目次
- 食レポの写真がうまく撮れない
- なぜ「SIGMA 19mm F2.8 DN」を使わなかったのか
- SONY SEL35F18 35mm F1.8
- SIGMA 19mm F2.8 DN
- 「SONY SEL35F18 35mm F1.8」と 「SIGMA 19mm F2.8 DN」を比べる
- まとめ
- おまけ
食レポの写真がうまく撮れない
単焦点レンズを買ったはいいが、使いこなせてません。
SONY NEX-5N 1/60s 35mm f/4 ISO:1000
魚金 ゆりかもめ店。手前のブリにピントは合っていますが、あとはボケボケ。小さいサイズでは目立たないかも知れないですが、PC画面いぱいにするとかなりひどい。もっと絞れば良かった・・・Orz
SONY NEX-5N 1/60s 35mm f/4 ISO:1600
ラーメンマニアの店。みなさん、寡黙で黙々と食べています。狭い店内で立ち上がったりできませんから苦労しました。「ラーメン道」の修行をしているみたいな感じ。動き回るのは気が引けるのです。
35mmではちょっと遠くから撮影するので、座ったまま腕を伸ばして高い位置にカメラを構え、液晶をなんとか覗いて撮影しました。
「魚金 ゆりかもめ店」での失敗を踏まえ、もっと絞りたかったのですが、店内はかなり暗く、22まで絞るとシャッターが切れませんでした。店内はラーメン道の修行しているような雰囲気でしたから、何枚も撮影できませんでした。
この二回の失敗から学び、次はどのレンズでどんな設定にすればいいのか検討してみます。
持っている単焦点レンズは次の3本。つい、次々と買ってしまいました。
- SONY E 50mm F1.8 OSS SEL50F18(35mm換算・75mm)
- SONY E 35mm F1.8 OSS SEL35F18(35mm換算・52mm)
これを買うときには SIGMA 30mm F1.4 DC DN と迷いました。デカイのと手ぶれ補正がないところが違います。レンズの性能はSIGMAの方が評判が良さそうですが、持ち運びやすさをとりました。 - SIGMA 19mm F2.8 DN (35mm換算・28mm)
なぜ「SIGMA 19mm F2.8 DN」を使わなかったのか
プロの方から「飯屋さんで撮るには、24mm(35mm換算)くらいのマクロレンズがあるといい感じかしら」とアドバイスをいただいて、SIGMA 19mm F2.8 DN を購入していました。しかし、「魚金」にも「市川ウズマサ」では35mmを使ったのです
- 19mmは近づくと歪みが大きくなって気になります。ラーメンなら、どんぶりがむにゅーんと大きくなって麺が小さくなるイメージです。
- それと、ボケているのがカッコイイ写真というイメージがありました。
「魚金」の刺身盛り合わせ、「市川ウズマサ」のつけそばもカッチリとピントを合わせたかったのに失敗でした。19mmならそんなに絞らなくてもかなり被写界深度が深くなります。
歪みが大きくなるのは少し離れて撮影すれば回避できます。画素数はたっぷりあるのですから必要なところをトリミングすれば良いのです。
プロの方からすればそのくらい言わなくても分かるだろうと思うのでしょうが、素人は痛い目に合わないと理解できないのです。
以下、NEX-5 単焦点レンズ 「SONY SEL35F18 35mm F1.8」と 「SIGMA 19mm F2.8 DN」を比べてみました。
ハイ、飯屋さんで撮るには、SIGMA 19mm F2.8 DN が良さそうです。
SONY SEL35F18 35mm F1.8
SONY NEX-5N 1/500s 35mm f/1.8 ISO:100
明るいレンズとかいいますが、絞りを開けると被写界深度が浅くなります。撮影距離が遠いなら問題ないですが近いとボケます。
SONY NEX-5N 1/80s 35mm f/4.5 ISO:100
全部おまかせモードはf/4.5。
SONY NEX-5N 1/60s 35mm f/6.3 ISO:160
SONY NEX-5N 1/60s 35mm f/22 ISO:2000
これだけ絞るとヘッドホンの質感が全体に渡って表現できているようです。
SIGMA 19mm F2.8 DN
SONY NEX-5N 1/160s 19mm f/2.8 ISO:100
絞りを目一杯ひらくと2.8。19mm (35mm換算・28mm)は近づくと手前が大きく、奥が小さい画像になります。離れれば気にならなくなります。これで15cmくらい。どうしても画面いっぱいにして撮りたくなってしまいますが、もっと離れれば良いんですよね。で、トリミングする。
SONY NEX-5N 1/100s 19mm f/4.5 ISO:100
全部おまかせで撮るとf/4.5になるようです。
SONY NEX-5N 1/60s 19mm f/8 ISO:200
SONY NEX-5N 1/60s 19mm f/22 ISO:1600
「SONY SEL35F18 35mm F1.8」と 「SIGMA 19mm F2.8 DN」を比べる
SONY E 35mm F1.8 OSS SEL35F18(35mm換算・52mm)
- 人間の視角に近く形が自然です。
- 今回のカメラとヘッドホン一番前の距離は30cmくらい。これがトレーに乗ったラーメンとつけ汁やお膳全体を撮影するなら、かなりの距離が必要です。
SIGMA 19mm F2.8 DN (35mm換算・28mm)
- 近づくと形が歪みますから注意が必要です。歪みが気になるときは離れて撮影して後からトリミングすれば大丈夫。アマチュアは何でもありです。
- カメラとヘッドホンとの距離は15cmくらい。これがトレーに乗ったラーメンでもお膳でも楽に全体撮影が可能と思われます。
まとめ
単焦点レンズを買ったはいいが使いこなせてません。
食レポに使うなら「SONY SEL35F18 35mm F1.8」と 「SIGMA 19mm F2.8 DN」、どっちが良いのか調べました。
次の食レポには SIGMA 19mm F2.8 DN を使って、食べ物のアップのときはなるべく絞るよう注意します。
おまけ
- 被写界深度の計算 〜各種カメラ・フィルム・レンズによる被写界深度の違いを一覧表で比較〜
焦点距離の短いレンズの方がピントの合う範囲が広いのが分かります。 - カメラの撮影範囲の計算 - 高精度計算サイト
焦点距離と被写体までの距離からカメラの撮影範囲を計算。
SONY 単焦点広角レンズ E 35mm F1.8 OSS APS-C対応 SEL35F18
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