シロッコ手習鑑

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シロッコ手習鑑

高卒シニアなのに臨床心理士になりたいと思い立って放送大学生になりました。

霍建起(フォ・ジェンチー)監督が描く理想の郵便配達・中国映画「山の郵便配達」の感想

テレビで放送された中国映画「山の郵便配達」を2、3度見たことがあります。 これといった事件は何も起こらない映画なのですがとても良い映画でした。 今度は劇場で見てきました。

将棋盤を挟んで次の一手を求める姿はまるで格闘技・映画「聖の青春」

「怪童」と呼ばれた天才棋士村山聖さんを描いた「聖の青春」をみました。 ぷっくりした村山さんは知っていましたがネフローゼという難病だったのは最近しりました。 難病でありながら命を削るようにして名人を目指した生き方は見事です。

なぜ、この映画は悲しく心が熱くなるのだろう・「この世界の片隅に」の感想

「この世界の片隅に」を見ました。 戦争がどんどん激しくなり、すずは大切なものを次々と失っていくのですが、そのことを引き起こした人たちを恨みもしません。これは悲しかった。

何かを面白いと言う人がいるのに、自分がその面白さを分からないと損した気分になりませんか?

「これのどこが面白いのか?」と悩んだり、「〇〇は××だから面白いんだよ!」と説明するのは無駄だというブログを読みました。 むかし見たけれども凄さが理解できなかった映画を見直して、凄さが分かったという経験があります。 それをもとに面白さの理解が変…

「邦画はクソ!」というあなたに見て欲しい日本映画黄金期の名作

黒沢明監督の「七人の侍」の感想を書こうとして、「邦画」について検索しようとすると、「邦画はクソ」とか「邦画 つまらない」と表示されました。 えっ? 日本映画黄金期の名作を見ないで言っているんじゃないの? と思いました。 映画や小説は古典と競争し…

クリント・イーストウッド演ずるブロンディは良い人なのか/セルジオ・レオーネ監督「続・夕陽のガンマン 地獄の決斗」

マカロニ・ウェスタンの「続・夕陽のガンマン 地獄の決斗」を見てきました。 心温まる感動はありませんが痛快でユーモアのある娯楽映画でした。

余命半年の男が見つけた最後に打ち込むべきもの・黒沢明監督「生きる」の感想

TOHOシネマズ 市川コルトンプラザの「午前10時の映画祭」で上映されている黒沢明監督の「生きる」を見てきました。 「生きる」は凄い映画です。「生きる」の凄さについて書いてみました。

「神に祈って頼るな。自力で突破せよ」 牧師が生還へ導く・「ポセイドン・アドベンチャー」の感想

午前10時の映画祭で「ポセイドン・アドベンチャー」をみました。映画の前に町山智浩さんの解説動画を見ました。「これは聖書なんだ。ノアの箱舟なんだ」。これを理解してから見ると全然違います。

オープニングから度肝を抜かれた。サム・ペキンパー監督「ゲッタウェイ」の感想

巨匠と言われるサム・ペキンパー監督の「ゲッタウェイ」を見ました。 見事なストリー展開、サスペンスで手に汗を握る展開で充分映画を堪能出来ました。

ぶっちゃけ、パレスチナ映画ってどうなの?イスラエル占領下の若者の愛、友情、信頼そして裏切りを描いた「オマールの壁」

「ニューズウィーク日本版」で映画『オマールの壁』を知り、渋谷「UPLINK」で見てきました。 ぶっちゃけ、パレスチナ映画ってどうなの? パレスチナは弱小国です。パレスチナの映画なんて聞いたこともありません。 映画賞をとって新聞や雑誌に褒められても、…

ガチの映画好きにはたまらない・渋谷のミニシアター「UPLINK」に行ってきた

「ニューズウィーク日本版」で知った映画『オマールの壁』を見るために渋谷のミニシアター「UPLINK」に行って来ました。 映画も素晴らしかったのですが、「UPLINK」 も面白かったので紹介します。 是非、みなさんも出かけてみてください。

パレスチナのラブストーリー『オマールの壁』・気になる映画だから見ようかな

ニューズウィーク日本版で元朝日新聞記者の川上泰徳さんが書いていた映画『オマールの壁』に関する解説を読みました。 この監督の作品は、自爆攻撃をする若者を描いた映画でアカデミー賞外国語映画賞にノミネート。『オマールの壁』で2回目のノミネート。 し…

