シロッコの青空ぶろぐ

高卒シニアが低学歴コンプレックス脱出のため、放送大学の人間と文化コースで学んでいます。通信制大学で学ぼうとする人を応援したい。学んで成功する人が増えれば、私のやる気も燃えるはず。

えっ!? 山本一郎さんがおススメ? 「東大家庭教師が教える 頭が良くなる思考法」


東大家庭教師が教える 頭が良くなる思考法

 

山本一郎さんがおススメ?

最近、投資に興味を持ったことから、有名ブロガーでもある投資家の山本一郎さんを直撃取材した「山本一郎が語る、投資すべきかどうかを自己判断するたった2つのこと」というナナピの記事を読みました。

「投資で半分になってもあなたの人生は変わらないですか?」のようなリーマンショックを意識したような忠告などがあって、とても参考になりました。

この記事で、私が興味深かったのは「投資をする前に、何を学ぶべきか?」というセクションで紹介している3冊の本とひとつのサイトでした。

本が以下の3冊。

それと一つのサイトというのが、「運用資産15兆円のカリスマ投資家レイ・ダリオ氏が語る『30分でわかる経済の仕組み』全文文字起こし - この世の果てブログ」ですね。

この中でも私が最も注目したのは「東大家庭教師が教える 頭が良くなる思考法」です。他の2冊は投資について学習しようと読んだ本やサイトでも紹介されていました。ですから、読むつもりでAmazonの欲しい物リストに登録してあります。Youtube全文書き起こしのブログも読んで大枠は理解したつもりです。

ところがこの「東大家庭教師が教える 頭が良くなる思考法」は「東大」という言葉がいかにもミーハー。「頭が良くなる」と言っても知識は増えても頭はよくなるものなのか疑問が湧くところ。それを山本一郎さん最初に紹介しているのですから、違和感を感じます。で、逆に「この本はそのミーハーを超えた良い本なのかも知れない」と思った訳です。

アマゾンのレビューを見るとなかなか良さそうです。しかし、買いたいと思っても新刊がありません。古本だと3980円からとかなり高価だったのですが、思い切って購入しました。今見ると Kindle 版が857円であり、古本も値下がりしていますね。

どうやって1000人以上もの人を東大理Ⅲに合格させたのか?

本の帯には「偏差値93 東大理Ⅲ合格1000人以上を指導!」と書かれています。この本は2010年9月に出版された本ですから、今では合格者はもっと増えていると思います。でも、どうやって東大理Ⅲの合格者を1000以上も出すことが出来たのでしょうか? 頭の良い人が集まって来たとしても、1000人以上というのは半端な数字ではありません。

この思考法は著者の吉永賢一さんが独自に開発したものだそうです。

吉永さんは東京大学理科三類(医学部)に入学しました。しかし、学費を工面するために家庭教師を始め、それが本職になってしまったという変った経歴の人です。独自に開発した思考法があったから、東大理Ⅲに合格することが出来たのでしょうか、家庭教師をしているうちにこの思考法が出来ていったのでしょうか。そのことは書いてありませんが、この思考法があったからこそ1000人以上もの東大理Ⅲ合格者を出すことが出来たのは間違いなさそうです。

どんな思考方法なのか?

今まで、渡辺健介さんの「世界一やさしい問題解決の授業」、「自分の答えのつくりかた―INDEPENDENT MIND」や慎泰俊さんの「15歳からのファイナンス理論入門―桃太郎はなぜ、犬、猿、キジを仲間にしたのか?」など論理的に考えるための本を読み紹介してきました。ところが、この本は少し違います。思考法というよりも、どのようにして精神的なコンディションを高め、自分のやる気をを引出していくのか、その手法が紹介されているのです。

本の裏表紙に「何を学んでも、何を教わっても自分のフィルターを通す以上思考そのものが歪んでしまうと、いい結果を残すことができない」と書かれています。そのための「見抜く⇒決める⇒やる」手法、それを吉永さんは開発したのですね。

「見抜く」とは分析です。本当に手に入れなたいものは何なのか、消したい悩みは何なのか、それを分析する手法が紹介されています。

例を出してみます。私は人前に出るのが好きでないという欠点があります。日本人の多くがそうであるように、私はブログやツイッターのアイコンに自分の写真を使っていません。自分の写真を出せばメリットがあると考えたとき、「出したくないと考えるのは何故なのか」それを探究していきます。自分の容姿に自身がないのは何故か、そんなに酷い容姿なのか、何か自信を失ったトラウマのようなものがあるのか、何故か、何故かと考えていくと慣れていないからだという結論になりました。

「見抜く」以外にも、「決める」ための手法、「やる」ための手法がされます。この中で私が注目したのは他から感情が影響されないように「壁」を作るということ。感情に流されて良いときと駄目なときがありますね。その「壁」をしっかり作ることが出来れば判断を誤りません。そんな「壁」についての話もあります。周りの空気に流されない「壁」を作って、目的に向かう。そう出来ればいいですね。

 

まとめ

精神的なコンディションを高め、悩みを解決し、どうやって手に入れたいものを手にいれるかという方法を書いた合理的ですが半分宗教みたいな本です。読んで理解するだけでなくどれだけ実行できるか、それがポイントですね。なるべく近くに置いて忘れないようにしたいものです。

防音イヤーマフ

最後の「『刺激』を排除して、集中状態を作る」のところで、刺激を遮断するツールとして、防音イヤーマフと耳栓の併用というのが紹介されていました。防音イヤーマフというのが何か分からなかったので検索すると、飛行場で旅客機を誘導する人が爆音から鼓膜を守るためにヘッドホンのようなものをしていますね、あれのことでした。周りの音が気になるときは役に立つそうです。


イヤーマフってどうやって選べばいいの?~消音・防音・遮音するために~ - NAVER まとめ

 

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