シロッコ手習鑑

放送大学の心理と教育コースで学んでいます。人間と文化コースにも興味があります。学んだことを基に自分の考えを組み立てて伝えていきたい。

アクセス減少から立ち直る方法を心理学の面から考える・弱小ブロガーの運営報告

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目次

弱小ブロガーの運営報告

ブログのアクセスが減り続けています。5月から8月あたりがピークで、そのころからすると2/3くらいのPV数になっています。

それは私だけでなくて、「はてな」全体のようで、中には WordPress へ移転する人も出てきています。なぜアクセスが減っているのでしょう。

  • 力の強いWebが多くなった。
    TVやラジオ、紙を媒体としていたビジネスをしていた業者がWebに参入したり、ライターを使ってWebを作っている業者が増えたりしています。個人のブログがアクセスを稼ぐのは以前よりも大変になってきました。
  • Googleはユーザが望むページを表示できるように進化し続けている。
    ブックマークなどがあることから「はてな」はSEOに強いと言われていました。しかし、Googleが進化すればするほどそのメリットは少なくなると思われます。
    HTTTPS化に手間取っていることから WordPress へ移転する人も出てきていますが、Chromeに表示されるのは先ですからまだその影響は出ていないはずです。

原因をまとめると、ライバルが増えた、「はてな」のメリットが少なくなった、この二つだと考えています。

どうすれば良いのか。みんなが読みたいいい記事を書くしかありません。それに尽きると思います。

Google AdSense

表示してあるのは「見積もり収益額」で、受け取る金額はこれより若干すくなくなります。

年 月 記事数 見積もり収益額
2015/06 49 153
2015/07 56 796
2015/08 60 764
2015/09 63 417
2015/10 69 429
2015/11 82 584
2015/12 93 403
2016/01 110 705
2016/02 121 1,225 ここから「はてなPro」
2016/03 138 2,688
2016/04 150 4,022
2016/05 155 2,039
2016/06 166 2,727
2016/07 177 3,245
2016/08 188 4,681
2016/09 195 4,278
2016/10 203 5,312
2016/11 212 5,406
2016/12 225 4,876
2017/01 235 4,246
2017/02 243 4,024
2017/03 262 5,525
2017/04 269 5,289
2017/05 279 6,149
2017/06 287 5,125
2017/07 294 5,356
2017/08 303 7,857
2017/09 313 7,416
2017/10 321 6,135
2017/11 323 7,043
  合計  108,915

ブログのアクセスは減っていますが、収益は減っていません。
ちなみに、アマゾン アソシエイトはこんな感じです。

アマゾン アソシエイト

年 月
2016/11 紹介料 2,290
2016/12 紹介料 1,725
2017/01 紹介料   307
2017/02 紹介料 2,218
2017/03 紹介料 2,191
2017/04 紹介料 3,516
2017/05 紹介料 933
2017/06 紹介料 5,424
2017/07 紹介料 1,439
2017/08 紹介料 1,386
2017/09 紹介料 4,220

みんなが読みたい記事を書くしかないのは分かりました。しかし、アクセスが減ればどうしても「やる気」が薄れてしまいます。次はそのことについて考えてみます。

ブログの「やる気」と「学習意欲の理論」

2016年から放送大学「心理と教育コース」で学び始めました。今学期に履修した「学力と学習支援の心理学」に「学習意欲の理論」があって、ブログの「やる気」にも関係ありそうなので紹介します。

学力と学習支援の心理学 (放送大学教材)

学力と学習支援の心理学 (放送大学教材)

  

※詳しくはこちらのシラバスをどうそ。「授業科目案内 学力と学習支援の心理学

内発動機づけの減退効果

本来楽しいものに報酬を与えると、報酬ががなくなったときに「やる気」が失せてしまうという効果です。心理学者のデシは、ソマと呼ばれるパズルを使って報酬が意欲にどのような影響があるかを調査しました。

  • 学生を二つのグループに分け、片方にはパズルが解ければ金銭報酬を与え、もう片方には報酬なしでソマパズルを解いて遊んでもらいました。
  • そして、自由に過ごしてよい休憩時間にソマパズルをしている学生を観察したのです。どちらも報酬なしの状態でソマパズルをする人を数えたのです。
  • その結果、報酬ありのグループは、報酬なしのグループよりソマパズルをする人が少なかった。

また、レッパーたちは幼稚園児を「報酬あり」と「報酬なし」の二つのグループに分け、絵を描いてもらうという実験をしました。片方のグループは絵を描くとボール紙を切り抜いて色を塗ったものが貰えるのです。(「教育心理学概論」)

報酬がなくなったときどうなったのか。結果はソマパズルと同じです。報酬を受け取っていたグループは絵を描くことが少なくなりました。

絵を描くこととブログを書くことは似ています。そして、ブログには報酬があります。

  • PV数が多ければ称賛されているという報酬になる。
  • ブックマーク、スター、コメント。
  • アドセンス、アソシエイトの金銭報酬。

PV数が少なくなれば、これらの報酬が少なくなります。すると、「やる気」が出なくなってしまうのです。

動機づけの認知理論

アトキンソンの期待・価値理論では動機づけは期待と価値の積によって決まると考えました。

 動機づけ = 期待 x 価値

  期待:どのくらいの確率で求める対象が得られるか

  価値:それがどのくらい自分にとって有益であるか

掛け算ですから、期待、価値のどちらかが「0」であれば結果も「0」になってしまいます。

ブログなら、実現可能な目標PV数、収益を設定して、目標達成の確率を高くする必要がありそうです。

随伴性の認知

人は努力しても無駄だと思うと努力しなくなります。努力すれば目標が達せられるという経験が多ければ期待を持って努力するようになります。

セリグマンらの学習性無力感

抵抗や回避の困難なストレスと抑圧の下に置かれた犬は、その状況から「何をしても意味がない」ということを学習し、逃れようとする努力すら行わなくなるというものである。

 (Wikipedia「学習性無力感」より)

逃げられない状態の犬に電気ショックを与え続けると、 逃げらる状態になっても逃げようとせず、電気ショックを受け続けます。

ワイナーの帰属理論

何かを行って、成功・失敗をすると、その原因について考えます。

  • 原因が自分の中にあるのか、外にあるのか。
    原因が自分の外にあって、コントロールできない要素だと考えてしまうと「やる気」が生まれません。
  • 原因の要素が安定しているか、不安定か。
    ただの運だけで、成功、失敗したと判断すると「やる気」が生まれません。

自分にはそれなりの能力があって、訓練を続けたから成功したのだと考えると「やる気」が生まれるという話です。

まとめ

ブログのアクセスが減り続けています。このアクセスが少なくなると「やる気」がなくなってしまいます。

その対策のために「やる気」について「学力と学習支援の心理学」の「学習意欲の理論」から紹介しました。

ブログのアクセスが減ったのは自分の外にあります。そして、その原因はライバルの力が強くなったこと、Googleが進化したことだと思われ、安定した要素です。だから、努力が無意味ではありません。

みんなが読みたい記事を書けはアクセスはアップするはず。それに尽きるのですが、絶対に正しいことを言うのでもなく、自分にしか言えないことを言おたい、それが難しいのた。