しろっこブログ

高卒シニアが低学歴コンプレックス脱出のため、放送大学の心理と教育コースで学んでいます。通信制大学で学ぼうとする人を応援したい。学んで成功する人が増えれば、私のやる気も燃えるはず。

データ退避は必要なの? 32bit Windows 10 を 64bit 化した手順

f:id:sirocco:20210305031019p:plain

目次

32bit Windows 10 を 64bit にしたい

使っているPCはRAID1構成の 「EPSON Endeavor Pro5000」です。

faq.epsondirect.co.jp

RAID1は同じデータが2台のHDDに書き込まれます。もし1台のHDDに障害が発生しても、それを交換するだけという安心感があるのがメリットです。

2019年3月ころから不具合

Windows Update のだびに「HDD劣化」を理由に RAID1からHDDが切り離されされるようになりました。再起動するとRAID1は再構築されますが、それが Update のだびに繰り返されるようになってしまいました。

RAID1再構成中はPCの動作が重く、快適な作業ができません。その時間が4、5時間も続くのですから困ったものです。

卒業研究を履修するからPCは万全にしておきたい

今年は放送大学の卒業研究を履修します。論文を書いているときにRAID1が再構成中になってイライラしたくありません。それに、論文を印刷して提出する段階になって、PCが壊れる話はよく聞きます。

私はGoogleドキュメントで書き、Googleドライブに保存するつもりですが、それでもPCが不安定なのは困ります。

卒業研究が始まらない今のうちに対処することにしました。

RAID1が切り離される理由はなにか

原因は次のどれかだと思ってます。

  1. HDDが本当に劣化している
  2. RAIDのドライバが古く最新のWindowsに対応していない
  3. RAIDのハードが経年劣化して、動作が不安定になっている。

私が一番あやしいと予想しているのは「2」です。

RAID管理をするインテル®ラピット・テクノロジーのドライバが「64bit版」しかリリースされなくなり、32bit Windows では最新バージョンに出来ません。インテルはもう 32bit をサポートしないのです。

「2」の問題を解決するには、32bit Windows 10 を 64bit にし、ドライバを最新にする必要があります。

HDDが本当に劣化しているのか

これは大事ですから、作業に入る前に「1」のHDDが本当に劣化しているかどうかをチェックします。

このPCは購入してから2 回HDDを交換しています。

  • ポート0 
    WD1001FAES(2019/09/24 に交換) 
  • ポート1←切り離されるのはこっち。
    ST31000524AS (2016/03/01に交換)

SMART情報をチェックするために CrystalDiskInfo をインストールして確認します。

f:id:sirocco:20210305045825p:plain

最初、大きい数値がならんでいるのが目に入ります。
「不具合か?」と驚きましたが、これは「しきい値」の見方が逆で、読み取られた数字が「しきい値」を下回ると不具合という仕様です。

チェックの結果、HDDは2基とも劣化していないことがわかりました。

残りは次のふたつ。

2.ドライバが古く最新のWindowsに対応していない

 ⇨ 最新にするには 64bit 化が必要

3.RAIDのハードが経年劣化して、動作が不安定になっている。

「3」だったら、私に対処は無理でしょう。私には mfigure さんのような技術はないのです。

64bit 化したときの心配なこと

「2」のために WIndows 10 を 64bit化するのにあたって、32bitアプリは動くのか? という不安がありました。

検索すると、32bit アプリでも動くようです。

32bit Windows 10 を 64bit にすることにしました。

DVDブートデバイス作成で問題発生

Windows 10 を 64 Bitにアップグレードするには、ブートできる DVD か USB を作らなければなりません。これは Linux のインストールで散々やっていましたから簡単なはず。ところがここで躓いてしまいました。

「Windows.iso」のサイズが大きすぎる

躓いたのは「Windows 10 のダウンロードページ」の「ツールを今すぐダウンロード」からダウンロードしたツールでブートデバイスを作るところです。

  • まず、MediaCreationTool20H2.exe で「Windows.iso」を作ります。
    → これはOK。
  • これをDVDに焼く。
    →「Windows.iso」のサイズが大きすぎる NG

あれ、こんなことある?

f:id:sirocco:20210306033323j:plain

  • 上の4,618MB が「Windows.iso」のファイルの大きさ
  • 下の4,489MB がDVDに書き込める容量です

二層 (DL) DVD メディアが必要

これについては、「このツールを使用して、別の PC に Windows 10 をインストールするためにインストール メディア を作成する」の中に以下の注意書きがありました。

