しろっこブログ

高卒シニアが低学歴コンプレックス脱出のため、放送大学の心理と教育コースで学んでいます。放送大学学生のためになるブログを目指します。

初めてのRAW現像・トラブルも一緒に楽しんでしまおう

目次

「壁や行灯、窓の外光がピンクに見えます」

初めてRAW現像をしてみました。

SONY NEX-5N で一度RAW現像をしたことはありますが、あまりメリットは感じませんでした。RAWで撮影するとファイルサイズが大きいことから、それっきりRAWで撮影することはありませんでした。

ブログに貼り付けるときは、傾き調整、トリミング、自動コントラスト調整、自動色調整、それらを手早く済ませる。そんな程度で間に合わせていました。

iPhone の写真は自動調整してもほとんど変化しません。つまり、iPhone の作り出すJPEGが調整されまくっているということでしょう。

それに比べ、「SIGMA dp2 Quattro」が吐き出すJPEGの完成度は低いように思われます。撮影時に液晶でみた画像と記録された画像に差があるようにも思います。ベイヤー方式と Foveon X3 では、液晶に表示する難易度が違うのが原因かも知れません。

下の「SIGMA dp2 Quattro」で撮影した画像は茅葺屋根が白とびしてしまっています。こんな白とびした画像を液晶で見ていれば、そのままシャッターを押すことはありません。液晶にはもっと違った画像が表示されていたのではないか、そう思うのです。こんな画像が見えていたなら、明るさを調整するはずですから。

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そこでRAW現像の出番です。しかし、落とし穴にはまりました。

撮影した「佐倉武家屋敷」の壁や行灯、窓の外光がピンクに見えるというのです。 

これは気が付きませんでした。私は何を見ているんでしょう・・・。

最初からトラブルがあるのは覚悟していました。トラブルも一緒に楽しんでしまおうと考えて購入したカメラですから、「お、来たか!」という感じです。

これです。中の行灯、手前の壁がピンクになってしまっています。

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【白とび軽減】のチェックを外す

検索して同じような現象の人を見つけました。

foxfoto.exblog.jp

「良くも悪くも話題の絶えないSIGMA dp2 Quattro」とおっしゃっていますが、私からすればブログネタが豊富なカメラということです。

そして、解決方法が書いてありました。

SPPの現像パラメータ内の【白とび軽減】のチェックを外して

【ハイライト拡張】を最大から最少にしたら殆ど消えた!

【白とび軽減】のチェックを外すと白すぎるので、「ハイライト」を下げ、見えなかった手前の壁を見えるようにしました。

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調整を終えたのがこれ。

少し「X3 Fill Light」をプラスにいじっています(全体を明るくしないで暗い部分を明るくする)

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白とび軽減機能

【白とび軽減】は「SIGMA dp2 Quattro」カメラについている機能で、本来は白とびになった青い空を復元したりするのに有効です。

空は青いはずなのに白くとんでしまった。今までそんなことは気にしたことありませんでした。 

みなさん、青い空を写すのに苦労されているようです。勉強になりました。

下の写真も「白とび軽減機能」が悪さをして、右の窓がピンクになっています。

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これも同様に修正します。

「X3 Fill Light」をプラスにすると床が明るくなって木目が良く見え、奥の風呂場の様子もかなりわかりますが、バランスを考えてこの程度で。

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RAW現像とその醍醐味 

 iPhone の写真はさんざん調整されているようだから、そのままでいいや。 NEX-5Nは自動調整ボタンを押すだけ。

そんな私がRAW現像をした様子を書いてみます。

◆下の写真は「佐倉武家屋敷」の「くらやみ坂」です。

全体的に白っぽい。 坂の向こうが白くなってしまっている。この二点が不満です。

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  1. 露出を下げて手前左の木の幹・葉がくっきりするようにする。
  2. 坂の途中が暗くなり過ぎたので「X3 Fill Light」で全体に影響を与えず、暗い部分を明るくして右側の樹木が見えるようにする。
  3. 坂の奥の白とびに近い部分は「ハイライト」を下げて車、柵などが見えるようにする。

他にも調整するところがあるのでしょうが、今のところはこれだけ。結果、こんな画像になりました。

下向きの矢印「⇒」が黄色くなって、本来の色が出て来たようです。リアルに奥行を感じられる画像になって満足しました。

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下はNEX-5Nの調整していない画像です。

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何も考えないでサッとシャッターを押し、NEX-5Nが作ってくれたJPEG画像です。

緑が強く「SIGMA dp2 Quattro」とはずいぶんと色合いの違う写真です。

Foveon X3 撮像素子は1画素が3層になっていて、それぞれの層が色信号を作ります。それに対し、ベイヤー方式のNEX-5Nに使われている撮像素子は画素の半分は緑信号のためにあります。そのことから、緑が強いのでしょうか。(強すぎたら、補正するようにも思いますが)

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(Wikipedia「ベイヤーフィルター」より)

さて、本物はどちらの色に近かったでしょうか・・・。

機会があったら確認してみます。

RAW現像をやってみて、今まで画質に無頓着だったのに気が付きました。