目次
- 面白くてつい見てしまった有吉ゼミ「ヒロミ、幼稚園を作る。」
- TVタレントとしてのキャラクターの実力
- 「幼稚園児が喜こぶ」という誰もが支持するドラマがある
- 素人が知らないDIYの素材、機械、技術
- まとめ
面白くてつい見てしまった有吉ゼミ「ヒロミ、幼稚園を作る。」
私がテレビを見るのは朝と夕の食事時間だけなんですが、26日に放送された番組は面白くてついついえ見てしまいました。見たのはこれ。
お笑いタレントから、今では実業家としても活躍しているヒロミさんが幼稚園を森の隠れ家風に内装をリニューアルしてしまうというものです。
- 絵などを磁石で貼りつけられる塗り壁風の壁にする。
- 壁の下半分は子どもがぶつかったりしても安全なように赤レンガふうの発砲スチロールを貼り付ける。
- 仕切りの板は食材にも使われる安全な塗料。
- 手洗いの流しをカラフルな割ったタイルを敷き詰める・・・。
こんな作業をDIY好きのヒロミさんが玄人顔負けのスキルで作業をします。そこに坂上忍さんが手伝いに来たり、矢作兼さんがヒロミさんがよく食べるという八王子の「みんみんラーメン 本店 」のラーメンを届けたりしてトークを展開しながら作業をするという番組です。
この番組を見ていて、「面白さの要素は何なんだろう?」と考えました。もし、その要素が真似できるなら、低迷するブログアクセスを増やすヒントになるかも知れません。その要素ついて書いてみます。
TVタレントとしてのキャラクターの実力
ヒロミさん、坂上忍さん、矢作兼さんのキャラクターと場を持たせる空気とトーク。
さすがはプロ。競争の激しいTVで生き残っている技は見事です。
この要素が大きいのですが、この真似は簡単ではありません。しかし、自分を出すというのは重要です。
日本映画大学の佐藤忠男さんは新潟で電話の組み立てなどをして働きながら、映画評論を投稿しました。その労働者の視点で書いたから注億されたと言っています。
私も、自分のキャラクターをボチボチと確立して、自分独自を視点から書かなければならないと実感しましたい。
「幼稚園児が喜こぶ」という誰もが支持するドラマがある
味気ない幼稚園を森の隠れ家風の楽しいものにする。これは幼稚園児を喜こばせたいという100%の人が支持する目的です。ドラマがありますね。
それにちょい悪そうなキャラクターのヒロミさん、坂上忍さん、矢作兼さんがそういう
ドラマのために作業をしながらトークを展開するのですから、それはもう面白くないはずがありません。
元TBSプロデューサー・來住尚彦(きしなおひこ)さんが講師をされた放送大学の面接授業「企画の立案の仕方」がありました。來住さんは「企画の説明は聞いた人が全員賛成する理念から始める」と話していました。その原則にもマッチしています。私も幼稚園児が喜ぶ姿は見たいです!
お年寄りを喜ばす、困っている人を喜ばす、誰かを幸福にしたい・・・誰もが支持する目的があってドラマが展開される。そういう企画なら私にで見つけることが出来るかも知れません。真似できそうです。
素人が知らないDIYの素材、機械、技術
構成作家が考えていると思うのですが、ヒロミさんが次々と繰り出す素材や作業をするための機械、DIYの技術を見るのも楽しかったです。
- 素材:磁石の張り付く壁紙、赤レンガ風の発砲スチロール、食材で作った安全な塗料、割ったタイル
- 機械:壁紙を貼るための接着剤を塗る機械。あんなデカイ高価な機械をヒロミさんが個人で所有しているのには驚いたというか、笑っちゃいます。素人が使うときなんてまずないですよ。
- DIYの技術:一番気に入ったのは壁紙と壁紙の境界を綺麗にすきまなく貼り付ける技術です。これは壁紙を貼って、次の壁紙を重ねて貼る。その重なった部分をカッターで切ります。重なった余分なところを取り除くと境目がぴったりになります。
着るときにヒロミさんが「カッターを離さないで定規をずらす」とツッコミを入れてましたが、それも職人っぽくて面白かったです。
これらはどうすれば真似できるでしょう。
他人の頭を借りる、巨人の肩を借りるしかないと思います。
『「日本の女性が幸せになるために必要なことは何か」・23歳の女性が日本国憲法草案の人権条項を書いた 』という記事を書きました。この記事で紹介したベアテ・シロタさんは戦時中はたニュース雑誌「タイム」のリサーチャーをしていました。
リサーチャーは記事を書くための資料を集める仕事です。ベアテさんは記者が「武士道」の解説記事を書くための本を集めて読んで情報を提供するのです。
良い記事は思いつきだけでサッサとは書けないのですね。
リサーチ重要。
この精神は真似できると思います。
まとめ
ふだんTVをほとんど見ない私が、有吉ゼミ「ヒロミ、幼稚園を作る。」を見始めると面白くてついつい見続けてしまいました。
この面白さの要素はなんだろう。それを考えれば自分のブログに活用できるかもしれない。そう考えて自分なりに分析してみました。
ヒロミさん、坂上忍さん、矢作兼さんのキャラクターと場を持たせる技術はなかなか真似できませんが、「誰もが100%支持する理念のドラマ」や「しっかりとしたリサーチ」はやればできるのではないかと考えたのでした。
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