シロッコ手習鑑

どうすれば登校拒否や引きこもりをサポートできるのか。高卒シニアなのに放送大学で心理学を学び始めました

お父さんのための聖地巡礼入門・「頭文字D(イニシャル・ディー)」(秋名・秋名湖)

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目次

「頭文字D」のモデル榛名山に行ってきた

伊香保温泉へ行ってきました。連休には家族サービスとしてどこかに出かけようと考えていたところ、孫から「伊香保温泉に行きたい」という希望があったからです。

伊香保温泉の場所はこちら。 

伊香保温泉の近くには標高1449 mの榛名山、榛名湖があります。ここは「頭文字D ARCADE STAGE」というアーケード・ゲームに登場する「秋名コース、秋名湖コース」のモデルになっています。元々「頭文字D(イニシャル・ディー)」というしげの秀一さんが描いた漫画があり、それを原作にしたのがこのゲームです。急カーブが多い峠の坂道を走行タイムを競ったり、対戦したりします。

孫は「頭文字D」の秋名コースのモデルである伊香保温泉から榛名山への坂道、秋名湖コースのモデルである榛名湖へ行って見たいと言いました。つまり、聖地巡礼です。

聖地巡礼とは、

1.宗教において重要な意味を持つ聖地に赴く宗教的な行為。
2.アニメや漫画などの作品において物語の舞台やモデルとなった場所、ゆかりのある場所を「聖地」と呼び、実際に「聖地」を訪問すること。

ニコニコ大百科「聖地巡礼」より 

この記事は「頭文字D」の秋名コース、秋名湖コースを孫と聖地巡礼した様子を紹介します。

原作の「頭文字D」はどんな漫画なのか

Wikipediaには次のように「頭文字D」が紹介されています。

あらすじ・高校生時代
藤原拓海(ふじわら たくみ)は一見ごく普通の高校生だが、父が営む「藤原とうふ店」の配送を手伝い、秋名山の峠道で日々AE86型(ハチロク)スプリンタートレノを走らせるうちに、非凡なドライビングテクニックを身に着けていた。ある日、赤城山を本拠地とする走り屋チーム「赤城レッドサンズ」のNo.2である高橋啓介(たかはし けいすけ)に勝利したことで、「秋名のハチロク」の噂は近隣に広まっていく。当初は状況に流されるままバトルを受ける拓海だったが、手練の走り屋たちの挑戦を経て、次第に自分の才能と夢を見つめなおすようになっていった。

藤原とうふ店」という設定が面白いです。豆腐と言えば一丁50円程度の庶民の食料。そのとうふ店を経営しているのが、「伝説の走り屋」であり、元ラリー屋。その鍛えた息子が主人公の藤原拓海。(走り屋とは - ニコニコ大百科

頭文字D(1) (ヤングマガジンコミックス)

頭文字D(1) (ヤングマガジンコミックス)

 

この設定を聞くと、私が中学生のときに見ていた「巨人の星」を思い出します。

巨人の三塁手だった父に小さいときから野球の英才教育を受けた星飛雄馬が巨人入団を目指す物語です。その父の職業が貧しい日雇い人夫、土木作業員。このあたりがイメージが重なるのではないかと考えました。

頭文字Dの登場人物」をみると登場人物の性格はかなり違いますね。「巨人の星」の父・星一徹は宮本武蔵のような求道者で道徳的にもストイックです。ところが、藤原拓海の父はずいぶんと違うようです。

「秋名山の下りならシューマッハよりも速い」「ポルシェが相手でも勝てる」と話す父か紹介されています。こんな自慢をしていたら、星一徹に怒鳴られそうです。

しかし、この常識から飛び抜けた設定が面白さなのだと感心しました。

藤原拓海は「藤原とうふ店」と店名の入った車で走ります。この庶民性も魅力です。そのベースにあるものは「巨人の星」と共通しているように思います。 

宿泊するホテルはどう選ぶ?

