シロッコの青空ぶろぐ

高卒シニアが低学歴コンプレックス脱出のため、放送大学の人間と文化コースで学んでいます。通信制大学で学ぼうとする人を応援したい。学んで成功する人が増えれば、私のやる気も燃えるはず。

「ルワンさん、どうやって日本語を学んだのですか?」・スリランカの旅(1)

目次

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ガイドのルワンさん(左)とドライバーのバーリスさん(右)・(掲載許可済)

一人で行くには現地ガイドつきっきりの旅がいい

5月14日からツアーでスリランカに行ってきました。

海外旅行するならにはいろんな方法があります。

  1. 添乗員が日本の空港から付きっ切りでお世話をしてくれるタイプ
    現地では現地のガイドさんが案内。10人とか、一定以上の参加者がないと中止になったりします。ツアーの参加者は若い女性の友達同士、おばさんの友達同士、リタイアした夫婦などで、シニアの一人旅は浮いてしまいます。
    そこで去年は「お一人様限定」にしました。
  2. 添乗員なし。現地のガイドが付きっ切りで案内。
    トルコに行ったときがそうでした。ガイドさんと運転手さん、それに結婚を前に一人旅の女性、女性の友達同士、私たち夫婦の5人が1週間くらいトルコを旅しました。ガイドさん、運転手さんと仲良くなり、一人旅の女性と妻とはかなり話していたようです。
  3. フリープラン。添乗員なし。現地のオプションツアーを申し込む。これは私にはハードルが高いです。
  4. ホテルだけ確保してあとはフリープラン。自分で行先を調べ交通手段、食べるものも自分で調べる。バックパッカーに近い。
  5. バックパッカー。私にはきっと無理。

一人で行くなら、「添乗員なし。現地のガイドが付きっ切りで案内」がいいと考え、2を選択しました。一人でも、ガイドさんと話できるでしょうし、4、5人程度なら話しかけてくれるかもしれないからです。

現地に行ってみれば、予想したように観光客は私だけ。それにガイドのルワンさんとドライバーのバーリスさんの三人の贅沢な旅になりました。

旅をしたのはこのプリウス。スリランカで乗られているのは日本車が多いのです。

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「おしん」をきっかけに日本に興味を持った

 

ルワンさんの日本語が上手です。そこで、どうやって日本語を学んだのか聞いてみました。

1983年、橋田壽賀子さんが脚本を書いたテレビドラマ「おしん」が放送されました。

スリランカでも「おしん」が放送され、ルワンさんは日本に興味を持つようになったそうです。(参考:Wikipedia「おしん・海外での反響 」) 帰りにコロンボの空港で一緒になった若い女性の方のガイドも、年配数人で旅行されていた人たちのガイドも「おしん」がきっかけで日本語を学んだと話していたそうです。橋田壽賀子さんの「おしん」は偉大です。

そのころ日本政府が奨学生を募集していました。日本へ留学して日本語を学ぶ奨学生です。学費、アパートは日本政府が負担するというもので、10人の枠に2000人が応募したという狭い問ですが、高校生だったルワンさんはその試験をパスします。

留学期間は4年。学費、アパートは日本政府が払ってくれましたが、食費、衣料費は自己負担です。よく、マクドナルド、ミニストップ等でアルバイトをしたと話していました。

この前、成田の「川豊」の鰻をたべた話をしましたら、お店は知っていましたが、鰻は食べたことがないそうです。いつも混んでいますし、スリランカの人には味が合わないと思います。

「食事はどうしていたんですか?」と聞くと、タイ米を買ってスリランカ料理を作って食べていたんだそうです。

留学した10人のうち、ひとりは亡くなってしまい、半分は日本に住んでいるそうで、残りの半分はスリランカで活躍しているそうです。たまに5人で会ったりすると話していました。

日本人の観光客が少なくなった

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スリランカの世界遺産シギリヤロック。頂上には王宮があった。

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ルワンさんはシギリヤで泊まったホテルから車で5分くらいのところに住んでいるそうです。結婚して1年の新婚さん。留守の多いガイドの仕事は大変そうです。

それと日本人の観光客が少なくなったとこぼしていました。

そういえば、圧倒的に中国人が大かった。

ルワンさんが「趣味は何ですか」というので、ブログの話をしました。月に3万近いアクセスがあって、5倍、10倍、100倍とアクセスを増やしたいと話すと興味深そうに聞いてました。

写真を掲載してもいいかと聞くと、自分にもサイトがあるというので聞いてきました。

tropicalwaytours.com

サイトの案内、アーカイブはありますが、実際のサイトは消失しているようです。

日本人に観光に来て欲しいなら、日本語で書かないとダメですよ。そう話しました。

で、ブログで紹介しますからね、と約束しました。

ルワンさん、書きましたよ。

こんなに深く交流できるのが、添乗員なし、現地のガイドが付きっ切りの魅力です。

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シギリヤロックの頂上でガイドさんに促されてバンザイをするの図

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