シロッコの青空ぶろぐ

高卒シニアが低学歴コンプレックス脱出のため、放送大学の人間と文化コースで学んでいます。通信制大学で学ぼうとする人を応援したい。学んで成功する人が増えれば、私のやる気も燃えるはず。

ChatGPTによる「物語論(narratology)」分析:KANさんの『愛は勝つ』

無料でかわいいイラスト素材集」より

目次

『愛は勝つ』のKANさんが「メッケル憩室がん」・・・

 ちょっと残念なニュースです。シンガー・ソングライターのKANさんが、メッケル憩室がんを患っているそうです。KANさんは元気で、演奏活動は休むけど、ラジオは続けるって言ってますから、それほど心配はないのかも知れません。

 KANさんの『愛は勝つ』は、色んな場面で歌われ、多くの人に勇気を与えてきました。『24時間テレビ「愛は地球を救う」』、東日本大震災後の復興支援イベント、結婚式の披露宴や二次会など、多くの場面を思い浮かべることができます。私たちはこの勇気を与えてくれる曲に感謝をすべきでしょう。

 実は私自身も昨年、胃がんが見つかり、胃の摘出手術を受けました。幸いにもステージⅡで、医師の指示に従い1年間抗がん剤を飲めば、それほどの心配することはなさそうです。

 KANさんも、彼の音楽を通じて多くの人々に勇気を与えてきたように、自分を勇気づけてきっと復活するとおもいます。

『文学批評への招待 』学習中

現在、2023年度 1学期の履修科目『文学批評への招待 』を学習中で、「第6回 ナラトロジー(1)-物語のディスクール」まで進んだところです。

 第2章「 詩の分析(1)-詩的言語について」では、ChatGPTに教えて貰いながら学びました。

 今回学んでいるのは、ジェラール・ジュネットが『物語のディスクール:方法論の試み』で論じた分析方法です。それは「物語論」(narratology)と呼ばれ、物語の構造や機能から、どのように意味が生まれるかを分析します。

 学んではみたものの、具体的にはどのようなものなのか、いまいちピンときませんそこで、KANさんの『愛は勝つ』をGPT-4に「物語論(narratology)」分析をして貰うことを思い立ちました。

「KAN」さんが「メッケル憩室がん」になったというニュースを聞き、「KAN」さん『愛は勝つ』で勇気づけられてきた恩返しですかね。

「物語論(narratology)」による分析とはどんなものなのか、期待しながら以下を読んでください。

「物語論(narratology)」による分析

ここからが本番です。

ここでは、著作権の関係から表示しませんが、KANさんの『愛は勝つ』の歌詞、歌は以下で確認できます。

www.uta-net.com

GPT-4への分析依頼

ジェラール・ジュネットの『物語のディスクール:方法論の試み』で論じられている分析手法で、以下のKANさんが歌った【愛は勝つ】について論じてください。

【愛は勝つ】:

(ここに歌詞が入る)

GPT-4への分析結果

ジェラール・ジュネットの『物語のディスクール:方法論の試み』では、物語の構造を分析するための手法が提示されています。それらの手法を用いて、KANさんが歌った【愛は勝つ】を分析してみましょう。

  1. 時間構造 (Temporality):
    この歌の時間構造は、過去から現在へ、そして未来へと展開しています。過去の出来事や感情が現在の状況に影響を与え、未来に対する希望を維持することが示唆されています。例えば、「誰かにとどく明日がきっとある」や「夜空に流星をみつけるたびに願いをたくしぼくらはやってきた」などの歌詞から、この時間構造が読み取れます。

  2. モード (Modality):
    この歌では、主題である「愛」に対する楽観的な態度が示されています。「信じることさ 必ず最後に愛は勝つ」という繰り返されるフレーズは、愛の力を信じることが最終的に勝利につながるという考え方を強調しています。

  3. 叙述の視点 (Focalization):
    この歌では、主に一人称の視点で語られており、「ぼくら」や「君」などの言葉で登場人物との親密な関係が描かれています。歌い手は、聞き手に対して励ましの言葉を送る役割を果たしており、その視点から物語が展開されています。

  4. 叙述レベル (Narrative Level):
    この歌では、主に一つの叙述レベルで物語が展開されています。歌い手が直接、聞き手に語りかける形で、愛に対する信念や励ましのメッセージが伝えられています。

  5. 反復 (Repetition):
    歌詞の中で、「信じることさ 必ず最後に愛は勝つ」というフレーズが繰り返されています。この反復によって、歌の主題である愛の勝利が強調され、そのメッセージが聞き手に深くインパクトを与えるようになっています。

総じて、ジュネットの分析手法を用いて【愛は勝つ】を検討すると、この歌が愛の力の力を信じることの重要性を強調し、聞き手に対して励ましのメッセージを伝える構造になっていることが分かります。また、時間構造や視点、反復などの手法を通して、歌のテーマが効果的に表現されていることもわかります。

この歌の魅力は、苦難に直面しても愛を信じ続けることで最終的に勝利をつかむことができるというポジティブなメッセージにあると言えます。そのメッセージは、繰り返しのフレーズや歌詞の進行によって強調され、聞き手に勇気や希望を与える力があります。

また、歌詞における一人称の視点や親密な関係性は、聞き手が歌のメッセージにより深く共感することを可能にしています。このように、ジュネットの分析手法を用いることで、【愛は勝つ】がどのようにして聞き手に感動を与える構造を持っているのか、より深く理解することができます。

(太線強調は引用者による)

GPT-4の能力には驚くばかり

現在、『文学批評への招待 』を学習中で、「第6回 ナラトロジー(1)-物語のディスクール」まで進んだところです

 学んではみたものの、具体的にはどのようなものなのか、いまいちピンときません。そこで、KANさんの『愛は勝つ』をGPT-4に「物語論(narratology)」をして貰うことを思い立ちました。

GPT-4による「物語論(narratology)」分析はいかがだっtでしょうか?

すごくありません? もうだいぶ慣れましたけれど、GPT-4の能力には驚くばかりです。

今後も、ChatGPTに力を借りながら学んで行こうと思います。

今後、AIはますます進歩すると思われます。私の能力なんか簡単に超えてしまっているAI。人間の立場はどうなってしまうのでしょう。

恐ろしくも感じます。

今回も、最後まで読んでいただきありがとうございます。