シロッコの青空ぶろぐ

高卒シニアが低学歴コンプレックス脱出のため、放送大学の人間と文化コースで学んでいます。通信制大学で学ぼうとする人を応援したい。学んで成功する人が増えれば、私のやる気も燃えるはず。

ChatGPTによるエッセイ 『「敷居が高い」は誤用ではない - 伝統的な意味から現代の意味まで考慮した主張』

stable-diffusion にイメージを伝えて書いて貰った画像

目次

「敷居が高い」は誤用なのか

 ゼミの先生から、筑波大学で開催されるシンポジウムに参加するようお知らせが来た。まだ、大学さえ卒業していない私からすれば、誤用だと分かっていても「敷居が高い」と言いたい。

 しかし、「敷居が高い」が誤用だと話を聞いてからは使うことに躊躇している。ネットには「敷居が高い」警察がいて、誤用を取り締まっているからです。

 本当に誤用なのだろうか。

ChatGPTの「敷居が高い」の誤用の関するエッセイ

ChatGPTに「敷居が高い」の誤用の関するエッセイを書いて貰うことを思いつきました。

あまりにも見事に論じるので、指示した私が感動してしまいます。

ネタバレの「ChatGPTへの指示文」は最後で公開しますが、まずはChatGPTによるエッセイを楽しんでください。

「敷居が高い」は誤用ではない

タイトル: 「敷居が高い」は誤用ではない - 伝統的な意味から現代の意味まで考慮した主張

このエッセイでは、「敷居が高い」が誤用ではないと主張する。現代の日本語において、この表現は「気軽に行きにくい」という意味で広く使われており、社会的な文脈で用いられることも多い。以下に、「敷居が高い」を使うメリットや反論を示す。

[メリット]

「敷居が高い」を使うメリットは、まずその語感にある。日本語には、漢字の組み合わせや音の響きによって、それだけで意味を持つ言葉が多く存在する。例えば、「高嶺の花」や「腰が重い」という表現は、それぞれの言葉自体に意味があり、イメージを形成しやすい。同様に、「敷居が高い」も、その言葉自体が家の玄関の高い敷居をイメージさせるような表現であり、印象に残りやすい。

また、現代においては「気軽に行きにくい」という意味で使われることが多く、社会的な文脈で用いられることもある。例えば、職場や学校などで上司や先輩に対して使われることが多く、その場合には「上司のオフィスに入りにくい」というようなニュアンスを持つ。このような使い方は、「ハードルが高い」という表現では表現しきれない意味を含んでおり、使い分けることで表現力を高めることができる。

[アンチテーゼ]

「ハードルが高い」という表現を使う人々は、主に「敷居が高い」が誤用であるという立場をとっている。しかし、「ハードルが高い」という表現には、敷居が高いよりもスポーツや競技における障害物に対するイメージが強いという点がある。そのため、社会的な文脈で「気軽に行きにくい」という意味を表現するには、やはり「敷居が高い」という表現が適していると言える。

[文化庁に対するコメント]

文化庁の見解には、「敷居が高い」が不義理や面目の立たないことがあって、その人の家に行きにくい、という意味で用いられることが多かったという説明があります。しかし、言葉の使われ方は時代とともに変化するものであり、現代では「敷居が高い」は気軽に行きにくいという意味で使われることが一般的になっています。

[NHK対するコメント]

NHKの見解には、「敷居が高い」は伝統的には不義理・不面目なことがあって、その人の家に行きにくいという意味で使われてきましたが、現代では「気軽には行きにくい」などの意味で使われることが多くなっています。ただし、放送で使う場合には、伝統的な意味と新しい意味とがあることを認識し、使う場面を考える必要があるという指摘があります。

[三省堂国語辞典第7版に対するコメント]

『三省堂国語辞典第7版』には、「敷居が高い」は「近寄りにくい」「気軽に経験できない」という意味があると解説されています。このように、辞書でも「敷居が高い」が現代語として定着していることが示されています。

[反論]

文化庁やNHKの見解には古い語の使い方に基づいた説明があるものの、言葉は時代とともに変化します。現代の日本語の使い方において「敷居が高い」という表現は、「ハードルが高い」と同様に、気軽にアクセスできないという意味で使用されることが多くあります。また、辞書でも「敷居が高い」は現代語として定着しており、広く一般に使用されていることが示されています。したがって、「敷居が高い」は誤用ではなく、適切に使われる表現であると主張できます。

