目次
- 「イオンラウンジに入りたい」から始まった
- スタートは基本の4分割から
- 現実は4分割ではありませんでした
- 何気ない失敗・災い転じて福となす
- 2015年12月に方針変更
- このトランプ相場にどう対処すべきか
- まとめ
(photo ACさんより)
「イオンラウンジに入りたい」から始まった
私が投資に興味を持ったのは本来の投資とは全く違ったことからでした。
妻がイオンのゴールドカードを持っていてイオンラウンジに入れたのに、妻が亡くなって入れなくなりました。義母と船橋に住む娘は孫を連れて良く行っていたそうで、特に孫がお気に入りなのに入れないのは困るのです。
それで株主になれば「イオンラウンジ」に入れるということから、調べ始めました。
この記事の流れはこういうことです。
イオンの株主優待を受けたくてイオン株を買うことを検討しているうちに、勝間さんの本を読んだことから、私にはインデックス投資向いていると考えました。そして、インデックス投資の本を読み、サイトを参考にして、積み立てを始めたのでした。
一気に買わないで積み立てにしたのは、ドルコスト平均法で相場の変動を吸収するためです。
積み立てを始めたのが2015年2月。間もなく2年になります。
アメリカだけを優先する政策のトランプさんが大統領になったことから、株価が上昇しました。トランプ相場と言われてます。
相場や経済に詳しくない私がどう対処すべきか、今までの経過を報告しながら検討していきます。
(しばらく投資のことは書いてなかたので、話が複雑になってしまいました。途中を省略して、「このトランプ相場にどう対処すべきか」から読んだほうがいいかもです)
スタートは基本の4分割から
私が始めた投資は次のような方法です。
- インデックスファンド
ひとつひとつの会社は将来どうなるか分かりません。あれほど優良株だった東京電力の株は原発事故で紙切れ同然になりましたし、東芝、シャープ・・・。
それなら、日経平均やTOPIXと連動するように全部の株に投資すればいいのです。全世界に分散してくれるファンドもあります。分散すれば新しく伸びる会社、業績が悪化して消えていく会社の平均になります。
それぞれの会社は配当があります。インデックスファンドの場合は、その配当を自動的に再投資してくれます。(分配金のあるのはダメ。余分な税金がかかりますから、それを自分で再投資するなら分配金なしで) - 国内と国外とに2分割
為替の変動に対応するため - 国内、国外の資産を株式と債券の二つに分割
債券は株がの相場が下落すると逆に上昇します。国内、国外資産の半分を国債などに投資する債券インデックスに投資する。(マイナス金利時代になってあとで路線変更しています)
つまり、4分割して積み立てる作戦です。
現実は4分割ではありませんでした
2015年の2月から積み立てを始めました。
証券会社は「マネックス証券」です。なぜ、マネックスかというと、イオン株を買おうとして情報を収集し始めたときに見たサイトが勧めていたからです。
あとで、アフィリエイトが目的のサイトだったと知りました。いろんなインデックスが揃っているのでSBI証券の方がよかったと思ったのですが、今では有名なインデックスファンド以外に投資するつもりはありませんので会社を変更するつもりはありません。
基本は4分割でしたが、実際は次のようなものです。4分割ではありません。
- NISA
ニッセイ日経225インデックス
日経平均が2万円を超えたので売却。ちょっと利益確定。日本よりも国外。
2015年はニッセイ外国株式インデックス。
2016年はたわらノーロード先進国株式を積み立て。年度ごとに銘柄を変えたのはNISAの優遇が5年という制限があるから。売却するときに分かりやすい。 - 国内株式
最初はNISAに「ニッセイ日経225インデックス」があった。売却してからはこちらで積み立て。 - 国内債券
eMAXIS 国内債券インデックス - 国外株式
ニッセイ外国株式インデックス
eMAXIS 新興国株式 - 国外債権
ニッセイ外国債券インデックス
何気ない失敗・災い転じて福となす
国内債権の「eMAXIS 国内債券インデックス」は一番手数料の安いものではありません。それなのになぜこれにしたのか。
インデックス積み立てをする資金のある銀行から、証券会社へ徐々に送金する予定でした。それまで普通預金にしておくのもなんですから、一時変動の少ない「eMAXIS 国内債券インデックス」にしておこうという軽い気持ちで一括で購入しました。
(マネックス証券「eMAXIS 国内債券インデックス」より 2016/01/06)
そうしたら、価格が下がってしまったのです。購入したのが2014年の暮れ。左のピークです。売るにうれずにいました。
ところがしばらくして気がついてみると、2016年7月ピークのところに来ていました。この先はどうなるのか。マイナス金利なのですから、いつまでも上昇するはずがありません。
そのとき、検索して見つけたのが以下のブログです。
このブログを読んで売却を決意しました。2016年7月のピークを少し過ぎたあたりでした。7%程度の利益でした。
これがホントの「まぐれ」です。
それから、国内債券に投資する気持ちになれず、そのままになっています。
2015年12月に方針変更
外国株式、日経225、TOPIXを残し、それ以外は売却することにしました。
新興国インデックス
2015年8月にチャイナショックがありました。その下がったときに多めに積み立てて回復を待つことにしました。
その後、やや回復。しかし、12月にまた下がり始めます。中国は簡単には回復しないと考えました、サムソンなんかもひところの元気はないですし・・・。それで、ちょっと損失はありますが手を引くことにしました。
2015年12月の頭に売却。その後、やや回復しています。
強いものがますます強くなり、後から追いかけたものがそれを倒すのは難しいのではないか。そんな考えが強まりました。
(マネックス証券「eMAXIS 新興国株式インデックス」より 2016/01/06)
外国債券インデックス
どの国も金利が低い状態では「外国債券は外貨を買っていると同じなのでは?」と考えました。2015年12月の頭に売却。やや損失がある程度です。
(マネックス証券「ニッセイ外国債券インデックスファンド」より 2016/01/06)
他に「eMAXISバランス8資産均等」もありましたが同じ時期に売却しました。
このトランプ相場にどう対処すべきか
現在保有しているのは次の3銘柄です
- ニッセイ外国株式インデックスファンド 約1/2
- ニッセイ日経225インデックスファンド 約1/4
- ニッセイTOPIXインデックスファンド 約1/4
トランプさんが大統領になることになって相場が急に変化しました。
これからどうなるのでしょう?
(マネックス証券「ニッセイ外国株式インデックスファンド」より 2016/01/06)
(マネックス証券「ニッセイ日経225インデックスファンド」より 2016/01/06)
- ニッセイ外国株式 10%程度上昇・半分売却
- ニッセイ日経225 10%程度上昇・全部売却
- ニッセイTOPIX 10%程度上昇・全部売却
トランプ相場もハネムーン相場が終ればいつまで続くか分かりません。そろそろ現金に変えて値下がりを待つ時期なのではないかと考えました。
そして、下した決断が「ニッセイ日経225」と「ニッセイTOPIX」は全部売却。
ニッセイ外国株式は半分売却です。
とりあえず利益を確定させました。
まとめ
ほったらかしが基本のインデックスを積み立てる投資をしています。トランプさんがアメリカの大統領に就任することが決まったことから相場が上昇しました。
このままいつまでもこの相場が続くのか、実際にトランプさんが大統領になると相場は下がってしまうかもしれません。
そこで、一旦現金にすることにしました。
今後は様子をみながら、積み立てを再開する予定です。