シロッコの青空ぶろぐ

高卒シニアが低学歴コンプレックス脱出のため、放送大学の人間と文化コースで学んでいます。通信制大学で学ぼうとする人を応援したい。学んで成功する人が増えれば、私のやる気も燃えるはず。

『北の国から』「広介」役の古本新之輔さんから学ぶブログ論

目次

オーディションを勝ち抜いてこそ役者

「北の国から撮影秘話 大物俳優激怒」という動画をオススメされ、そこから一気に5本の動画を見ました。

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MCが『北の国から』に「純」の友人役として出演していた人と分かったからです。

友人役とは『北の国から '87初恋』から登場する同級生の三人組の「純」と「チンタ」、「広介」。その「広介」役の古本新之輔さんがMCをつとめているのです。

結局、動画の一覧から次の5本の動画を一気に見ました。

  1. 「【人生初】あだ名の由来公開」
  2. 「俳優になるキッカケは3歳!?」
  3. 「北の国からオーディション秘話」
  4. 「北の国から撮影秘話 大物俳優激怒」
  5. 「北の国から 悪夢の先例 30テイク」

そして、思ったのは「なぜ、私はこれらの動画を一気にみたのか」ということです。そして、私を惹きつけたテクニックをマネできないか、そうすれば読まれる「ブログ」を書けるのではないか。そう頭の中でグルグルと考えました。

3歳から芸能活動をしている古本新之輔さん

多くのテレビドラマ・映画に出演されてます。

  • 古本新乃輔 - Wikipedia
    『男はつらいよ』でも、吉岡秀隆さんが演ずる満男の友人役で出演しています。

「広介」はサンタクロースのひとり

『北の国から』の「広介」と言っても、どんな登場人物かイメージが湧かない人がいるかと思いますが、この「北の国から 悪夢の先例 30テイク」を聞くとよくわかります。

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『北の国から '87初恋』は中学3年の純が大里れいちゃんと初恋をする話です。

クリスマスの夜。同級生の三人組、「純」「チンタ」「広介」が余興として、サンタクロースの格好をして馬そりで、友だちや知り合いのところにプレゼントを配って遊びます。

れいちゃんの家の前。「純」が恥ずかしがり、「広介」がプレゼンを持っていく。

農家経営に失敗して夜逃げした大里家の張り紙をみて、振り向いて「純!」と叫ぶ。

そのOKがでなくて、30回もテイクしたという話なんですが、その「広介」です。

成功体験は再現性が低い

古本新之輔さんは、3歳から子役としてオーディションを何度も受け、勝抜いてきたひとです。そういう成功者の体験は再現性が低いので、割り引いて考えなくてはなりません。

イチロー選手や武井壮さんから成功者として勝ち抜いた人の話を聞いても、再現性が低いことから同じようには行かないのです。

だから、全部が役に立たないかというと、そうではありません。

ここでは、なぜ5本もの動画を一気にみたのか、私が惹きつけられた《話術のキモ》はどこにあるのかを炙り出して、ブログに活用しようというのです。

動画から<人を引き付ける要素>を学ぶ

なぜ、私は動画を一気にみたのか、私は何に惹きつけられたかを考えて行きます。

オーディションを勝ち抜いた役者さんたちの別世界

「新之輔(しんのすけ)」から「しんのす」になった話です。

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20歳の頃、役者仲間で集合して遊びに行こうということになります。しかし、ある女性の共演者がなかなか来ない。1時待ち合わせなのに来たのは9時でした。

「ごめ~ん」と言ってきたのですが、長めの説教をすることになります。そうして、彼女が「わかったから、もう~《しんのす》ったら~ん」というと、どっと笑いが起きます。

そして、次の日から新之輔さんは仲間に《しんのす》と呼ばれるようになるのです。

  1. 3歳から芸能活動をしていた新之輔さん、トークが自由自在で巧みです。
    ブログなら⇨話芸のリアルさ、文体の楽しさの魅力になるでしょう。
  2. 芸能界。私たち庶民とは違った華やかな世界のリアルを知る楽しさがあります。
    私のことなら⇨都会生まれからみれば、私が生まれた山村珍しい世界
  3. ファンキーなお姉さんというキャラクター。お姉さんの様子をイキイキと語る。
    以下のような人達をイキイキと描ければ楽しく読んで貰えそう。
    ①高校時代の出稼ぎで飯場暮らしをしていたときに、出会ったヤクザ。
    ②イギリス庶民院議長のジョン・バーコウの議事進行の様子。
    ③トランプ前大統領

