ベルグテック VS ゴアテックス・あなたはレインウェアの劇的進化を知っていますか？

ボーイスカウトに入隊するとユニホーム類とキャンプ用品を準備する必要があります。今回は、レインウェア（雨具）を購入するために調べた話です。

さて、コンパスの定番がシルバであるようにレインウェアにも定番があるのでしょうか？

アマゾンで検索するとミズノの「ベルグテック」がダントツのレビュー件数であり、その評価も高いものです。

最初はこれが定番かと思たのですが、それに異議を唱えるサイトを見つけました。

アマゾンで、「ミズノのベルグテックがいい」とレビューをしているのは初心者ばかりだ。本物の高性能な雨具を知らないからそんな結論になるのだといいます。そして、このサイトではベルグテックは問題がないわけではないが「結論としては、コスパにすぐれたよいレインウェアです」とまとめています。

「ベルテックがコスパにすぐれたよいレインウェアだ」ということは、値段が高くてもいいのなら、もっと高性能なレインウェアがあるぞ、ということです。

そこで見つけたのが、高尾山マガジン・「快適登山を左右する必須アイテム:レインウェア最適なものを常備しよう」。ここでオススメしているレインウェアを見てみます。

あわわ・・・目玉が飛び出そうです・・・Orz

最初のはMIZUNOが開発した「ベルグテックEX」を使ったもの。2番目と3番目はゴアテックスを素材としたものです。ゴアテックスが最強のようです。

レインウエアを使って困るのは、濡れないようにウェアを着ているのに、汗をかいて中から濡れてしまうことです。それでは、通気の良いポンチョの方がよいのでしょうか・・・。

私は、最新の雨具事情を知りませんでした。そして、43,000円もするレインウェアがあるのを見てびっくりです。

さて、ゴアテックスとはどんなものなのでしょうか。

ゴアテックス以前は登山用レインウエアにまともなものがなかった。そこに革命をおこしたのが「Gore-Tex(ゴアッテクス)」だということです。テレビで言えば、アナログ放送からデジタル放送に変わったような劇的な技術の進歩があったのですね。

最大の特徴は、防水性と透湿性を両立させていること。水蒸気は通すが雨は通さないのです。

昔と比べれば素晴らしい進歩です。それにしても、高価です。しかし、登山をするならお金をケチらずに購入したいところ。山で雨に濡れるのは体温を奪われ、命にかかわることだからです。

調べてみて次のことが分かりました。

ボーイスカウトはハイキング程度で、本格的な高い山には行かないと思います。とりあえず、「ベルグテックEX」にすると決めました。

根拠は次のふたつの評価です。

山GEAR研究所の評価
このコストパフォーマンスなら、多少透湿性が落ちても文句は言えないレベル。初めての初心者や、作業用・日常用・自転車通勤用などなど。確かに、タウン仕様のレイウェアからみると明らかに高性能。
高尾山マガジン・好日山荘池袋西口店ストアチーフ伊佐直浩さんの評価
使用頻度が低い場合の選択肢の一つに。