(photo AC より)
目次
面接授業「イーストウッド映画を観る」
放送大学の履修科目を決めるときはワクワク感が溢れるということを書きました。
あとは、面接授業(スクーリング)を決める必要があります。受講する授業を探すため、北海道学習センターの科目リストを開くと、なんと「イーストウッド映画を観る」というのがあるではないですか。
おぉ、イーストウッド映画の講義があるんだ・・・クリックして開くと授業テーマには見なれた映画のタイトルが並んでいます。
大学の授業なのにクリント・イーストウッドの『アルカトラズからの脱出』とか、『ダーティハリー4』とかあるんですよ。学校の勉強は嫌いでしたが、こんな学問は大好きです。
授業はこんな感じ。
【授業テーマ】
第1回 イーストウッド型恐怖映画『恐怖のメロディ』
第2回 スクリューボールコメディと『ガントレッド』
第3回 師匠ドン・シーゲルと『アルカトラズからの脱出』
第4回 フィルムノワールと『ダーティハリー4』
第5回 『許されざる者』について1
第6回 『許されざる者』について2
第7回 『ミスティック・リバー』について1
第8回 『ミスティック・リバー』について2
授業内容はイーストウッド作品の映画的叡智について、「映画ジャンル論」の立場、「悔恨」のテーマから読み解き分析するというもの。
これはなんとか受講したい。レポートがないから単位をもらうのに楽そうということもありますが、札幌まで行きたいと思いました。
授業は6月30日(土)と7月1日(日)。仕事の都合はどうなんだろう・・・北海道学習センターは北海道大学にあるらしいけれど、北海道大学にはどうやって行けばいいのか・・・場所を調べ、運賃、近くのホテルまで調べました。
来学期の履修科目は今月中に申請することになっています。放送授業はほぼ決定していますから、残すは面接授業。
受講希望者が多いかも知れませんが、定員が80名と多く、当選しやすいのも魅力。なんとか受講したいものです。
映画ブログを書けるようになる?
このブログでは「映画」カテゴリーを作り、50本の記事を書いてきました。
だけれども、自分が感じた映画の面白さを思ったように表現できないのです。適格な映画批評をスイスイと書くプロに到底及びません。
私の記事のダメな部分を紹介してみます。
- 「邦画はクソ!」というあなたに見て欲しい日本映画黄金期の名作
ブックマークが24ついた記事ですが、自分が感じたことを書いたのでも、映画を分析したものでもありません。英国映画協会(BFI:British Film Institute)が行っているオールタイムベストの投票結果を紹介しているだけです。 -
「シナリオ骨法十箇条」は永久に不滅です・笠原和夫「映画はやくざなり」
本を紹介しているだけ。
そして、何よりもダメなのは映画を観たのに、何も書けない映画が何本もあるというのがとても情けないのです。
映画を観ているときは、色々と感じているはずです。でも、映画の感想が書けない・・・書きたいけど書けない。なぜ、書けないのか。どうすれば面白い映画の記事を書けるようになるのか。疑問だらけです。
それが、イーストウッドの映画について、二日間で8時限、1時限が1時間25分ですから、全部で11時間20分も話を聞けるわけです。
講師は阿部嘉昭准教授。
- 阿部 嘉昭 | 教員一覧|研究と社会貢献 | 北海道大学 大学院文学研究科・文学部
- 阿部嘉昭 - Wikipedia
- Amazon.co.jp: 阿部 嘉昭:作品一覧、著者略歴
- ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ
詩人で、日本の映画・サブカルチャー評論家。編集プロダクションでビデオ紹介、映画の制作、企画、宣伝。キネマ旬報社。
この経歴を見ただけでも後光が差してくるようです。
これは北海道までいきたくなります。この授業を受ければ、面白い映画ブログを書けるようになるに違いない。そんな妄想がどんどん膨らんでいきます。
北海道は遠いよ
月末ですが仕事はなんとかするとして、問題は札幌が遠いことです。
1時限目が9:30からです。羽田始発の飛行機で行っても間に合いません。
行くならこんなコースでしょうか。
・前日の29日に札幌に行って、観光。クラーク先生にご挨拶。
・29日、30日とビジネスホテルに泊まって、7月1日の夜に帰る。
- 東京(羽田)発札幌(新千歳)着の国内航空券
片道1万円から1万5千円くらいでしょうか。
4、5万円はかかりそう。
それでも行きたい「イーストウッド映画を観る」です。