3歳から役者を続けている「しんのす」さんのトーク力

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千葉真一さん主演の『ザ・ボディガード - Wikipedia』(1974年)で誘拐される子役を演じたときの話です。

台本読めない。3歳だもん。状況つかめない。母親が連れてくだけ。

志穂美悦子さんの記憶。なぁ~んて綺麗なお姉さんなんだろう・・・。

トーク力が魅力的です。イントネーションに惹きつけられます。ことばが強くなったり弱くなったり、速さも変化します。「ガァ~ッ」と「ドバァ~ッ」と擬音語、擬態語で盛り上げます。

文字はイントネーションの表現できません。Youtube、TikTokがネットを席巻するのに納得です。それに、AIで興味や好みを分析して、オススメするのですから、最強です。

どんな楽しい文章表現をするか、どんなサムネイルで惹きつけるか、ブログの課題が見えて来ました。

「しんのす」さんが『北の国から』オーディションを勝ち抜いた方法

《秘話》。はったりで大げさな言葉を使っています。

でも、『北の国から』という国民的ドラマの古本新之輔さんしか知らない話が聞けるのか、そんな楽しみが生まれる言葉です。

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「しんのす」さんは『北の国から '87初恋』で初めて『北の国から』に「純」くんの同級生として登場するんですけど、実はいちばん最初のレギュラーシーズンの「純」役を決めるときのオーディションにも参加していたんですね。

そして、最終的に4人に絞られ、4人は田中邦衛さんと即興の芝居をして純」役を決める訳です。

そのとき、芝居を始める前に 4人の顔を見て、「コイツになんだろうな」と思ったのが吉岡秀隆さんだそうです。後々、吉岡さんに聞いたら「俺になんだろうな」と思っていたらしいという話です。

これは《秘話》ですよね。

さらに『北の国から '87初恋』のオーディションを受けて、勝ち抜くんですけれども、その話も《秘話》です。

みんな話してしまうと、ネタバレになり過ぎて「しんのす」さんに失礼ですから、この辺にします。

私に《秘話》はあるのか。「しんのす」さんのような華々しいエピソードはないですけれども、木下恵介監督の眼の前で話を伺ったことがあります。『新・喜びも悲しみも幾歳月』のパーティだったと思います。

なぜ、そんな所にもぐり込めたのか。むふふ、ハッタリで言えば《秘話》ですね。

みっともない過去のように位置づけているんですけれども、私の失敗談は再現性が高いですから、きっと参考になります。

《ブログ》はネット生き残るためのオーディション

私が「八千代みらい チャンネル」を知った経緯は書きました。

そこから、どのように「知りたい」気持ちが広がり、変化していったのか。

  1. 「どんな人が作っているの?」と動画を一覧表示します。
  2. 「最近アップロードされた動画」と「人気の動画」を切り替えて、サムネイル、再生回数を見くらべます。
    やはり、私が最初にレコメンドされた「北の国から撮影秘話 大物俳優激怒」が「人気の動画」のトップでした。
  3. 「最近アップロードされた動画」を表示すると、オープン当初の数本から《北の国から》の文字が入ったサムネイルを見つけます。
    私は《北の国から》について知りたいのです。
  4. 最初に観たくなるのが「北の国から 悪夢の先例 30テイク」
    これで、MCが「純」の同級生が演じたサンタクロースのひとり知ります。
  5. さらに「北の国からオーディション秘話」を観て、最初のオーディションでラストの4人に残った人だと知る。
  6. ここまで観ると「しんのす」さんに興味が湧いて、「どんな人なんだろう?」と知りたくなります。
    これは彼が有名人だから? 成功者だから?
  7. そこで、「俳優になるキッカケは3歳!?」、「【人生初】あだ名の由来公開」と観ることになります。

しかし、『北の国から』から外れて、他のことまで知りたいとはなりませんでした。

《読まれるブログ》を作るには「知りたい」「役に立つ」情報を提供しなければならないと再認識しました。

まとめ

「北の国から撮影秘話 大物俳優激怒」という動画をオススメされ、そこから一気に5本の動画を見ました。
そして、思ったのは「なぜ、私はこれらの動画を一気にみたのか」ということです。

そして、私を惹きつけたテクニックをマネできないか、そうすれば読まれる「ブログ」を書けるのではないか。そう頭の中でグルグルと考えました。

誰もが知りたいことで、本人しか知らない言えないことが書かれれば、その存在価値がキラリと光ります。
「北の国から」のオーディションで、「純」役の最終選考の4人に残り、吉岡秀隆さんだと思ったこと。吉岡さんも自分だと思ったこと。

《秘話》と言ってもいいことは貴重です。