シロッコの青空ぶろぐ

高卒シニアが低学歴コンプレックス脱出のため、放送大学の人間と文化コースで学んでいます。通信制大学で学ぼうとする人を応援したい。学んで成功する人が増えれば、私のやる気も燃えるはず。

指揮者って何をしているの? 岡部学長が書いた「指揮法」が面白い

f:id:sirocco:20160214030131p:plain

かわいいフリー素材 いらすとや」さんより。

目次

岡部放送大学学長が書いたPDF「指揮法」をみつけた

2016年4月から放送大学に入学して学習することにしています。そこで放送大学にはどんな先生がいて、何を教えているのか、興味があって放送大学のサイトを覗き回ったり、学長のツイッターをフォローしたりしています。

 

twitter.com

そこで見つけたのが岡部学長の個人ページ。

 岡部学長は工学者ですから、電子工学関係の文書が多いのですが、「指揮法」や「複式簿記」、「登山・ハイキングの科学」、「スキーの科学とボードの科学」など、本職顔負けの本格的な趣味に関するドキュメントがあって、面白いです。

今回は、「指揮法」を読んだというか、パラパラ。なんとなく分かっているようで分からない「指揮」。指揮者は何をしているのかのイメージはつかめました。

指揮とは演奏に合せて指揮棒を振ることではない 

第1章の「はじめに」に指揮者が何をしているかが書かれていますので、拾ってみます。

  • 曲のピッチ (速度) を決める。
  • 始まるタイミング、終わるタイミング。
  • フレージングといって、曲の塊を示す。
  • 強弱、staccart、legato、あるいは cantabile、resolute などの各種曲想を指示する。
  • 作曲家がどのようなイメージを伝えたかったかったかを指揮者が想像し、それに可能な限り近付けた曲を再現する。
  • 悲しいのか楽しいのかといった曲全体のムードなどを聴衆に伝える。

これだけ読んでも指揮者が大変なことが分かった。合唱なら各パートごとに指示をすればいいでしょうけれど、オーケストラのように多くの楽器を指示するのは大変なことだ。

クラシックのレコードを聴いて、心地よくて指揮者の真似事をして腕を振ったことがあるが、全く逆なのです。

具体的にはどんなことをしているのかは、「指揮法」の本文をみると書いてあります。

まとめ

岡部放送大学学長が書いたPDF「指揮法」を見つけました。 

第1章の「はじめに」を読むだけでも、指揮者が何をしているかが分かり面白かったです。

試しに、何人かの指揮者が同じ曲を指揮したのを聞いたのですが、指揮の違いより音質の違いが気になりました。年代も違いますし、録音状況が違うからでしょうか。