惹かれあう男女。それを引き裂く力のせめぎ合い・第38回アカデミー賞5部門受賞「ドクトル・ジバゴ 」

第38回アカデミー賞の5部門受賞作品「ドクトル・ジバゴ」をTOHOシネマズ 市川コルトンプラザで見てきました。 ロシア革命の戦場で医師として治療にあたるジバゴ。そして、夫のパーシャを探している看護師のラーラが出会います。その二人を引き裂くのがロシア…

リタイアブルーなんてぶっ飛ばせ!・頑固じいさんのロードムービー「ハリーとトント」(ネタバレ)

区画整理のためアパートから強制的に追い立てられた72歳の老人ハリーが住む場所を求めて旅をする話の映画「ハリーとトント」を見てきました。 7月からセミリタイアで、少し落ち込んでいたのですが、頑固で自由気ままなハリーを見て元気が出てきました。 みな…

小津安二郎監督は何を描いたのか・映画「東京物語」のあらすじと感想

30年前にテレビで放送された「東京物語」を録画して何度か観たけれども、その凄さを理解できませんでした。 大きなスクリーンで観るチャンスがありましたので、みてきました。 「秋刀魚の味」は凄かったけれども、「東京物語」はそれほどでもないんじゃない…

凄さが理解できなかった小津芸術に再挑戦・小津安二郎監督「秋刀魚の味」

あの頃映画 秋刀魚の味 [DVD] 出版社/メーカー: 松竹 発売日: 2013/07/06 メディア: DVD この商品を含むブログ (6件) を見る 目次 小津作品の凄さを理解できなかった 「秋刀魚の味」のどこがよかったのか 平山という主人公の優しさがよく伝わるところ 東野英…

スナイパーに感じる卑怯さ:クリント・イーストウッド「アメリカン・スナイパー」

【注意】ネタバレです。私は映画はある程度の情報を集めてみた方が映画の良さを味わえると思います。しかし、逆に考える人は読まない方が良いと思います。 目次 スナイパーに感じる卑怯さ 「アメリカンスナイパー」予告動画 戦争映画は何度も見たいとは思い…

人生の耐え方が分かってしょうがない! 『「東京物語」と小津安二郎 なぜ世界はベスト1に選んだのか』

小津安二郎監督の映画の良さがイマイチよく分かりませんでした。 近く「秋刀魚の味」と「東京物語」を見る事が出来る機会があります。その前に理解を深めようと『「東京物語」と小津安二郎 なぜ世界はベスト1に選んだのか』を読みました。 小津さんの映画は…

映画「母と暮せば」・山田洋次監督は世界に通用しないのか

小説 母と暮せば 作者: 山田洋次,井上麻矢 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2015/12/04 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 目次 市川コルトンプラザで山田洋次監督の「母と暮せば」 義母の感想 ビートたけしさん、山田洋次監督…

最近の映画ランキングには違和感がある。私のおすすめ映画ランキングベスト100(2)

「私のおすすめ映画100本」を10本ずつ紹介しようと思ったのですが、文章が長くなって来ました。今回は中途半端になってしまいましたがここでアップします。 16.切腹 あの頃映画 「切腹」 [DVD] 出版社/メーカー: 松竹 発売日: 2012/12/21 メディア: DVD 購入…

「他人のうちに来てあれでは駄目じゃん」・意外な「火垂るの墓」の感想

火垂(ほた)るの墓 [DVD] 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ 発売日: 2000/12/16 メディア: DVD 購入: 2人 クリック: 75回 この商品を含むブログ (36件) を見る ソ,ソ,ソクラテスかプラトンかニ,ニ,ニーチェかサルトルか 【なつかCM】ソクラテスかプ…

最近の映画ランキングには違和感がある。私のおすすめ映画ランキングベスト100(1)

ときどき、好きな映画のランキングが話題になることがあります。 良い映画があるのに見落としては損だ。そんな思いからその記事を見ますが、自分がいいと思っている映画があまり登場しないのでがっかりします。 なぜ、なのでしょう? 年代が違うから? ギリ…

