マリブ・ダイニング駐車場から見たニューオータニ(左)とアパホテル(右・元プリンスホテル)。義母はアパホテルが大嫌いで絶対いきません。アパホテルで家族で食事をした翌日に妻が失踪したからです。
目次
自宅と海浜幕張の微妙な距離
孫が誕生日を迎えたので、お祝いに食事をしてきました。
場所は海浜幕張。ここに住み始めて20年になりますが、自宅と海浜幕張の微妙な距離感が気に入っています。
自宅は新検見川の郊外。少し散歩するだけで生まれ育った田舎をイメージする農地が広がります。海浜幕張へ行けば「イオンモール幕張新都心」や「放送大学」があって便利です。
ただ、海浜幕張への交通は不便。東西の交通は、都心から千葉へ総武線、京葉線、京成線と三本の列車が走っているのですが、南北となると、バスを乗り継いでいかなければなりません。直通のバスは一日に3、4本あるだけ。車がないと不便なのです。
住んでいる場所の説明がめんどうで幕張を借りるときがあるのですが、ややこしくなるときもあります。
「どちらからですか?」
「千葉の幕張の近くです。幕張メッセのある」
「大震災のときは大変でしたね。液状化とか大丈夫でしたか?」
「いや、ほんとうは幕張でなくて、郊外の昔からある高台ですから・・・」と話が長くなるのです。
でも、田舎者の私にはちょうどよい距離感で、この地が気に入っています。
トニーローマでリブ・ステーキを食べたい
Google マップで海浜幕張付近を見ているとき、トニーローマを見つけ、一度行ってみたいと思ってました。
トニーローマ公式サイトの写真を見ると食べたくなります。
- Tony Roma's - Wikipedia
1972年に営業を開始し、世界中にフランチャイズを展開しているようです。 -
List of casual dining restaurant chains - Wikipedia
カジュアル ダイニング レストランのリストを見ると、「Big Boy」、「 Coco's Bakery」「Denny's」「Outback Steakhouse」とかあって、世界中で同じものを食べるようになったのだと、時代の変化に驚いてしまいます。
下調べはこのくらいで。
トニーローマでリブ・ステーキを食べたいと出かけたのですが、想像した味とは違いました。
トニーローマ幕張WBG店で「ベビーバックリブ」
トニーローマ幕張WBG店はマリブダイニングにあります。イオンモール幕張新都心方面からくると駐車場に入りやすい。
店内の様子などは、こちらの Google マップにアップされた写真を見ると、よくわかるでしょう。
店内は雰囲気があるというか、かなり照明を落としてあります。時間が早かったからか、一番奥にある窓際の席に案内されました。
最初は飲み物だけのオーダーがとられます。
「ステーキにはビールでしょ!」と言いたいところですが、車でしたのでアイスコーヒー。
私は「ベビーバックリブ」。
92歳の義母にはメニューを印刷して渡しておいたのですが、エビ、ホタテ、タコのマリネを頼んでいました。
「これは、前菜のメニューですが大丈夫ですか?」と言われ、「足りなかったら、また注文します」と答えてました。
「ベビーバックリブ」には8本、12本のタイプ。さらに、チキンやエビとミックスしたタイプがあります。私は12本のタイプ。
パンは食べ放題。コールスローとサイド・メニューがつきます。
私はサイド・メニューにガーリック グリーンビーンズを選びました。サイゼリヤのグリーンピースをイメージしたのですが、出てきたのは・・・違いました。
出てきたのは実家あたりでよく栽培していた弟の嫌いないなインゲンでした。
美味しかったので問題なし。
(店内が暗いので色をかなり調整してあります)
「ベビーバックリブ」ってなんだ?
さて、肝心の 「ベビーバックリブ」の味です。
まず、柔らかいのには驚きました。蒸してあるのでしょうか。味は牛肉ではなさそうです。
子牛ではないし、ヒツジならもっとクセがありそうです。
ブタか? ブタはこんな味がするのか。
こんなときは、店員さんにきくと丁寧に教えてくれるのですが、「牛だと思って頼んだけど牛ではないようですが、何の肉ですか?」って、聞けないじゃないですか。
田舎者なんだけと、さらにそれが丸出しになります。マリブダイニングで食べている人はみんな、都会の人ですよ、って顔して食べてます。
そんなとき頼りになるのが、 Google 先生。さっそく、聞いてみました。
- アメリカン・ビーフ&アメリカン・ポーク公式サイト : バックリブ ごちそうに見えるのに、調理はとってもかんたん。 (米国食肉輸出連合会)
豚の絵があって、わかりやすい。
スペアリブよりも小さい(ベイビー)からベイビーバックリブ。
バックリブ:ロース側の骨付き肉で、アメリカならではの商品。脂が少なく柔らかい。アメリカで主流のカット方法。
スペアリブ:バラ側の骨付き肉、適度に脂があり、バックリブより肉厚。
義母に2、3本渡すと、柔らかくて美味しいと食べていました。
それにしても、柔らかく、すぐに骨からはずれるのには驚きました。