「かわいいフリー素材 いらすとや」さんより。
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石坂浩二さんが本当にオミットされていてビックリ!
2/14 12:54 「開運!なんでも鑑定団」を見ました。昨日からの低気圧通過で体調が悪く、本を読もうとしても集中できません。ほんやりとテレビを眺めていると、あの「開運!なんでも鑑定団」が始まるではないですか。
『開運!なんでも鑑定団』と言えばネットで話題の番組です。何が話題かと言うと番組の面白さではなくて、石坂浩二さんが不自然に感じるほど話さないというのです。プロデューサーとの確執が尾を引いているという説もあり、事実かどうか確認するため、ツイートしながら見ることにしました。
- オープニングに石坂浩二さんはいるのですが、あとは今田耕司さんとアシスタントの女性だけのトークです。
- ゲストのお宝に被せてあった布を取るとき一瞬石坂浩二さんが映りました。石坂浩二さんが布の片方を持っていて、映さない訳にはいかないからです。
- 評価額を鑑定人に聞くカットが省略されていて、いきなり金額の表示で不自然です。「オープンザ・プライス」と言ったのは石坂浩二さんなのでしょう。こういう編集をする人も珍しいねすね。
- ゲストとのトークの最後に三人揃ったカットが数秒あり、そこに石坂浩二さんが映ってます。コーナーが終るときの全景のイメージでしょうか。
- 「依頼人の登場です」と今田さんが言って依頼人を迎えるとき、石坂浩二さんがちょこっと映りました。石坂さんが左、今田さんが右、その間から依頼人が登場しますから、映さないわけにはいかないのです。
- プライスが発表されるとき石坂浩二さんが一瞬端っこに映りました。
- 「また来週」と今田耕司さんが言い、全員が手を振るラストシーン。ここも申訳程度に映っています。
『開運!なんでも鑑定団』を見たのは久しぶりなのですが、なんという不自然さなのでしょう? あきれてしまいますね。
なぜこれほど不自然な編集をするのか
ネットでは、番組作りの実権を握っている制作会社のプロデューサーと口論になり、取っ組み合いの喧嘩になるんじゃないかと思うほど激しかったそうで、それが原因でオミットの指示が出ているのではないかという説があります。(「石坂浩二」出番を全部カットは『なんでも鑑定団』黒幕)
もうひとつ。同じ司会をしている今田耕司さんがチーフプロデューサーの暴言確執報道について「100%ウソ。100%間違ってる情報」と完全に否定しています。
『ニセモノか本物か』を鑑定する番組にもかかわらず、石坂が先に答えを言ってしまうことから一連の発言をカットせざるをえないのでは、と推察した。
どちらが本当なのでしょう。それとも他に原因があるのでしょうか?
例えば、今田さんがいうように石坂浩二さんが先に答えを言ってしまったとしましょう。そこで、プロデューサーが「次回からは先に答えは言わないでくださいね」とは言わなかったのでしょうか?
それでも、全部オミットされる話を続けるほど石坂浩二さんは無能なのでしょうか?
今田耕司さんは仕事を貰っている立場ですから、自由に発言するのは無理だと考えるのが妥当でしょう。
そうそうたる番組を作っている会社なんですがね。ディレクターの意志でなかったとしたら、彼も辛い立場です。
人間は合理性より感情を優先させることがある
どうして、勝てるとも思えないアメリカに対して開戦を踏み切ったのか。どうして、戦艦大和は航空機の餌食になるのが分かっていたのに出陣したのか。今考えると不思議なことばかりです。日米開戦に踏み切った人たちも、戦艦大和の出陣を決定した人たちも、無能だったのではありません。
そして、今になると「あの時はそうせざるを得なかった」というしかないというのです。そんなことが山本七平の『「空気」の研究』に書いてありました。
最初は怒りから嫌がらせで始まったのかも知れませんが、戻すタイミングを失ってしまったのでしょうか。そして、「あの時はそうせざるを得なかった」と言うのでしょうか。
それと、今田耕司さんのコメント見て気がついたのですが、出演者は放送された番組をみないことがあるのですね。それが石坂浩二さんあたりになると番組を見ないのは当たり前になっているのかも知れません。それで、記事になるまで気が付かず、何も言わなかったというのはあり得ると思いました。
これで誰かに損失や不利益はないの?
これで損をしているのは視聴者でしょう。もっと楽しくなるはずの番組が変な番組になってしまっているのですから。視聴者が番組をみなくなって損をするのはテレビ東京です。他の局にとってはチャンスですね。
スポンサーも何か言って良いようなレベルの話ですが、おまかせなんでしょうか?
指示に従っているスタッフも不満だらけでしょう。わざとつまらなく編集するのですから。
石坂浩二さんのトークを全部カットしても番組が成立するのは凄い事だとおもいます。この番組の魅力はお宝を紹介するときの、作者の人となり、生きざまの魅力がベースになっていいること。鑑定人と依頼人とのやりとり、鑑定人の見事な評論が視聴者を引きつけてしまうからですね。
これだけ極端な編集を指示する人がどんな人なのか興味が湧きます。