宿泊した「ベイリゾートホテル小豆島」11階からの眺め。手前に見えるのはプール。12階の大浴場からも同じような景色を眺められます。
目次
休みに合わせていくとパンが買えない
日程は4月2日~3日にきめました。
「あずきベーカリー」さんは月曜日と火曜日が休み。休みに合わせて行けば、観光案内してもらったり出来ますが、休みですからパンはありません。パン屋さんにいくのにパンを食べられなくどうするんですか。そこで、自分が休みを取りやすく、桜の満開が期待できる時期、それらを考え併せてひねり出したのがこんな日程でした。
高松経由は遠回りじゃないの?
宿泊は「ベイリゾートホテル小豆島」に決めました。「あずきベーカリー」から2キロくらいと近くて便利そうだからです。
イトーヨーカドー幕張店のJTBで手配して貰ってコースはこんな感じになりました。
- 東京<--新幹線-->岡山<--マリンライナー-->高松<--フェリー-->土庄港<--無料送迎バス-->ベイリゾートホテル小豆島
最初は自分で調べました。けれども、羽田から飛行機で高松まで行くか、それとも新幹線か。小豆島へ行く船便は9コースあって、必要な時間も、本数もバラバラ。どの便で行くか、どれも悩ましいのです。
- 神戸港から坂手港:180分
- 姫路港から福田港:100分
- 日生港から大部港:60分
- 新岡山港から土庄港:70分
- 宇野・豊島新港から土庄港:90分
- 高松港から土庄港:60分 一日15本
- 高松港から池田港:60分 一日8本
- 高松港から草壁港:60分 一日5本
- 高松港から坂手港:75分 一日3本
港とホテルを結ぶ無料送迎バスは、島北部の福田港、大部港は送迎対象になっていません。遠回りのようですけれども、 小豆島へは高松経由がポピュラーのようです。
高松城・月見櫓
小豆島はどんなところか
土庄港からの送迎バスに乗ったのは私たち二人だけ。運転手さんは同年代の方で、ホテルまで役30分、ずっとお話をしました。
二十歳のころ小豆島に職場の旅行で来たことがある。覚えているのは、「二十四の瞳」の銅像、孔雀が高いところから一斉に飛び降りるショー、山が観光地になっていて、そこに行ったことがある、そんなことを話ました。
運転手さんは観光案内しながら、バスを走らせます。干潮になると道が現れて小島を結ぶエンジェルロード。オリーブ公園。
私が訊いたのはこんなこと。
- 島にはいくつ町があるんですか?
四つの町がありましたが、平成の大合併で二つになった。私が以前に来たとき(40年くらい前)と大きく変わったのは人口が減ったこと。4万5千人くらいいましたが、2万5千人くらいとのこと。(実際はもう少し多そう) - 農地もなさそうですが、みなさんどんな生活をされているんですか?
農家は北部に多くオリーブなどを作っている。観光、醤油、佃煮、そうめん。
醤油を醸造しているところが40軒くらいあったが、現在は20軒くらい。
醤油屋さんが多いのには驚きました。
「パン屋さんがオープンしたから、訪ねていくんです」。
そう話しても、運転手さんは「あずきベーカリー」を知らないようです。お店は裏通りの目立たない場所、話はそんなにうまく進まないものです。
オーシャンビューの部屋が広くてびっくり
ホテルにチェックインすると、 部屋をセミスイートに変更しておきましたとのこと。
案内されたのは11階の部屋で、とても広い部屋です。ビジネスホテルに毛が生えた程度を予想していましたから、期待以上でした。
妻と義母も、スイートに変更してもらったことがあります。そのときは義母と一緒にハワイのシェラトンに宿泊しました。911の直後で、半分は閉鎖。それでも部屋はガラガラだったそうです。そんな時期に行くのはありがたいお客だったのかも知れません。
私の場合は、テロがあった訳でもないですし、なぜセミスイートに変更してもらえたんでしょう。
最初は、ホテルに「あずきベーカリー」毎日パンを買いに来る人がいて、その人が変更してくれたのかとも思いました。ひげっぱさんが、私がくることを話しておくと言っていたんです。次に思いついたのは、JTB経由だから好印象を持ってもらって、アンケートの評価を良くして貰いたいから。
結論としては、「連泊だから」。これが理由なのだと思いました。二日目の夕食に「連泊の方に特別にあわびをご用意しました」と言われましたから、連泊はありがたいのでしょう。
マッサージ・チェアがある部屋なんて初めて。自宅にもありますが、なんども使わせていただきました。
床の間のコンセントでゲーム機充電中。使ったのはコンセントだけ。
大型テレビにはホームシアターシステムのスピーカがついていました。
レンタカーを確認すると、明日の10時から明後日の9時までの23時間だと分かりました。あれ・・・24時間じゃなかったっけ?
何度確認しても23時間とのことです。
最終日は「あずきベーカリー」に行ってパンを買って帰る予定です。「あずきベーカリー」は9時オープンですから、9時にレンタカーを返すのでは車を借りた意味がありません。1時間延長することにしました。
ひげっぱさんが部屋まで訪ねてきてくれた
部屋について、お風呂にでも入ろうかと思っていると、ひげっぱさんからメッセージ。
お隣から文旦いただいたので持ってくるとのことです。
せっかく広い部屋に来るのだから、とお茶を沸かして・・・と準備しているうちにフロントから電話が来て、お客様を通してよいかとのこと。
ひげっぱさんが到着しました。
そしたら、文旦一個、四万十川の海苔、入浴剤をいただきました。
どうしたら、この組み合わせになるのか、これがひげっぱさんの不思議なところです。
「お茶でも」と言うと、「旦那さんが下で待っているから」とさっさと帰ってしまいました。
旦那さんも部屋まで来ればよかったのに。