シロッコの青空ぶろぐ

高卒シニアが低学歴コンプレックス脱出のため、放送大学の人間と文化コースで学んでいます。通信制大学で学ぼうとする人を応援したい。学んで成功する人が増えれば、私のやる気も燃えるはず。

ボロボロになったプジョー207に乗り続けるのをあきらめて、Honda ヴェゼルを発注した話

目次

2010年6月「プジョー207」購入

 2010年6月に「プジョー207」を購入しました。そのころの私は、妻の運転する車の助手席に乗っていました。運転免許はありましたけれど都会の運転は苦手。妻は運転が大好きだったからです。

 「プジョー207」の前に彼女が乗っていたのはトヨタのカローラレビンでした。
その車はボアアップのチューニングをしてあるのが自慢でした。お金がかかるのになぜできたかというと、若いときからの知り合いの土地成金にやってもらったのです。「スカイライン 200GT-B」に乗っていた何でも買える人でした。

 カローラレビンを乗りつぶすと、妻は新しい車を購入することになります。プリウスが人気の時代ですが、妻の性格からしてプリウスは却下。候補はホンダのインサイトかプジョー207でした。プジョーの試乗に付いていったりしましたが購入についてはすっかりおまかせでした。

 町工場の車屋をしていた妹の旦那は「外車は経費がかかるから止めたほうがいい」と忠告します。妹は「乗りたい車に乗った方がいいわよ」と妻を応援。妹は旦那が反対するにもかかわらず、フォルクスワーゲンのポロを乗っていたのです。

 そんなこんなで妻はプジョー207に決めました。

 欧州車と言ってもプジョー207は高価ではありません。ウチの周りにはプジョー207が多く、駅に行く2キロ弱の間に、4、5台のプジョー207を見ることができます。

 小さいボディに1600CCのエンジン。アウトバーンを走れる硬めの足回り。キビキビ走る車に妻は満足していたようです。

 「以前より、ゆずってもらえることが多くなった」と言っていました。プジョーの精悍な顔つきを見ると、「おっ、プジョーだ」と一瞬ひるむのかも知れません。

ボロボロになったプジョー

 そんなプジョー207ですが、2014年に持ち主を失います。妻は2月23日に友だちに会いにいくと言って家を出て行き帰ってきませんでした。探偵さんにお願いして捜索するも見つからず、4月4日に日光の警察署から遺体が見つかったと連絡がきました。

 その後は私がプジョー207を運転することになります。

 福島の田舎で運転をしていた私は都会で運転をしたことがなかったのですが、ようやく慣れて運転できるようになりました。

 プジョー207がウチに来たのが2010年6月。それから12年が経過しました。

屋根のコーティングがボロボロになってきました。コーティングが剥がれて本来のボディの塗装が見えてきました。

右のライトは白というより黄色くなってきました。ライトの下のボディもコーティングが傷んで剥がれそうです。

次の車をどうするか

次の車検までには買い替えなくては・・・どの車にするか検討することになります。

フィアット チンクエチェントは可愛いけれど、パワーに不満があり、EV化やハイテクには遅れをとっています。

プジョー207よりスタイルの劣るプジョー208は嫌だし・・・。

そんなとき、ヒロミさんのYoutubeで Honda ヴェゼルを知りました。


www.youtube.com

 ヴェゼルを気に入ったのは斬新なスタイルと走りがパワフルなこと。ハイテクが劣化する運転能力をサポートしてくれそうだからです。高速のときには走行のためにエンジンパワーを使いますが、基本は発電のためというのもお気に入りです。

 テスラ・モデル3に乗っている知人がテスラを勧めます。テスラについてはうんざりするほど調べましたが、廃棄するイスなどを処分場まで運ぶとか、荷物の運搬などに実用的でないイメージがあります。そして、なんと言っても高価で買えません。

プジョー207をレストアする案

トヨタのハリヤーを小さくしたようなHonda ヴェゼル。カローラクロス、ヤリアスクロスなども検討しましたが、候補として勝ち残りました。

ただ、納期が遅くなり、予定していた価格より高価になりました。

そこで出てきたのがプジョー207をレストアする案。12年が経過していますけれど、4万キロしか乗っていないのです。

私の大好きだった義母の葬式のとき、ベンツの白い霊柩車に乗って千葉市の火葬場までいきました。豪華な霊柩車の運転手さんにベンツについて訊いているうち、4万キロしか走っていないプジョーについて話しました。

彼が言うには「エンジンは、2万キロから8万キロくらいが一番調子がいい」と言います。うーむ、そうなのか・・・。

もうひとり、近くに済んでいる親戚の人に相談しました。彼はヤフオクでジャガーやBMWを買って、自分で整備してしまうほどの車好きです。

「4万キロは、私が買う車の走行距離だ」

豊富な車の知識にすっかり説き伏せられてしまいましたが、私に車を整備する能力も、ハイテクがなくても万全な運転能力もなく、彼の意見は実行しようという気力が湧きませでした。

定期点検のとき、プジョー千葉さんに「レストアするとどのくらいかかりますか?」と訊いてみました。

「100万円くらいかかります」

そうですよね。

プジョー207は100万円かけるほどの名車ではありません。100万円かけたとしても他の装備新しくなる訳でもなく、それから何年乗れるのか。

運転能力が衰える私にはHonda ヴェゼルの運転サポートが頼りになります。

そんな理由で Honda ヴェゼルを発注したのでした。

Honda ヴェゼル 受注が停止に

発注したHondaヴェゼルが納期が1年を越したため、受注が停止になったそうです。納品されたらすぐ売れば100万円くらい儲からないでしょうか?
売らないけど。