(mfigure さんに教えて貰った)

  • ISO ファイルを DVD に書き込む際、ディスク イメージ ファイルが大きすぎるというメッセージが表示された場合は、二層 (DL) DVD メディアを使用する必要があります。

二層 (DL) DVD があるのも知らなかったのですから、浦島太郎状態です。

DVDドライブは二層 (DL) DVDに対応しているのか

古いPCですから DVDドライブが 二層 (DL) DVDに対応しているのかを確認する必要があります。

Windows ドライバ名から検索するとこれ。「二層対応」です。

後日、二層 (DL) DVDを購入してブートデバイスを作成することが出来ました。

USBブートNGの原因 

二層 (DL) DVDを購入する前に、USBブートデバイスから起動する方法をやってみました。

結果はNG。諦めて二層 (DL) DVDを購入し、64bit 化に成功しました。

後日のためにUSBブートデバイスからブートする方法を記録しておきます。

  • MediaCreationTool20H2.exe でUSB ブートデバイスを作ります。
    → これはOK。
  • しかし、USB ブートデバイスから起動はできません。

起動に使用するドライブの優先順位を変更する方法」を参考に変更してもNGです。

BIOSアップデートプログラムを適用

BIOSがアップデートされていましたので、適用させます。

しかし、ツールに不具合があります。

BIOSをアップデートするのにROMファイルを読み込むのですが、画面の下が切れて「Open」「Update」「Exit」のボタンが表示されない。
なんだこれ?

f:id:sirocco:20210306202041p:plain

ボタンは表示されないけれども、カンで押せるのが分かりました。
BIOS update 完了。

起動しなくなってちょっとあせる

最初は起動しなくてあせりましたが、RAIDに設定すると起動成功。

f:id:sirocco:20210306190852j:plain

「AHCI」ってナニ?

リムーバルから立ち上がるかやってみるがダメでした。

「Endeavor Pro5000」はUSBブートに対応しているのか 

 このPCを購入したのが 2011年12月。そのころUSBブートは一般的だったのでしょうか? 

  • Live USB - Wikipedia
    ・1999年、アップルのMacintoshでUSBからのブートが可能となった
    ・2004年、IBMは論文 "Reincarnating PCs with Portable SoulPads(英語版)"[2] と "Boot Linux from a FireWire device"[3] で特殊なUSBベースのブートを提案した[4]。

 

BIOSのUSBブート設定

後日、この記録を書くためにゆっくり落ち着いてBIOSをいじり、USBから起動できることを確認しました。 

f:id:sirocco:20210306190711j:plain

f:id:sirocco:20210306190931j:plain

f:id:sirocco:20210306191035j:plain

USBを刺してBIOS設定画面を見ると、「USB Mass Storage Device Config」に「ScanDisk」のUSBが見えました。

f:id:sirocco:20210306191101j:plain

「Boot Device Priority」で起動する優先順位を設定します。

Optical Device はDVD。Removable Device はFD。

f:id:sirocco:20210306191206j:plain

ここです!

「Hard Disk Drivers」を選択すると「検出されたUSB」と「HDD」のBoot優先順位を変更できます。

USBの起動優先順位をハードディスクの中で設定するとは・・・。

f:id:sirocco:20210306191254j:plain

「Boot Setting Configuration」はLogoとNum-Lockなのでそのまま。

f:id:sirocco:20210306191327j:plain

つまり、Boot順位は以下のように設定します。

①光ディスク
②リムーバブル(FDはないので使用不能)
③ハードディスク
 1.HDD
 2.USB ←この優先順位を変えれば良い。

  • ①②③の優先順位を変えられます。
  • 1.2.の順位を変えられます。

USBの順位設定は記憶されません。起動のときに優先順位を変更し、Save & Exit します。

そうすると、USBから起動することができました。

Windows 10 を 64bit にするときに注意すべきこと

さて、いよいよ Windows 10 を 64bit 化する段階になりました。

バックアップは必要か?

64bit 化した人の記事を見ますと、パーティションごとバックアップしている人がいます。

バックアップは必要なのでしょうか?

