シロッコの青空ぶろぐ

高卒シニアが低学歴コンプレックス脱出のため、放送大学の人間と文化コースで学んでいます。通信制大学で学ぼうとする人を応援したい。学んで成功する人が増えれば、私のやる気も燃えるはず。

アマゾンの他人宛ての荷物を間違って受け取ってしまった

f:id:sirocco:20180327202518p:plain

目次

アマゾンの荷物を間違って受け取ってしまった

門扉のところまで行って、指示されたところにスタンプ印を押し、ダンボールの箱を受け取りました。かなり暗くなった夕方のことです。

「アマゾンさん、またこんな大きなダンボ-ルに入れて。中身は本1冊なんですよ」

「あれ、〇〇さん・・・」

玄関に戻って明るい場所で義母に見せると、私宛の荷物ではありません。

荷物を運んできた宅配屋さんの車はもう走り去っています。女性の宅配員の方でしたが、何処の宅配業者さんだったのでしょうか。

宅配員の女性は、私宛の荷物(司馬遼太郎さんの「街道をゆく 韓のくに紀行」のはず)を届けるつもりだった。印を押した伝票は私宛のものだったが、別な人に届けるべきものを渡してしまったようです。

さて、どうするか。

  • 宅配業者に電話するにも、どこの業者さんだか分かりません。
  • ダンボールにはアマゾンの伝票が貼り付けてあり、本来受け取るべき人の住所、氏名、電話番号があります。
  • すぐ近くなら私が届けてもいいのですが、遠そうです。同じ字名なのですが、ここの地名は番地が5000番くらいあって相当広いのです。

本来受け取るべき人の荷物を渡すとき、配達する人は荷物がないことに気づくはずです。

とりあえず、受け取った荷物の持ち主に電話

とりあえず、受け取った荷物の持ち主に電話しました。

暗がりとは言え、間違って受け取ってしまった責任もあり、本来受け取るべき荷物が私のうちあるのを知らせたかったからです。

電話を受けとった方は、「電話をよこされても、私の方では何もできないから、アマゾンに連絡してください」。 

あぁ、なんとかしてくださいと電話したのではなくて、困っていると思っただけなんですけど・・・。

配達の最後になれば間違いが判明すると思う。あと2時間くらいしても荷物を取りにこなかったら、アマゾンに連絡する。そんな話で電話を終りました。

このへんから、なんで私がこんな面倒なことをしなければいけないのだと思い始めます。誤配がなければこんなことをしなくても良かったのに・・・。

アマゾンの意外な対応

8時過ぎても宅配業者さんは荷物をとりに来ません。どうしゃちゃったのかしら。荷物が多くて大変なのかも知れないとも思います。

アマゾンに連絡してみます。

Amazon.co.jp ヘルプ: お問い合わせ方法
ここの「カスタマーサービスに連絡」をクリックすると、電話、チャット、Eメールから問い合わせ方法を選択できます。

「電話」ボタンを押すと、電話番号を送信するフォームが表示されます。送信が完了すると、アマゾンから電話がかかってきました。

  • 宅配業者さんが誤配したようだ。その旨を宅配業者さんに伝えて欲しいと話します。
  • それはできない。
    宅配業者の電話番号を教えるから、あなたが宅配業者に連絡して欲しい。
    あなたの住所氏名も、間違えて届けた人の住所氏名も、個人情報で教えられない
    というのです。

個人情報とは言っても、私の住所氏名も、間違えて届けた人の住所氏名も、既にアマゾンと宅配業者さんとで共有しているではないですか。

間違えて受け取ってしまった過失はありますが、間違えて渡したのは宅配業者さんです。なんで私が連絡しなかればならないのか・・・。

そんな話をしたのですが、対応に変化はありませんでした。

そりゃそうです。電話のオペレータはマニュアルに沿って対応をするだけ、私が納得できないことも理解していて心苦しそうでした。

アマゾンの視点で考えてみれば、間違えたのは宅配業者であり、アマゾンではありません。だから、極力関与しない方針なのかも知れません。

そして、次にこんな話をしてきました。

  • 受け取った荷物はアマゾンが手配した業者が引き取る。
  • 間違えた人には新たに荷物を送る。
  • 「はい。わかりました」と返事をします。
  • 番号を言うからそれを紙に書いてダンボールに貼り付けて欲しいと言います。

私はどんどん不機嫌になっていきます。相手の女性も、それほど慣れたオペレーターでもなさそうで、 しょうがなくてマニュアルの返答をしているような感じ。

オペレーターは、不本意でしょうが、お詫びに300円のポイントを贈らせてもらうということでした。

話の流れで、私が宅配業者へ電話をしたくないと言ってしまったことから、事態が大げさになってしまいました。

結末はどうなったか 

翌日は放送大学の単位認定試験です。指示された長い記号を貼り付けた荷物を義母に頼みました。

「日本郵便が取りにきます。そしたら、渡してください」

そう言って試験に行きました。

あとで義母から話を聞くと、次のようなことでした。

  • 宅配の女性が取りにきたので渡した。そのとき新しい荷物を受け取った。
    この業者さんが間違えた業者さんです。アマゾンでは間違えた業者さんが取りにくることは想定していない。
  • また、荷物を取りにきた業者があった。
    本当はこちらの業者に渡さなければならなかったが、「先に荷物を取りに来た人がいたので渡した」と話すと納得して帰った。

私がお願いしたとおりの対応ではありませんでしたが、荷物は無事渡せたようです。

どうすればよかったのか

当日に誤配が判明して荷物をとりにくると予想していたのですが、そうではありませんでした。荷物が多くて翌日に持ち越されてしまったようです。翌日まで待つという手段もありました。そうすれば嫌な気持ちにならずにすみました。

間違えて荷物を受け取ってしまったとき、宅配業者の連絡先が分かれば業者に連絡をするつもりでした。

アマゾンが宅配業者の連絡先を教えるというのだから、私が連絡をすればよかったのです。それが出来なかった。それがこじれた原因です。

私はなぜそんなに不機嫌に怒っていたんでしょう。

怒り(いかり、英: anger)とは、人間の原初的な感情のひとつで、様々な要因・理由で起きるもの。例えば目的を達成できない時、身体を傷つけられた時、侮辱された時などに起きるものである
(Wikipedia「怒り」より) 

答がありましたね。

「目的を達成できない時」

アマゾンに連絡をしてもらうつもりだったのに断られてしまい、その理由に納得できなかったからのようです。

哲学者らの見解
(略)
ベンジャミン・フランクリンは次のように述べた。

「怒りにはいつも理由がある。ただし、正当な理由はめったにない」

(Wikipedia「怒り」より)  

最後に

アマゾンさんに言いたいこと。

間違えたのは宅配業者であり、アマゾンではありません。だから、極力関与しない方針なのかも知れません。

だったら、宅配業者さんへ連絡できるようにシールくらい貼り付けて欲しいものです。最初に連絡したかったのは宅配業者さんなのですから。