病院に入院している間、iPhone で Youtubeを見ました。
良く見たのが、「お掃除職人きよきよ」などのキッチン、お風呂などの《汚れ落としのノウハウ》、それと「料理研究家リュウジのバズレシピ」などの《レシピ動画》です。
レシピ動画を見ているうちに「エスビーから呼び出しをくらいました|スパイスカレーのレシピ」に出会い、そこで紹介された[おすすめの本]の『レシピを見ないで作れるようになりましょう。 』に惹きつけられました。
この本の内容をマスターすれば、いちいちレシピを検索しなくても料理を作れるようになるかもしれない。そんな期待が生まれ、本を購入しました。
そして何品か作って、その結果どうだったのか、そのレポートです。
目次
「試し読み」で本の内容がだいたい分かる
本を買う前にどんな本か知りたい。それでいつもは、アマゾンのレビューを参考にするのですが、それよりも「試し読み」が参考になりました。
- はじめに
どんな狙いで書かれているのか、この本を読むと何がわかるのかが書いてあります。 - 目次
「野菜を炒める」、「野菜を煮る」、「野菜を揚げる」、などの分類に分かれ、「シャキッと仕上げたい・・・もやしのニンニク炒め」のようにキャッチフレーズと料理名が並びます。 - 実際の内容の紹介
記事の内容がそのまま、かなりの分量が載っています。 - 材料別の料理の索引
野菜、肉、魚介、卵と分類され、料理名・ページがわかります。
ビニールで本が開けなくなっていることがあります。幕張の大きな某本屋がそうで、著名な人が書いた買って見ようかと思う本がそうなっています。そうすると、「中を見ると買いたくなくなる本だからだな」と意地悪な想像をすることになり、もちろん買わない訳です。
このはその逆です。
こんなに内容を教えてしまっていいの? と心配するくらい。
それでも買ったのですから、内容を教える作戦は大成功です。
実際に作ってみた
シャキッとシ仕上げたい もやしのにんにく炒め
最初に作ったのがこれです。材料は「もやし」と「にんにく」と油だけ。
ヒゲ根を取れというので、「めんどうくさいなぁ」と思いながらも、まずは先生のいうとおりやらなきゃダメじゃんと心を正し、丁寧に取りました。
「もやし」ですから、ステーキやお刺身の味がする訳ではないですが、美味しかったです。
下の写真がそうですが、黒い容器に入れたのが自慢です。
お弁当にも晩ごはんにも 豚肉の長ネギ巻き
業務スーパーから買った豚肉が大量にあったので、作ってみました。
豚肉がバラ肉でない、巻きやすいようにきれいに切ってない、そんな問題がありましたが、なんとか作りました。
焼いたのはこんな感じ。
ネギは半生でもいいのか、丁寧に焼かないとダメなのか、そこが不明で丁寧に焼いてみました。
10~12センチに作ってあるので、このままでは食べにくいかと思い、フォークとナイフで切りながら食べました。
肉はバラ肉にして、中の野菜はアスパラのような柔らかいの方が食べやすいかも。
これからが修行です。
青くささがおいしい いんげん、ピーマン、ししとうの素揚げ
冷蔵庫にあったピーマンを素揚げしてみました。
「油の中で泳がせるようなつもりで少しずつ」というのを後から気がつくという失敗。
一気に入れて、あぁ、こんなことが書いてあると後悔しました。
《高温の油にパッと入れて、色がよくなったら》引上なければなりません。
こんなベタベタはダメ。
買い物に行けないときの、ここ一番 ネギと卵の炒めもの
「豚肉の長ネギ巻き」で余ったネギの青い部分と卵で作りました。
フライパンを煙がモウモウでるくらい空焚きして、って書いてあるんですがホーローびきの焦げないフライパンしかないので、それができません。
卵の焼き方が失敗です。
鉄の中華鍋を買わなくっちゃ。
レシピを見ないで作れ
ここでこの本の期待外れだったことを書きます。
それは《あらゆる食材がについて書かれているわけではない》ということです。
冷蔵庫に安くて低糖質な豆腐があったので探してみましたが、豆腐についての紹介はありませんでした。
サバ缶などもありませんから、ソーセージ、など加工した食材の料理はないようです。
そこは《レシピを見ないで作れ》ということでしょう。
ハム、ソーセージなどは肉類の応用でいいでしょう。
サバ缶で「ブリ大根」のようなものを作ったことがあります。
豆腐は「揚出し豆腐」は作ったことかあるし・・・そういう応用する力を育てる本だと理解しました。
もっと多くのレシピを作ってみれば、きっと「レシピを見ないで作れるように」なることでしょう。