庭に小さな畑があります。ここには、夏はきゅうり、トマト、ナス、インゲンなどを栽培しています。
では、秋には何を作っているかというとチンゲン菜です。ウチではずっとチンゲン菜を作り続けています。
目次
葉や茎を食べる野菜なら失敗しません
チンゲン菜がオススメな理由は初心者でも失敗しないからです。
野菜は食べる部分によって分類することが出来ます。
- 茎菜類 アスパラガスなど
茎が出てくれは食べられる。
隣のお宅では作っています。 - 葉菜類
・ホウレンソウ、春菊、小松菜など
茎が出て葉が育てば食べられる。
・キャベツ、白菜など
育った葉がうまく巻かなければならない。 - 花菜類 カリフラワー、ブロッコリーなど
茎が出て葉が育って、花がいっぱい咲かなかればならない。 - 根菜類 大根、ニンジンなど
茎が出て葉が出て、それから根に養分が蓄積しなかればならない。 - 果菜類 トマト、ナス、キュウリなど
茎が出て葉が出て花が咲いて、それから実がならなければならない。
やっぱり、ホウレンソウ、春菊、小松菜、レタスなど葉もの野菜が簡単です。で、ウチではチンゲン菜を蒔いています。
チンゲン菜は春まで食べられる
チンゲン菜の芽が出てきたら、間引く必要があります。二度くらい間引きます。間引いたチンゲン菜は小さいうちは味噌汁に入れたり、少し大きくなったら炒めてもOK。
40、50日もすれば食べられます。
春になると菜の花のようなトウが立ってきます。それを摘んで食べるとまた美味しいのです。
ただ、雪が多い年だとチンゲン菜が痛んでしまい、トウが出ない年もあります。あと、鳥に食べられてしまいます。雪が多いと鳥が食べるものがなくなりますから、余計に食べ荒らされるようです。
雪が降るのは止めることが出来ませんが、鳥の被害は網のようなものを張れば大丈夫かも知れません。
チンゲン菜は鍋に入れても炒めても美味しい
春菊やレタスなら虫がつかなくていいのではないかと言う意見もあるでしょうが、チンゲン菜はどんな料理方法でもおいしいのです。クックパッドの「野菜のおかず/旬野菜(秋・冬)」から「葉もの野菜」を選んでレシピ数を比較してみました。
- ほうれん草
推薦レシピ 1,095 品 (全 53,702 品) - セロリ
推薦レシピ 422 品 (全 30,255 品) - 水菜
推薦レシピ 373 品 (全 28,361 品) - 小松菜
推薦レシピ 770 品 (全 26,825 品) - 青梗菜(チンゲン菜)
推薦レシピ 427 品 (全 11,286 品) - 春菊
推薦レシピ 321 品 (全 7,547 品)
うーん、期待したほどレシピ数が多くないです。
チンゲンサイが日本へ入ってきたのは日中国交回復(1972年)以降で、英語では「白菜」の広東語方言発音から「パクチョイ」(Pak choy)が早く確立していたので、軸が青いものを「青茎(軸)パクチョイ」、白いものを「白茎(軸)パクチョイ」と始め呼んでいたが、後にもっとはっきりさせるために青茎のものを「チンゲンサイ」(青梗菜、梗はしんの堅い茎のこと )、白いものを「パクチョイ」に統一した。中国では一般に「小白菜」(シャオバイツァイ)と呼ばれ、中国東北部では「油菜」(ヨウツァイ)と呼ばれている
(wikipedia「チンゲンサイ」より)
チンゲン菜は歴史が浅いから日本ではあまり普及していないからクックパッドのレシピが少ないのでしょうか、美味しいのに・・・。
意外にレシピの多かったセロリの歴史を調べてみます。
加藤清正が文禄・慶長の役の際に日本に持ち帰ったという説がある。そののち、1800年頃にオランダ船により運ばれたが、独特の強い香りのために普及しなかった。盛んに栽培されるようになったのは戦後、食生活が洋風化していってからのことである。
(wikipedia「セロリ」より)
日本ではチンゲン菜よりセロリの方が歴史があるんですね。知りませんでした。
春菊やレタスなら虫がつかなくていいのではないかと言う意見もあるでしょうが、チンゲン菜は鍋に入れても炒めても美味しいのですけれど、クックパッドのレシピ数でそれを裏付けることはできませんでした・・・Orz
チンゲン菜を蒔いたときの様子
ホームセンターから買ってきた種
チンゲン菜は甘いのでよく虫がつきます。なるべく遅く蒔くと寒くて虫が出てきません。遅すぎると寒くてチンゲン菜が育たないので種を蒔く時期が微妙です。11月に入ると遅すぎます。(千葉市)
ホームセンターから買ってきた苗
セロリとイチゴ
牛ふんを入れて畑を耕す
チンゲン菜を蒔いた
植えたセロリ
「とちおとめ」はプランターに植えました
こっちも耕しました
チンゲン菜の芽が出てきました
喜ぶ義母を見たいから
家庭菜園はそんなに好きという訳ではないのですが、義母がとても楽しみにしています。喜ぶ義母を見ているとこっちも楽しいのでつい乗せられてしまいます。
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