シロッコの青空ぶろぐ

高卒シニアが低学歴コンプレックス脱出のため、放送大学の人間と文化コースで学んでいます。通信制大学で学ぼうとする人を応援したい。学んで成功する人が増えれば、私のやる気も燃えるはず。

【ブログのリライト方法】どの記事をどう直せばいいのか

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目次

読者の90%は検索を経由して来る

このブログの読者の90%は検索を経由して来ます。参考に「はてな」の「アクセス解析」から「最近のアクセス傾向」を貼り付けます。

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「はてなブックマーク」の数字があるのは珍しい・・・。

「 hatenablog-parts.com」は「この記事もオススメ」として貼り付けた記事を経由したものです。「hatenablog-parts.com からよくアクセスされているページ」をみるとどんな記事に興味をもってもらえたのかが分かって、ブログを書くモチバーションが湧いてきます。

記事をリライトすれば検索順位があがると言われています。

 では、具体的には、どの記事をどのようにリライトすれば良いのでしょうか? 私が今までにやったリライトと言えば、読みやすく文章を修正する程度のことでした。

今回、Google Analytics を眺めていると、リライトすべき記事がいくつか見つかりました。それは「平均ページ滞在時間」を見ているときです。

アクセス順位はほどほどなのに滞在時間が短い記事。検索して当ブログの記事にたどり着いたけれど、満足した内容でなかったため、もっと良い情報を求め他のサイトへ行ってしまったようです。

この記事をリライトすれば滞在時間がもっと長くなり、アクセスが増えるはずです。それならば、どの記事をどう直せば良いのでしょうか。それを検討します。

リライトすべきはどの記事か

Google Analyticsの「平均ページ滞在時間」を参考に問題のありそうな記事を探してみます。 

Google Analytics の「行動」→「概要」をクリックすると、どのページのアクセスが多いかが表示されます。

サイトコンテンツを「ページ」から「ページタイトル」に切り替えると、タイトルが分かり、どのページのアクセスが多いのか一目瞭然です。

そこから右下の「レポート全体を見る」をクリック。

「表示する行数」をブログ記事より多い「500」(私の場合)にすると、全ページの「ページビュー数」、「平均ページ滞在時間」などが分かります。

集計する期間を1ヶ月にしました。(詳しい情報については、「Adsenseの広告媒体の実績に関連したページビューやその他の統計の開示は禁止」とのことです。)

最長の「平均ページ滞在時間」記事は 10分以上。この記事はPVが少ないですが、じっくり読んで貰えるのが嬉しいです。

PVの多い順に並べ、問題のありそうな記事を見つけます。 2分以下が目安でしょうか。この数値を1週間にすると極端にその差が出るようです。

問題ありの記事は、せっかく検索してこのブログに来たものの、期待した内容でなく、他のサイトへ移動してしまったようです。私が考えるリライトすべき記事はこのような記事です。

滞在時間の少ない記事の特徴と改善方法

滞在時間から読者の要望に応えられなかったと判断した記事について考えてみます。

検索ユーザーは何を知りたかったのか

記事のタイトルが『沖縄はいつから日本になったのか・「琉球王国」を読んで沖縄の歴史を知る』です。検索ユーザーは「沖縄はいつから日本になったのか」を知りたかったと思われます。

この記事にはそれが書かれているのでしょうか。記事はこんな内容が書かれています。

  1. 都道府県の中でも特別な「沖縄県」
    本を読んだいきさつ。検索ユーザーにとっては重要ではない。
  2. 著者の高良倉吉さんは琉球史のスペシャリスト
    著者の紹介。短いから、それほど読み進める障害にならないかも。
  3. 映画「ハクソー・リッジ」とのつながり
    この本を読んだ少し前に見た映画の繋がりを書いている。
  4. 辞令書により「琉球王国」の構成を探る
    「琉球王国」がどんな国だったのか、探る手法の紹介。面白いと思うが、検索ユーザーの知りたいことではない。
  5. 完全には日本に溶け込んでいない沖縄
    ここに検索ユーザーが一番知りたいと思われる沖縄が日本になった時期が書かれている。一番最後。この見出しでは、沖縄が日本になった時期が書かれているかどうかも分かりません。

そして、私が一番気になった「沖縄はいつから日本になったのか」をタイトルの頭に書きました。しかし、検索で訪れたユーザーからすると、一番知りたいと思われることが最後に書いてあり、しかも、見出しを見ても書いてあるのかどうかが判断できない構成になっています。

読者が一番知りたいところから書く

面接授業「テレビ制作に学ぶ情報発信力」で、元アナウンサー・NHK放送文化研究所主任研究員の滝島雅子さんが説明する順序について話ていました。

全体⇒部分

結論⇒理由説明

全体を説明してから、部分を説明する。結論を言ってから、その理由を説明するということです。

 こちらにも同じようなことが書いてありました。

できる研究者の論文作成メソッド 書き上げるための実践ポイント (KS語学専門書)

できる研究者の論文作成メソッド 書き上げるための実践ポイント (KS語学専門書)

 

まず、「中心から周辺へ」書き始めること。一番肝心な知見は最初に提示しよう。p138 

次に、 「大筋を述べてから詳述」すること。限定・媒介・調整要因などに取り掛かる前に中心となるポイントをしっかり述べ、それから細部について述べる。p139

つまり、 これからこういうことを書きますよ、と5つの項目を紹介して、沖縄がいつから日本になったのかを書き始める。

5の「完全には日本に溶け込んでいない沖縄」を2番目に移動する。

見出しを「沖縄はいつから日本になったのか」に変更。サブ見出しを作っていつから日本になったのか分かりやすくした。

  • 「琉球王国」は日本と対等の独立国だった
  • 1609年、江戸幕府の支配下となったが、琉球王国は存続を認められた
  • 1872年(明治5)、政府により琉球処分が行われた

その他に考えられる改善点

  • もっと、図や写真、イラストを入れられないか。
    Wikipedia「琉球王国」からお借りするとか。
  • バッサリと切れるところはないか。
  • 自分にしか書けない記事にしたいという思いがあります。
    私は、いつも沖縄を応援するという立場を取っています。それは何故なのか。自分を分析してそれを解明する。それからこの記事を書き直せば、もっと迫力が出るはずです。力不足で出来るかどうか分かりませんが・・・。

まとめ

Google Analytics を眺めていて、「平均ページ滞在時間」が少ない記事が気になりました。

検索して当ブログの記事にたどり着いたけれど、満足した内容でなかったため、もっと良い情報を求め他のサイトへ行ってしまったようです。

この記事をリライトすれば、滞在時間がもっと長くなり、アクセスが増えるはずです。

どの記事をどう直せばいいのかを検討しました。

気になった記事を検討すると、 検索ユーザーが一番知りたいと思われることが最後に書いてあり、しかも、見出しを見てもそれが判断できない構成になっていました。

読者が一番知りたいところから書く必要があります。