスタートして、アフリカ・セネガルの首都・ダカールまで走りる「世界一過酷なモータースポーツ競技」と言われるラリーがありました。

第8回のパリ・ダカール・ラリーは1986年1月1日にベルサイユ宮殿前広場をスタートして、1月22日ダカールにゴールしました。「おはようぼくの好奇心」は28歳の西巻青年がこのラリーの様子をバイクで取材した写真とエッセイの本です。

血気盛んな西巻青年。最初は砂漠では車より速く走れるので優越感にひたりながら走ります。

しかし、夜になると、どんでもない目に会います。真っ暗な砂漠で目の前に現れた大きな石にバイクごと激突してしまいます。

そうか思うと、時速90キロで砂丘を走行していると急に目の前の地面がなくなってバイクと共に砂漠にもんどり打つ。それも何度もそういうことがあるのです。まったく無茶な旅というか冒険です。

 砂漠を走る車。転倒したバイク。満天の星。砂だらけの顔。

1日600キロ以上もバイクを走らせているのに、走行中に見たこと、考えたことがリアルタイムに今起きているかのように丁寧に描かれます。

1986年と言えば、冒険家の植村直巳さんが亡くなった2年後です。日本全体にも活気があった時期で、私も若かったなぁと思いながら読んだ本でした。

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