目次
(これは小松菜の薹(とう)が立って花が咲いてきたところ)
チンゲン菜は秋蒔き野菜に向いている
去年の10月中旬に家庭菜園にチンゲン菜の種を蒔いた話を書きました。
記事の中でチンゲン菜がいい理由として次の3つを挙げました。
- 葉や茎を食べるだけだから失敗しない。
- 春までその成長度合いに応じて食べられる。
- 鍋に入れても炒めても美味しい。
春になって、庭のチンゲン菜はどうなったかと言うと、薹(とう)が立って花のつぼみが付きました。
「薹(とう)が立つ」という言葉に馴染みがないかも知れません。検索して調べると次のような意味がでてきます。
とうがたつ【薹が立つ】
①野菜などの花茎が伸びて硬くなり食べ頃を過ぎる。
②若い盛りの時期が過ぎる。年頃が過ぎる。(「大辞林 第三版の解説」より)
「若い盛りの時期が過ぎる」という意味もありますが、 決して女性には使わないようにしてくださいねw
調べたら、ニンジンにも「薹が立ち」があって、芯が固くなって食べられなくなるそうです。
閑話休題。
秋に蒔いたチンゲン菜は、成長してその段階ごとに美味しく食べられます。
種を蒔いてからどんなふうに育ってきたか報告します。
間引いたチンゲン菜を食べる
種を蒔いて1ヶ月すると大きくなって混んできますから、間引きます。
それを味噌汁に入れたり、胡麻和えにしたり。
根っこは取った方が美味しいです。このあとは根っこを取りました。
普通にチンゲン菜として食べる
このくらい大きくなったら、炒めてたべてもよし、鍋に入れてもよし。
雪の寒さに耐える
千葉は雪がほとんど降らないのですが、それでも何度が降ることがあります。あまり寒いと枯れてしまうこともあります。今年は大丈夫でした。
雪に耐えても天敵が来る
スズメやヒヨドリが来て、庭のチンゲン菜を食べられてしまいます。
この写真は義母が撮影しました。
この時期は、家の前にある畑はネギが植えられたいます。鳥はネギよりも甘いチンゲン菜が好きなようです。
春になると薹が立って花が咲きます
スーパーには菜の花が売られています。これも同じようなもの。摘んで食べると美味しいのです。
チンゲン菜も小松菜も花が咲くころになると同じような姿になります。きっと、キャベツや白菜も同じなんじゃないですかね。
これを摘んで「辛し和え」して食べました。
一度摘んでも、何日かするとまた脇芽が出てきます。何度も食べられるからお得です。
まとめ
去年の10月中旬に家庭菜園にチンゲン菜の種を蒔いて「チンゲン菜ほど家庭菜園初心者に向いた秋蒔き野菜はないですよ」という記事を書きました。
その理由のひとつがチンゲン菜は春までその成長度合いに応じて食べられること。
最後に何度も菜の花を食べれれるのは最高です。
ただ、寒い年は枯れてしまうのでそれが問題。何かよい対策はないものでしょうか。
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