シロッコの青空ぶろぐ

高卒シニアが低学歴コンプレックス脱出のため、放送大学の人間と文化コースで学んでいます。通信制大学で学ぼうとする人を応援したい。学んで成功する人が増えれば、私のやる気も燃えるはず。

中田敦彦方式で学ぶ「韓国朝鮮の歴史(12)植民地支配下の朝鮮①」(放送大学)

韓国朝鮮の歴史 (放送大学教材)

韓国朝鮮の歴史 (放送大学教材)

  • 作者:吉田 光男
  • 出版社/メーカー: 放送大学教育振興会
  • 発売日: 2015/03/01
  • メディア: 単行本
 

目次

「中田敦彦のYouTube大学」が面白くてためになる

最近、「中田敦彦のYouTube大学」に出会い、面白くて見続けています。

www.youtube.com

中田敦彦さんは「エクストリーム授業」と名付けています。

エクストリーム (Extreme) とは「極限」「極度」「過激」「極端」などの意味。中田敦彦さんが歴史、文学、哲学、名著などを読み、極端に面白く、分かりやすくプレゼンをするということでしょう。現在、223本の動画がアップされていますが、古い順に片っ端から見て、50本近く見終えました。面白くてためになります。

さらに、「中田敦彦の2nd YouTube」というチャンネルもあって、そこでは「エクストリーム授業」の裏話のようなものをしています。

これなんか、ブログにどういう態度で取り組むか、とても参考になりました。
そして、今回注目するのが「学生さん必見!中田式勉強法を大公開〜YouTube大学の授業ができるまで〜」です。

www.youtube.com

中田さんはホワイトボードに書いたイメージ図を示しながら解説しますが、収録までの手順は次のようなものだと言っています。

  1. まずは読む
  2. 線を引いていく
  3. 周囲の人に話す
  4.  また線を引く
  5. ノートに書く
  6. 頭の中で整理
  7. ホワイトボードに書く

この手法、ブログや放送大学の科目を学ぶときに使えません?

現在、「韓国朝鮮の歴史」を履修しています。どのようないきさつで朝鮮が日本に併合されるようになったのか、どのような植民地政策だったのか、どのような独立運動があったのかを知りたかったからです。

さっそく、「韓国朝鮮の歴史」の12章 『植民地支配下の朝鮮①-「武断政治」から「文化政治」へ-』を中田敦彦方式で学習してみました。

中田敦彦方式で学習してみる

中田さんは「まずは読む」と言っています。

「韓国朝鮮の歴史」はラジオの科目ですから、放送教材を見ながらラジオを聴くことにしました。

  • 1巡目終了。
    テキストにないことを話すこともあり、重要と思われるところはメモ。簡単に線を引いたところもあった。よく理解していない部分もある。
    植民地化して日本が同化政策を行うのだが、逆にナショナリズムに火をつけたところがある。
    1919年の時点で日本語の普及率は2%。
  • 2巡目を終えて、がっつりと「線を引いていく」
  • 「周囲の人に話す」ができないので、印象に残ったところをTwitterに投稿しました。
    中国、アメリカ、ロシア在住の朝鮮人から独立運動が高まる。
    独立宣言を起草した崔南善は、料理店主人に告発され、逮捕。
    独立運動をする住民を教会に監禁して火を放ち虐殺。
    女学生が逮捕され、拷問の末に獄死している。
    日本は対応を余儀なくされた。
    日本人中学生が朝鮮人女子高生を屈辱したことから朝鮮人生徒と日本人生徒の間で衝突が起きた。この後、朝鮮人生徒だけが検挙されたため、、運動が朝鮮各地に広がった(広州学生事件)
  • 「ノートに書く」はめんどう臭くなってやらなかった。
  • 「頭の中で整理」もなくて、「ホワイトボードに書く」を「Cacoo」を使って書きました。「ノートに書く」、「頭の中で整理」がなかったので、かなり細かいものになってしまいました。

「植民地支配下の朝鮮①」のイメージ図

そうやって出来たのが下の図です。

植民地支配下の朝鮮は三つの期間に分けることができるそうです。

  1. 武断政治期(軍事的支配):3.1独立運動まで
  2. 文化政治期 3.1独立運動から1930年代
  3. 公民化政策期 1930年代から1945年8月まで

「植民地支配下の朝鮮①」では「武断政治期」と「文化政治期」の前半までが解説されています。

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誤字を見つけました。「協会」は「教会」の誤りです

この図をGoogle ドライブに置きました。

拡大してみることができます。

まとめ

最近「中田敦彦のYouTube大学」を見ています。そこで中田さんは、ホワイトボードに書いたイメージ図を示しながら授業をしますが、イメージ図を作る手順を 「学生さん必見!中田式勉強法を大公開〜YouTube大学の授業ができるまで〜」で知りました。

これは、ブログや科目学習に使えると思い、現在履修している「韓国朝鮮の歴史」を中田敦彦方式で学習してみました。

テキストを見ながら、2回放送を聞くのはかなり効果があります。

「ノートに書く」はめんどう臭くなってやらなくて、「頭の中で整理」もなかったので、プレゼンができるまでには至りませんでしたが、「まとめ」の図を作るのは理解程度がかなり深まります。

2回放送を聞くのに午前中、図を作るのに午後の半日を費やしてしまいました。

どのようにして併合されたのかを解説した「11 近代改革と国際関係」も興味深いものでした。これも図にできたらと考えています。