映画「フラガール」が「お涙頂戴がくどすぎ」と言われてがっかりした話

(photo-acさんより) 60点の映画批評を読んでがっかり 昭和40年に「常磐ハワイアンセンター」が開業しました。石炭が石油に押されて炭鉱が閉山に追い込まれようとしている時代に、今まで採炭の邪魔をしていた大量の温泉を活用して一大リゾート施設を作ろう…

ラストが腑に落ちません。映画「カサブランカ」の感想

【注意】ネタバレです。 目次 「カサブランカ」のラストが腑に落ちません。 カサブランカという場所 黒人のピアノ弾きサム 主人公リックを歌った「カサブランカ・ダンディ」 なぜ、リックは身を引いてラズロとイルザを逃がしたのか 感情は理屈より圧倒的に正…

我がまま娘がやりたい放題・映画「風と共に去りぬ」の感想

不朽名作「風と共に去りぬ」。スカーレットの道徳観念はハチャメチャです。しかし、面白い映画には違いありません。それは何故なのでしょうか? ちょっと調べたり、考えたりしてみました。

樹木希林さんの演技が見もの・河瀬直美監督「あん」

【注意】ネタバレがあります。私はこの映画はある程度の情報を集めてみた方が映画の良さを味わえる作品だと思います。しかし、逆に考える人は読まない方が良いと思います。 あん DVD スタンダード・エディション 出版社/メーカー: ポニーキャニオン 発売日: …

山田洋次監督の「同胞(はらから)」(3)・40年目の同窓会

あの頃映画 「同胞」 [DVD] 出版社/メーカー: 松竹 発売日: 2012/12/21 メディア: DVD この商品を含むブログ (2件) を見る 同胞(予告) - YouTube 40年目の同窓会 ブログを書くために映画「同胞(はらから)」を検索すると、40年目の同窓会が開かれたという…

山田洋次監督の「同胞(はらから)」(2)・本物の青年団は役者さんよりリアル

あの頃映画 「同胞」 [DVD] 出版社/メーカー: 松竹 発売日: 2012/12/21 メディア: DVD この商品を含むブログ (2件) を見る 本物の青年団が出演している この映画には岩手県松尾村の本物の青年団が映画に出演しています。この映画を見た当時は「地元の青年を…

農村青年を応援したくなる映画・山田洋次監督の「同胞(はらから)」(1)

同胞 [DVD] 出版社/メーカー: 松竹 発売日: 2005/06/29 メディア: DVD クリック: 3回 この商品を含むブログ (2件) を見る 「男はつらいよ」の合間にシリアス映画 「山田洋次監督と言えば、寅さんだよね」 そう言う人が多いかも知れません。 渥美清さん演ずる…

ヤクザのためのホームドラマ・金子正次の「竜二」

目次 何度も繰り返して見た映画 「竜二」はどんな映画? 不甲斐ない自分に怒りを向けたことはありますか? 「アゴ&キンゾー」の桜金蔵さんの存在感 ヤクザ映画は歯がいのち ラスト・なぜ竜二はヤクザに戻るのか 竜二 [DVD] 出版社/メーカー: ショウゲート 発…

戦前、戦中の時代背景が描かれた「小さいおうち」

『小さいおうち』特報 - YouTube 1月28日、山田洋次監督の「小さいおうち」を観てきました。監督は本に惚れ込み、著者に映画化を熱望する手紙を書いたそうですけれども、本の内容よりも時代背景が印象に残りました。 女中さんの目を通した奥様と主人の同…

日本人の心が流れるイギリス映画「日の名残り」

日の名残り コレクターズ・エディション [DVD] 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 発売日: 2009/11/04 メディア: DVD 購入: 8人 クリック: 49回 この商品を含むブログ (26件) を見る あなたの洋画のイメージは? 洋画と聞いてどんな…

片岡孝太郎さんが出演している『小さいおうち』

小さいおうち [DVD] 出版社/メーカー: 松竹 発売日: 2014/08/08 メディア: DVD この商品を含むブログ (21件) を見る 「終戦のエンペラー」はマッカーサーが戦争責任者を追究する話 『小さいおうち』に片岡孝太郎さんが出演されているんですね。 私が片岡孝太…