Windows セットアップ実行中に「インストールの種類」を選択するメニューがあります。

  1. アップグレード:Windows をインストールし、ファイル、設定、アプリを引き継ぐ(U)
  2. カスタム:Windowsのみをインストールする(詳細設定)(C)

「1」は選べません。

私は全体を退避せずに、必要なデータだけを退避することにしました。

  • ドキュメント類はGoogleドライブ
  • 写真は約32GBあります。
    今後の保存場所も考え、Googleドライブにアップロードしました。
    15GBを超えると有料です。
    8GBのUSB、 放送大学のアカウントへ分けてアップロードしました。
  • 筆ぐるめのデータ
    Googleドライブへ

「2」を選んで作業を続けると、「パーティションを削除してそこに新しくインストールするか」「上書きするか」を選択するメニューがあります。

上書きを選択すると何がのこるのか

「windows」フォルダが「windows.old」として残され、その中に「ユーザー」があり、「ピクチャ」、「ドキュメント」などが残っています。

「C:\」のトップに作ったディレクトリも残っています。

ただ、これは残ることが保証されている訳ではありません。

仕様が変更になるかもしれません。バックアップの省略は自己責任でお願いします。

私は、RAID1のHDDを1本抜いて実行していますから、最悪何があっても簡単に元の状態に戻ります。

Googleドライブは写真が見にくい

写真をGoogleドライブにアップロードしたのですけれども、一覧性がなくて写真を探すのに不便です。

写真はデスクトップPCに戻しました。

アップするのは楽ですが、ダウンロードは大変。その作業に手間取りました。

縁起でもないですが、ウチには94歳のJKのようなLINEメッセージを送ってよこす義母がおり、遺影にする写真を探す必要があるかもしれないからです。

最新版インテル®ラピット・テクノロジーをインストール

これでようやく最新版のインテル®ラピット・テクノロジーをインストールする準備が整いました。

downloadcenter.intel.com

インテル®ラピッド・ストレージ・テクノロジーとインテル® Optane™・メモリーのアプリケーションが、エンドツーエンドで終了しました。 詳しくはこちら をご覧ください。

新しいプラットフォームのユーザーは、最新のドライバー ・パッケージにアクセスできます。

 どういうこと?

「新しいプラットフォーム」って、新しいハードのこと?

新しいアプリは以前とは随分と様子が違います。

まだ、片肺のRAID1で作業していますから、最悪何があっても元の状態に戻ります。

 「バージョン: 18.0.1.1138 (最新) 日付: 2020/10/15」をインストールしました。

その後、抜いてあったHDDを刺して再起動、RAID1が再構築されました。

f:id:sirocco:20210307051947p:plain

上から三番目の「インテルOptaneメモリー」をクリックすると「サポートされるコントローラーがみつかりません」と表示されますが、RAID1は正常に機能しているようです。

HDDに障害があったとき、通知はどうなるのかなど、不明なこともありますが、ひとまずこれで安心です。

2021/06/09 バージョン: 18.1.6.1039 (最新) 日付: 2021/05/07 に更新

残る心配

せっかく買ったホームページ・ビルダーを再インストールしなかればなりません。

苦労して作った特化サイトのデータを見つけなくてはなりません。

「windows.old」の中に 32bitの「Program Files」、「Program Data」があったので簡単に探せると思ってました。

ところが、今回確認すると「Program Files」、「Program Data」は消えていました。

どういうこと?

ホームページビルダーのデータが見つかりません。
もう、一生かけて取り組むテーマが決まったから、卒業研究はやめて、特化サイトを作ろうかとも思ってました。
かなり、作り込んだのに・・・。
あぁ、やっぱり肝心なところでミスをします。RAIDを構築する前だったら、データを取り出せたのに。 

個別に対応するのは退避を忘れることがあります。

全体をUSBメモリのような大容量メディアに保存しましょう。

リードエラーレートが変動するHDD

 20210315 追記

昨日、RAID1 の再構築が行われてしまいました。

  1. WD1001FAES(2019/09/24 に交換) 
  2. ST31000524AS (2016/03/01に交換)
    切り離されたのはこちら。

HDDが劣化しているのか?

CrystalDiskInfo にこんな画面があるのを見つけました。

f:id:sirocco:20210315124238p:plain

「1」のWD1001FAESは正常ですが、「2」のST31000524ASはおかしい。

さらに追記:
01 113 _99 __6 00000358BF2C リードエラーレート
上位16ビットがエラー回数、下位32ビットリードを行った回数。
07 _74 _60 _30 0000019A130A シークエラーレート
シークエラーレートのRAW値:
上位16ビット: エラー数
下位32ビット: シーク回数
問題ないっぽい。

bbs.kakaku.com