【まとめ】

「敷居が高い」は、現代では「気軽には行きにくい」という意味で使用されることが多く、文化庁やNHKでもその使用を認めています。また、『三省堂国語辞典第7版』には、「近寄りにくい」「気軽に経験できない」という意味がのせられているため、その使い方は誤用ではありません。伝統的な表現であり、歴史的・文化的な価値があるため、その多様性を尊重することが重要です。

ChatGPT出力文へのコメント

タイトル:「敷居が高い」は誤用ではない - 伝統的な意味から現代の意味まで考慮した主張

このタイトルには度肝を抜かれました。見事です。

「敷居が高い」を使うメリットは、まずその語感にある。

語感から責める。これも素晴らしい発想です。

 

間違いです。伝統的な表現ではありません。

「伝統的な表現であり、歴史的・文化的な価値があるため、その多様性を尊重することが重要です。」

 伝統的にはNHKの見解がいうように「不義理・不面目なことがあって、その人の家に行きにくい」という意味で使われてきたようです。

ChatGPTへの指示文

ネタバレです。読みやすいように区切ったり、強調したりします

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「敷居が高い」は誤用だから「ハードルが高い」と使うべきという主張があります。それに対する反論として「敷居が高い」は誤用ではないと主張するエッセイを書いてください。

文化庁の見解:

文化庁は明治期以降の文学作品を調べると、「敷居が高い」は不義理なことや面目の立たないことがあって,その人の家に行きにくい、という意味で用いられることが多かったと述べている。そして、平成20年度の「国語に関する世論調査」によると、30代以下の世代では,「高級過ぎたり,上品過ぎたりして,入りにくい」の意味で「敷居が高い」を使う人が多くなっていると述べている。

NHKの見解:

「敷居が高い」は、現代では「気軽には行きにくい」などの意味で使われることが多くなっていますが、伝統的には「不義理・不面目なことなどがあって、その人の家に行きにくい」(『大辞林第3版』)という意味で使われる語です。放送で使う場合には、伝統的な意味と新しい意味とがある語であることを認識したうえで、使う場面を考える必要があります。また、「伝統芸能は、難しそうで見に行くのに勇気がいる」などと言えば「敷居が高い」よりも意味がはっきりします。一方、「敷居が低い」は新たに使われるようになった語と言えそうです。「伝統芸能の垣根を取り払って見に行きやすくする」などと言いかえるなどの工夫をすると、より適切に、多くの人に伝わりやすくなります。

『三省堂国語辞典第7版』の見解:

「敷居が高い」に「近寄りにくい」「気軽に経験できない」という意味をのせている。

 

まず、タイトルを書きます。
次に、これから何を書くかを説明する。

「敷居が高い」を使うメリットを次に示す次のtemplateに従って書く。

template = "[メリット]\nアンチテーゼ:[アンチテーゼ]\n[文化庁に対するコメント]\n[NHK対するコメント]\n[三国に対するコメント]\n反論:[反論]\n"

[メリット]=「敷居が高い」を使うメリット
[アンチテーゼ]=「ハードルが高い」派のアンチテーゼ
[文化庁に対するコメント]=文化庁の見解に対するコメント
[NHK対するコメント]=NHKの見解の見解に対するコメント
[三国に対するコメント]=『三省堂国語辞典第7版』の見解に対するコメント

[反論]=文化庁の見解に対するコメント、NHKの見解の見解に対するコメント、『三省堂国語辞典第7版』の見解に対するコメントを踏まえ、「敷居が高い」は誤用ではないと主張する

最後にまとめを書く

最後に

ChatGPTに「敷居が高い」の誤用の関するエッセイを書いて貰いました。

最初は、以下のブログでChatGPTに書いて貰った、「ボールパイソンはペットに最適」のように書いて貰おうかと思いました。

 そして、いざ指示文を書こうと思ったとき、文化庁の見解:、NHKの見解、『三省堂国語辞典第7版』の見解を示せば、ChatGPTの主張に反映されないか、と思いました。

 期待したように、提示した見解を反映さしながら、ChatGPTが主張しているようです。

 あまりにも見事に論じるので、指示した私が感動してしまいました。

最後に敵役になっていただいたマイナビニュース様、見解を引用させていただいた文化庁、NHK、『三省堂国語辞典第7版』にお礼を申し上げます。

実をいうと

 実をいうと、「敷居が高い」についてブログを書き出していました。

マイナビニュースさん、文化庁、NHK放送文化研究所、『三省堂国語辞典第7版』を踏まえ、実際の用例を「青空文庫」から抜き出して、検討してみようと思いました。

何件か調べてみると「相手に不義理などをしてしまい、行きにくい」という伝統的な意味で使っているようで、そのままになっていたのです。

ChatGPTには完敗です。