目次
スーツケースの鍵は閉めない方がいいのか?
搭乗する前に荷物を預けるとき、ロックした方が良いのか、悪いのか?
- 行先がアメリカの場合
検査官が「TSAロック」のマスターキーを持っている。
必要なときはそのマスターキーあける。
「TSAロック」ならロックしてもOK。 - アメリカ以外はマスターキーがないから開けられない。
ロックをすると壊して中を確認することがあるので、注意が必要です。
登場する前に確認しましょう。
スーツケース用の錠前
5月14日からスリランカへ観光に行きます。
それで、その準備をしていて、スーツケースに開かない錠前が三つもついたままなのを思い出しました。
去年はジャラジャラとぶら下げてまま旅をしたのですが、今回は金切のこぎりで切り離してみたら、うまく行きました。上の写真がスーツケースから外した錠前です。
壊してしまうとスッキリなにもなくて、やっぱり鍵を閉めたくなり、スーツケースを売っているお店から錠前を買ってきました。
買ってきた錠前がこれです。
開錠番号を何度でも設定できる錠前
この錠前は開錠するための数字を自由に設定することが出来ます。
一度設定しても何度でも数字を設定することが出来て、どんな仕組みになっているんだろうと興味が湧きます。
それで見つけたのがこのサイトです。
細部については分からないのですが、押し込んで③の状態になったときだけ、番号を決定する部品が回転するようになっているようです。
頭のいい人はいるもので、よく考えられていることに感心してしまいます。
錠前のお尻に刻印されている番号「TSA002」
「TSA002」で検索してみました。
そうしたら、「TSAロック」というものであることが分かりました。
アメリカ合衆国領土で、旅客機に搭乗手続きする際、手荷物または預け入れ荷物は、通常は空港警備の一環として、電磁的スクリーニング検査(X線透視検査)を行うが、運輸保安庁係官が中身を直接目視検査する場合もありうるため、一切施錠しないことが求められている。
施錠された荷物については、運輸保安庁係官が錠機構を破壊することを認められており、破壊されたり内容物の盗難があったりしても損害補償は一切ない。
しかし、TSAロック機能が装備された荷物・錠前等は、持ち主が自分の鍵で施錠してあっても、運輸保安庁係官が専用の合鍵を用いて、随意荷物を抜き取り開錠し荷物を検査することが出来る。そのため、米国領土(グアム、サイパン等も含む)から出航する航空機への預け入れ時にも、施錠して渡すことが出来る(Wikipedia「TSAロック」より)
荷物を開けて確認する必要があれば、空港のセキュリティが写真の鍵穴に「TSA002」 のマスターキーを差し込んで開錠できるようになっている。
しかし、インターネットにマスターキーの写真が流出し、写真を元にした3Dデータが公開された。3Dプリンターで誰でも合鍵が作れる状態になってしまったという情報もあります。スーツケースは貴重品を入れないで、別な持ち運ぶバッグに入れるようにします。
スリランカはロックしない方が良いのか?
搭乗する前に荷物を預けるとき、ロックした方が良いのか、悪いのか?
今回の行先はスリランカですから、 TSAロックのマスターキーは持ってなさそうです。
以前は、妻がその都度、航空会社やツアーの係りの人に聞いていました。妻はひとりでハワイに行っちゃう人だから、そういうのは慣れていて、私がおんぶにだっこだったのです。
空港で聞いてみます。
明日、出発です。シギリヤロックの1200段の階段を昇れるんでしょうか?
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