シロッコの青空ぶろぐ

高卒シニアが低学歴コンプレックス脱出のため、放送大学の人間と文化コースで学んでいます。通信制大学で学ぼうとする人を応援したい。学んで成功する人が増えれば、私のやる気も燃えるはず。

18歳以上なら修士課程課程の科目が履修できる。放送大学修士選科生・修士科目生のメリット

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目次

18歳以上なら修士課程課程科目が履修できる

こんにちは、シロッコです!

今日は「修士選科生」や「修士科目生」についてお話しします。

大学を卒業していなくても、修士課程の院試にパスしなくても、大学院の科目を履修できる方法があります。それは修士選科生・修士科目生になることです。

これって、すごくよくないですか?

去年の修士課程の院試は、719名が受験して合格が242名。合格倍率は2.97でした。臨床心理学はなんと「10.71倍」もあります。院試の心配をしないで、大学院の科目を履修できるのは大きな魅力です。

私は修士課程の進学したいと考えています。

その理由は、日本映画の「文化的な立ち位置」を研究したいからです。それはどういうことかと言うと、日本で評価が高い映画監督でも、欧米で評価が高い監督と、そうでない監督がいます。日本で評価が高くても、欧米の評価がイマイチなのは監督の能力が低いからなのか、そういう映画を評価する日本の映画界のレベルが低いからなのか。

「日本文化が欧米とは違う価値観でからだ」ということをと方面から検証したいと考えているのです。欧米で評価されない作品は日本独特の価値観を表現している。だから、共感するのが難しいと考えています。

それが修士課程の進学したい理由ですが、その前に修士選科生・修士科目生で学べるというのは大きなメリットです。

そこで、今回は「修士選科生・修士科目生」ついて書いて行きます。

「修士選科生・修士科目生」のメリット

「修士選科生・修士科目生」には次に示す三つのメリットがあります。

  1.  18歳以上であれば、だれでも「修士選科生・修士科目生」になれる
  2. 入学試験がない
  3. 費用が安い

それぞれについて、解説します。

  1. 放送大学大学院は、18歳以上であれば、だれでも「修士選科生・修士科目生」になれます。
    社会人でも受験勉強など気にせずにスキルアップを目指せ、キャリアの幅を広げることができです。私のように「高卒」で放送大学万でいる人にとっては、この制度は大変有益です。
  2. 入学試験がない
    入学試験がないと学問へのアクセスが簡単です。大学院入試は競争率が高く、不合格になる人もいますが、「修士選科生・修士科目生」ならその心配もありません。受験勉強に時間を割くこともなく、興味をもったことに熱意を注ぐことができます。社会人にとって、これはありがたいことです。
  3. 費用が安い
    「修士選科生・修士科目生」は、入学検定料の「30,000円」がありません。
    修士全科生の入学料は「48,000円」ですが、「修士選科生」は18,000円、「修士科目生」なら14,000円です。
    研究指導料が2年分(176,000円)が不要なののもおおきいです。

「修士選科生・修士科目生」のままでは、修士学位は取得できませんが、修士課程課程へ行く準備、または科目そのものに興味があるひとにとっては有意義な制度です。

もっとしっかりと調べていればよかった

大学を卒業していなくても「修士選科生・修士科目生」と知った時は、もっとしっかりと調べていればよかった後悔しました。

大学院は学部の学位を取得した人がいくもの。そんな思い込みに縛り付けられていたのです。思い込みは怖いものです。これほど情報が溢れている時代なのに、疑問をもたいことは愚かなことです。

修士課程のプログラムは、「アカデミック・スキルズ」という科目があります。

この科目は論文執筆の技術を指導してくれるもので、私が「卒業研究」の履修許可を貰うにはどうすればいいかと悩んでいたときは、学びたい科目でした。私は2020年の「卒業研究」の履修申請は不許可だったからです。

普通の放送授業でしたら、大学院生でなくてもテキストは購入できますし、放送授業も視聴できます。しかし、「アカデミック・スキルズ」はオンライン科目ですから、テキストはありませんし、授業はオンラインで行われますから、大学院生でないと受講できないのです。

「修士選科生・修士科目生」なら、あっさりと「アカデミック・スキルズ」を履修でき、さらに修士課程課程に進学したときは、有効な単位としてカウントしされます。

思い込みは怖いですね。

「修士選科生」か「修士科目生」か?

「修士選科生」と「修士科目生」、どちらを履修すべきでしょうか?

まず、両者の違いについて確認します。

  • どちらも18歳以上であれば、入学試験はなく、1科目から履修できます。
  • どちらも修得した単位は、修士課程の単位として認められます。

では、どこが違うのでしょうか? 違いは在学できる期間です。

  • 修士選科生は1年間(2学期)
  • 修士科目生は半年間(1学期)となります。

科目数に制限はありませんが、「修士科目生」という名称から1科目だけ?と思いがちです。私はそう勘違いしていました。科目数は無制限なんです! これ、重要なポイントです。

次に、必要な学費について見てみましょう。

  • 入学検定料はどちらもなし。
  • 授業料は1単位あたり11,000円で共通。
  • 入学料に違いがあります。
    修士選科生は18,000円、
    修士科目生は14,000円です。

来年から修士全科生にりたい私のような人は、修士科目生を選択すれば4,000円節約できます。

「修士選科生」と「修士科目生」の違い、それぞれのメリット・デメリットを理解できたでしょうか。あなたの目的や予定に考慮して最適な選択をしてください。

「修士選科生・修士科目生」のチャンスをつかもう!

これまでの内容をまとめてみます。

  • 修士選科生や修士科目生になることで、大学院の科目を履修できることが分かりました。
    それによって、入学試験を受けずに修士課程課程の科目が履修できます。
  • 修士選科生と修士科目生の違いも理解しましょう。
    ・修士選科生は1年間(2学期間)、
    ・修士科目生は半年間(1学期間)在籍できます。
    どちらも単位数は無制限です。
  • 学費面では、修士科目生の方が若干安くなることが分かりました。

今回の記事で、修士選科生や修士科目生になることのメリットを知っていただけたら幸いです。これからも、学び続けることの大切さを忘れずに、さまざまな方法で知識やスキルを磨きましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回はこれで失礼します。