シロッコ手習鑑

高卒シニアが放送大学の心理と教育コースで学んでいます。人間と文化コースにも興味があります。学んだことを基に自分の考えを組み立てて伝えていきたい。

「立憲民主党」ができたけど、前原誠司さんと枝野幸男さんの政策とはどう違うのか

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(提供:「ぱくたそ」さん)

目次

対立の構図がはっきりしてきた

安倍さんが国会を解散するというニュースが飛び込んで来ました。

なぜ解散なの? と疑問が浮かびます。

そのときに私が思いついたのは、小池さんの勢力が整っていないうちに解散するのが戦略的に有利と判断したのだろう、ということでした。ここから動きは急展開しました。

  • それに対抗して、小池さんが「希望の党」結成を発表。
  • 民進党は、党として公認候補を擁立しない。希望の党に公認申請をして、「希望の党」と合流するというのです。
    これにはびっくり。これぞ「やぶへび」。安倍さんが藪をつっついたら、蛇が出て来たという感じです。
  • ところが、小池さんは、民進党出身議員を希望の党側で選抜すると宣言。
    三権の長をやった人は来るな、という発言もあり。
    首相を経験した先輩がきて、影響力を行使されては自分の思い通りに出来ないということからでしょう。
  • 民進党のリベラル系議員は、枝野さんを代表として「立憲民主党」を立ち上げた。←いまここ

これで、今回の選挙の対立の構図がはっきりしてきました。

ただ、政策がどう違うのかが分かりません。自分なりに整理してみようと思います。

前原さんと枝野さんの政策はどう違うのか

まず、「希望の党」がリベラルを排除しています。その一方、「日本のこころ」から中山恭子さんが加入していますから、かなり保守的な政策になるのだと思われます。

前原さんと枝野さんの政策を調べてみると、選択的夫婦別姓制度、国旗国歌法案に違いはないようです。

それで、 リベラル排除で思ったのは、「リベラル=護憲、反日米安保、反自衛隊」というイメージがありましたのでそれについて調べてみました。 

枝野さん:自衛権行使の要件を明文化した条項を9条に追加

2013年9月10日、民主党憲法総合調査会長に任命された枝野は憲法9条の改正私案を発表している。自衛権行使の要件を明文化した条項を9条に追加し、憲法解釈の幅を極力狭めることで、無原則な軍拡に歯止めをかける必要性を打ち出している。

 (Wikipedia「枝野幸男」より)

前原さん:条文追加によって自衛隊を明記する

 日米同盟強化・中国脅威論、(戦争放棄を定めた)9条1項・(戦力不保持を定めた)9条2項は維持したうえで、条文追加によって自衛隊を明記することの必要性、武器輸出三原則の見直し、北朝鮮のミサイル基地などを自衛隊が攻撃することが可能になる「敵基地攻撃能力」の保有の検討などを打ち出しており、

(Wikipedia「前原誠司」より) 

私も憲法9条の改正派です。

前原さんは、武器輸出三原則の見直し、「敵基地攻撃能力」など、防衛を超えた先制攻撃まで考えているようです。

「希望の党」の「踏み絵」

希望の党が合流の「踏み絵」とするのは安全保障と憲法だ。希望の党は2年前に成立した安保関連法の必要性を認める立場だが、民進党は「憲法違反」だとして「白紙化」を衆院選の公約に明記した。小池氏は「安保法制に賛成していない人は、アプライ(応募)してこないと思う」と民進党側をけん制している。(毎日新聞:衆院選2017 民進分裂、新党模索も 希望が「排除リスト」2017年10月1日)

私は、安保法制については、現在の憲法のままでは違憲だと考えています。なぜなら、現在は自衛隊でさえも無理にねじ曲げて解釈して合憲にしているからです。

私は、枝野さんの考えに近いようです。

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流れが変わりました。

政治家は政治家になるために政治をしている?

 私が購読しているブログの千日さんが、こんな記事を書いています。

sennich.hatenablog.com

書きたい小説がある訳ではないけれど、小説家になりたい人というのがいます。それに似ています。

民進党の玄葉光一郎さんが 「候補者の人生がかかっている」と言ったことから批判ツイートがありました。

細野さんが、「三権の長経験者の受け入れ難しい」と発言しました。これを、政策よりも先に「希望の党」に入った自分の影響力を保ちたいからと受け取った人が多く、非難するコメントがいっぱいついています。

前原さんは、「全て想定内」と言っています。私からすると、「総理大臣になりたいレース」のライバルを切り離すのに成功したと聞こえ、政治家は政治家になるために政治をしているだなぁと思ってしまいます。