宿泊は伊香保温泉。楽天トラベルの「伊香保温泉・渋川」から「岸権旅館 創業天正4年(1576年)」を選びました。決めたポイントを書いてみます。

  • 場所が石段街にある。新しいホテルは石段街のずっと下です。新しいホテルだったら、石段街に足を運ぶのも大変です。
  • 創業が1576年。関ケ原の戦いよりも昔から営業しています。それだけでも魅力的です。

 

さて、聖地巡礼です。

首都高速から関越自動車道へと車を走らせて渋川伊香保ICで降り、伊香保温泉へ。

秋名コース

伊香保温泉の石段街入り口を越すと「秋名上りコース」のスタート地点があります。ここの細い道路を左に入ると、伊香保温泉の一番奥にある河鹿橋を通り、石段街の裏に沿って下る道になります。

標高ワカール - 山登り・防災のための海抜測定」で測定すると、この地点の標高は725mです。河鹿橋は805m。

秋名上りスタート地点・秋名下りゴール地点 標高725m

中間の高根展望台からの眺め

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秋名上りゴール地点・秋名下りスタート地点 標高1173m

給水塔が目印。

ゲームの中で、なんと言っても人気があるのがこのコースです。

藤原とうふ店は伊香保温泉の近くにあり、秋名湖畔のホテルで朝食に出される豆腐を納品するため、毎朝4時頃に配達します。主人公が毎日走るコースだからです。

標高ワカールで測定したスートとゴールの標高差が448m、Googleマップでルートを調べた距離は7.8kmです。

人気があるのは下りコース

主人公が乗るのはトヨタ・AE86スプリンタートレノ。1600ccクラスのエンジンですからパワーがありません。しかし、藤原拓海の父は「秋名山の下りならシューマッハよりも速い」「ポルシェが相手でも勝てる」と話します。

上りコースは車のパワー勝負になってしまうから人気がないのです。

(トヨタスプリンター。私が初めて買った車が中古のトヨタ・スプリンターでした。トレノでもなんでもなかったですがね)

溝走り

秋名の下りで2分台を目指す攻略」を読むと「溝走り」というのが出てきます。これはイン側のタイヤをわざと道路の雨水溝に落として引っ掛けて、遠心力で外に振られないようにする技術で、本物のラリーでも使われているそうです。1コ目の左の溝にひっかけるタイミングが命みたいです。でも、本物の榛名山のコースでやったら車が壊れてしまいます。

急な坂と急カーブの連続、本物の道路を走行するときは無理をしてはいけません。

秋名湖コース

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秋名湖右回り、左回りのスタート・ゴール地点 

スタート・ゴール地点はこのあたりのようです。

榛名湖を回ります。 1周が約5.3km。標高差がほとんどなく、カーブも比較的緩やかなことからゲームではそれほど人気はないようです。

しかし、観光するにはいいところです。 

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コースの見学が終了すればあとはホテルにチェックインです。

岸権旅館 創業天正4年(1576年)

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ホテルエントランス。左に映っている車でいきました。

まだ時間が早かったので部屋には入れません。あとはホテルに車を置いて石段を一番下まで下がり、ホテルのレストランで昼食です。

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地ビール「石段物語」

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365段の石段を上り、その先を河鹿橋まで歩きました。

4階建の木造建築。

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河鹿橋。

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帰りにオレンジジュースを飲みました。

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チェックインして通されたのは小津安二郎監督の映画に出てきそうな和室。

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夕食。

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自分で焼くコース。

写真を見たときはおいしそうだったのですが、かかりっきりで気を使って焼かなければならず、焦がしてしまいます。きっと、普通の料理の方がおいしかった。値段もそっちの方が少し安いですしね。 

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食事のあとは、石段街を散策しました。

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 「大阪屋」の看板があるのが射的屋。

私は全く当たらなかったけれど、孫の撃ったコルクは的にかなり命中。帰りには賞品を貰ってきました。スナイパーとしての腕は孫が格段に上で、全く敵わないというのが分かりました。

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聖地巡礼の感想

孫の希望で 「頭文字D(イニシャル・ディー)」の聖地・榛名山に行ってきました。

私の知らない漫画・ゲームの世界でしたが、その魅力を知ることが出来ました。

バイオリニストの高嶋ちさ子さんが子供の携帯ゲーム機をバキバキにしたコラムが炎上したことがありました。

クラッシュック音楽が文化なら、ゲームも文化。どちらとも上手くつきあっていきたいものです。

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